mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

世界遺産「九寨溝」で森林浴&マイナスイオンいっぱい!

2011-06-07 11:41:31 | 旅行


運転手さんが7時に迎えに来て九寨沟の入り口まで案内してくれると言うので6:50に下に降りていくと
運転手さんはもう来て待っていてくれました。

夫が言うには、「お金は要らない。 サービスだ!」そうです。 何とご奇特な!  
昨日の800元が一寸高すぎたから? 余計なことは考えずに、お言葉に甘えて車に乗りこみました。 

昨夜の移動中はすっかり日も暮れていましたので全く周囲の風景は分かりませんでしたが、とても綺麗な街です。 

 2 3 
1;運転手さんは老人割引がある筈だからそれを使うようにと、窓口まで連れて行ってくれます
2;入山券と専用バスカード(乗り放題)~中国にしては紙の質がとてもいい! 世界遺産だから?
3;ここでも九寨沟の地図を持った人が沢山いて寄ってきます。(左女性) 
  運転手さんは地図を見ながら観光の仕方を指南してくれました。(至れり尽くせりのサービスです!) 


九寨沟は中国でも最も美しい景色の代表としてよく教科書に出てきますので、是非来てみたい所でした。
PC上で資料を探していて、面白いサイトを見つけました。  
これを読まれてからブログをご覧いただくと、より分かり易いと思います。こちら

専用の観光バスで一気に終着駅の原始林まで来ました。 この森林の中を歩くのですね!



ここが出発点。 石碑には海抜3060mと記されています。

1 2 3 4 5
1;案内板も整備され、2&3;遊歩道もとても歩きやすく作られています。
4;途中にはやはりチベット族の宗教塚がありました。 5;木々の間から山も見えてホッとします。

6   7;
6;森林内にはこの様に木の名前を書いた札が掛けられた木が沢山あり勉強になります。
7;30分程で初めの駐車場に戻ってきました。 他の方たちはバスで観光をしながら下って行くようですが、私たちは遊歩道を歩いて下ることにしました。

 次の目標は天鹅海です。

    天鹅海に到着です

遊歩道を歩きながら、以前歩いた日本の奥入瀬渓谷や尾瀬沼、尾瀬ケ原を思い出していました。
規模は全く違いますが・・・「こんな感じ日本のどこかにあったなぁ!」

 

 川辺に咲いた花たち

         
a b c d
上の断の花は何だか分かりませんが、a;日本の玄海ツツジのようでした。 b;夫が「ウドだと思うよ!」と言うので帰って調べてみたらとてもよく似ています。 ここらの人はウドは食べないのかなぁ? c;柳の花に似たもので春になると綿毛が雪のように舞い降りてきます。(遊歩道にはもう落ちてきた綿毛が積もっていました) d;夫がカタクリの花に似ていると言うのですが・・・?

 次は鷹爪洞となっています。 が、見つかりませんでした。

 

    

夫は地図を片手に草海を探します。 が、「ないなぁ!?」 「もう着いてもいいはずなんだけど・・・?」

   
遊歩道を清掃しているおばさんにききましたが分からず、また暫く歩き続けます。




これを書きながら、時間と写真を照らし合わせて多分これだろうと言う草海の写真です。

ここまで3時間は歩きました! お蔭で若かりし頃の山男&岡女の気分を甦らせて楽しい散策となりました。
疲れて来たと時間が迫って来たのもあって次の箭竹海まではバスに乗ることにしました。

  

やはりバスは楽ですね。 あっという間に到着です。
ここの水もとても綺麗で、池に沈んだ倒木から新しい命の芽生えがありました。 とても珍しい!

 

熊猫海

ここは昔パンダが生息していたことからその名が付いたという湖です。
今でも時折パンダが出没する・・・・・?という噂(定かではありません)。

    

観光客が多いせいか、チベットの民族衣装を着ての写真撮影の営業が盛んです。
チベットおばさんが盛んに「シャシン80元!」「シャシン80元!」と寄ってきます。 シャシンて日本語でしょ?
「高いからいい!」と、何度もはねつけますが、一気に「じゃぁ、20元。シャシン20元!」と、大幅ダウン攻勢。
私は全くその気はなかったのですが、夫が、「20元なら安いよ、記念に着て撮ったらいい!」と言います。
元来いたって素直な私、「そうね!」 衣装選びも出来ず、おばさんが持ってきたものを着せられて・・・。
「記念だからおばさん一緒にシャシン撮りましょう!」  
おばさんは恥ずかしがって遠慮していましたが、客の言葉には逆らえず、一緒に納まってくれました。 
馬子にも衣装と言うけれど、私には何とも似合っていない衣装です!

 

五花海

  ここも九寨溝を代表する「海子」(池)のひとつで、観光客で一杯です。

 

この辺から少し川の状況が変ってきました。


この辺りは珍珠滩といい日本語で真珠浜と呼ばれるところらしいです。

「珍珠とは真珠のこと。斜面を流れる水の飛沫が真珠のように見えるのが大変美しい珍珠灘、その水が幅310メートルの滝となって流れ落ちる様はなんとも迫力があります。」と説明されています



珍珠灘瀑布は、九寨溝でもっとも美しい滝である。向かいの崖の上から瀑布を見下ろすと、激流は長さ約500メートル、幅200メートル近く。それは曲線を描いて深さ40メートルの谷底へと流れおち、なんとも優美、秀麗である。谷底の傍らから仰ぎ見ると、また別の趣がある。落水の音がとどろき、しぶきが飛び散り、はね上がり、まるで勢い盛んな「千軍万馬」のようである。

山の中に突如現れた大きな滝に皆驚き、大喜びで記念写真を撮ります。
すごい勢いで落ちてくる水は飛沫となって私たちにもかかってきます。 マイナスイオンの嵐!!!

 

 サムネイルもアップし置きます

運転手さんのアドバイス通り、午前中はY字の右の路を一気に原始林まで登り、三時間ほど遊歩道を歩いて下り、後はバスを乗り継いで観光しながら下ってきました。

午后は分岐点から出ているバスに乗って、左の路を又、一気に長海まで上り、観光しながら下りてくる積りでしたが、長海と五彩池を見た後は疲れがどっと出て、興味が薄れてしまい「何処も午前中に見たのと同じようなものよね!」とバスから降りずに車窓からの観光にしました。

一番上の長海は海抜3150mです。

五彩池の水もとても綺麗でしたが、水量があまりありませんでした。


車窓からの景色。
        

 


「九寨沟民族文化村」

    
バスで下って、別のバスに乗り換えるように言われて降りた所に、チベット族の運営する「九寨沟民族文化村」がありました。
民族刺繍やパンダのキャラクター品、木工細工などが置いてあり、壁にはチベット族の文化や風習についての説明のビラが貼ってありました。

 

 地図を見ると、ここから入山センターまで「樹正景区」となっています。
石碑には「樹正群海ー大小の湖が19個ある。梯子状の湖群れに形成されている。全体からみれば段差がはっきりしている。緑の中に含まれているブルーはまるで童話のように天真、自然である(原文のまま)」と日本語の説明も書かれています。

 

次はチベット族の民俗芸能見物です


黄龍~息を呑む絶景

2011-06-05 22:50:26 | 旅行

   

約4時間遅れで飛行機は「九寨黄龍空港」に到着しました。 外に出たとたん、「ん?」何だか眩暈がして息苦しい感じです。
夫も「少し気分が悪いなぁ!」 ここは標高3448m余りもある高地。「天国に一番近い・・・」って感じです。

  2  3
1;空港から外に出ると、沢山のタクシーが待っていて客引きをしています。
大体がツアーで来るので、路線バスは通っていないようです。  取り敢えず、料金交渉を始めます。

夫の計画では空港→川主寺まで行きホテルを確保→黄龍観光の予定でしたが、運転手さんはこのまま黄龍観光に行き、宿泊は明日観光予定の九寨沟にした方がよい、宿泊先も自分が手頃なホテルを予約しておくからと言い、全部で800元で良いとの事。
何とも面倒見の良い運転手さんで、初めは少し疑っていましたが、「まあ、乗ってみるか!」と言う気分になり運転手に全てお任せしました。

2;この辺はチベット族の住む町で雰囲気が少し違います

3;高山病予防にと薬局に連れて行かれ、アンプルを3本も飲まされました。

 

私は九寨沟の知識だけしかなかったのですが、黄龍は九寨沟に増して素晴らしい所でしたこちら



初めはこの様なのどかな風景を見ながらのドライブでしたが・・・



私達が向かっているのはあの白く雪を頂いた山!?



ひゃ~!凄い! 初めて経験する景色です。



運転手さんが車を停めたのは標高4007mの場所。 薬の効果があったのか気分は良好です!

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周りには色んな記念日がありました。
1;毛沢東の書いた詩「雪宝鼎」の碑の前で運転者さんと記念写真。
2;チベット族の作った宗教的な碑
3;「南無阿弥陀仏」と彫られた石碑もありました。


 

私達は運転手さんのアドバイスで左手の山の尾根にあるロープウエイで一気に登り、遊歩道(夫の左手上)を歩いて下りてきます。(彼の話では若者で3時間、私たちだと3,4時間はかかるかもしれないとの事です)

遊歩道の周りには石楠花の原始林が続いています。  日本で見るものと違って、丈が高く花が小さいようでしたが、花を愛でながら歩くのはとても気分が良いものです。
他にも高山植物?の花がいろいろ咲いていたのでシャッターを切ったのですが、何故か綺麗に撮れていませんでしたので割愛します。



夫は遊歩道に伸びた木から気を頂くのだと、しきりに木から気を取り込もうとしています。

 

生憎、陽も暮れかかっていて、天気も悪く本来の美しさを見ることは出来ませんでしたが、それでも今までに見たことの無い絶景に心が弾みました。
NHKで放送された黄龍をご覧下さい。

    





とうとう雨が降り出してしまいました。  途中で出会った台湾ツアーの日本語の堪能なガイドさんと色んな話をしながら下りました。
彼が「此処で記念写真をとらなくちゃ!」と、シャッターをおしてくれました。



本来なら水が溜っていて綺麗なのでしょうが、水枯れ? でもとても不思議な光景です!



石の上を水が流れています。  暑くなったら子供達はこの中に入って遊びたがるのではないかな!?
世界遺産だから駄目でしょうね。

少し下流には水が少しありました。  観光スポットになっているようで展望台も設えてあります。
お天気がよければもっと素晴らしい色彩の光景が観られたのでしょうね!


嬉しい出逢い!
 

階段の一番下の黄色い線の右の柱の影にリスが居ます! 判りますか?

 



3時間かからずに下山できました。 運転手さんに「若者並みの元気ですね!」と褒めていただきました。
整備された遊歩道がとても歩きやすく、心配していた足も何ともありませんでした。

親切な運転手さんのお蔭で、ロープウエイ降りて五彩池辺りまでを散策し、標高3858mから3080m片道3.8kmの道程を途中で酸素を必要とすることもなく、楽しく歩き通すことができ感謝です。
飛行機が遅れず、お天気の良かった午前中に歩けてたら、もっとゆっくりこの景色を堪能できてよかっただろうと少し残念でもありました。

 



放牧された馬、他にもヤギや羊も居ました。



雨が上がり、山に雲がかかっています。 来る時とは又違った風景に「わぁ!」



沈みかけた夕陽の美しさに感激!(時間はすでに20時です)  これから2時間かけて九寨沟に向かいます。

 


中国の不思議~病院

2011-06-05 20:38:02 | 中国の不思議

中国人の友人Lさんが病院に連れて行ってくれました。

今日は日曜日なんだけど・・・?  休診ではないのでしょうか、大勢の患者がいます。

受診の手続きも全てLさんにお任せで・・・。(パスポートを持参するのを忘れたのに気づき慌てましたが、必要ないとの事???)

一般受付に行くと、救急の方に回るように言われます。

救急の外科診療室には一人の医師がいて、診察をしています。


不思議①~受付も無く、看護士も一人もいません。  勝手に入って行き、医師に状況を告げます。
レントゲを撮ってくるように言われ放射線科に行きます。

不思議②~レントゲン室に行く前に、会計に行き料金を払わないといけません。
30分待った後、レントゲン写真を持って医師の元にいきます。

不思議③~レントゲンを見せての説明は無しで、医師はやはり骨が折れているのいるので、薬を買ってくるようにと処方箋を書いてくれます。 
再度会計に行き、薬の料金を払い薬を貰います。

不思議④~医師は付き添いのLさんと夫に外で私の足に塗って来るように指示をします。
塗り終えた後、医師の元にいくと、ベッドに寝るように指示され、医師の手で固定作業をしてくれます。
その時の補助も夫がやらされているようでした。

不思議⑤~松葉杖を貸してもらえないかと言うと、薬局に行って自分で買いなさいと言われます。
Lさんと夫は車椅子に乗った私を連れて、病院裏の薬局へ行きます(案外遠かった!)

今日行った病院は前学期同学が入院して見舞いに行ったことのある青島市市立医院です。
青島市の中でも近代的な病院として有名ですが、日本と比べると???が一杯です。 
レストランやマーケットなどはこんなに従業員が必要なの?と思うほど溢れているのですが、中国は看護士不足でしょうか?

これで総額487.5元(6000円弱)の治療(松葉杖代130元を含む)です。

保険もないし、もっと高額になるのかと思っていましたが案外安くて助かりました。


嬉しいこともありました。 タクシーで病院について、Lさんが車椅子を借りに言っている間少しずつ歩いていました。
すると、一人の中年の中国人女性が近寄ってきて、「私が背負っていってあげるから・・」と言います。 大丈夫ですと言っても、遠慮していると思ったのかしつこく(失礼)言ってきます。 夫がついているのに・・・おじいさんだから背負えないと思われたのでしょうか?
「いま、車椅子を借りに行っているので大丈夫です!」と言うと、納得して去っていかれました。(ありがとう!)

帰りに乗ったタクシーの運転手さん。  私の足を心配してわざわざ運転手席から降りてきてドアを開けてくれたり、何かと気を使ってくれます。
宿舎に到着し、私がぎこちなく松葉杖をついて歩いて行くのを心配そうに見送ってくれました。

 

帰りに渡されたカルテ?のようなもの。中には私の病状がドイツ語でも英語でもなく普通人には読めないような中国語で書かれています。
薬は上が固定する前に塗らされたもの、下は1週間分の消炎鎮痛剤(漢方)です。

暫くお世話になる松葉杖。 慣れるのに時間がかかりそうです。

 現在の私の右足(巻き方ちょっと荒っぽいでしょう!?)

 


本日の朝市⑱~不運な出来事

2011-06-04 19:19:30 | 朝市

今日も途中どんな花が咲いているのだろうと楽しみに出かけました。

何時もカササギが遊んでいる丘に来ると、あちこちにバラが咲いています。  

帰りだと荷物があるので、先に写真を撮っておこうと上っていきました。

 

バラたちはもう散り始めていたのと、水不足でちょっと可愛そうな状態いでした。

これは何の花でしょう!?  珍しいなぁと思いながら次に移ろうとした時、足をすくわれ転倒してしまいました。

そこには落とし穴のような穴が開いていて、私はそこに嵌っていたのでした。

直ぐに起き上がり歩き出しましたが、捻挫のような痛さとは違います。

左足を疲労骨折したときの痛さに似ています。

夫の「私が一人で行ってくるから先に帰って休んでいなさい!」と言う言葉に甘え、部屋に戻りました。

何と迂闊なことでしょう!  何時も足元には注意していた積りでしたのに・・・。

 

 買い物は黒豆、ピーナツ、向日葵の種煎餅、卵、キャベツ、白米、ミニトマトで、96.9元でした。

日本から持参したお米がなくなったので白米を買ってみましたが、細長くて日本の米とは違います。
4kgで32元(400円)の安さですから文句は言えませんね。 

 

 

【ミニ中国語】

真倒霉,受了伤!  zhen1 daomei32, shou4 le軽 shang1 (全くついてない、怪我をしてしまった!)

最近倒霉的事真不少。 zuijin44 daomei32 de軽 shi4 zhen1 bushao43 (最近は全くついていないことが多い)

 


飛行機にトラブル発生!

2011-06-04 14:32:20 | 旅行

私達は9:25搭乗開始の飛行機に乗って黄龙&九寨沟に向かうべく、7時半にはタクシーで成都の空港に向かいました。

ところが、搭乗時間になってもゲートは開かず、離陸時間を過ぎても何の連絡もありません。
すると、搭乗窓口付近で人が騒ぎ始めました。

何があったのかと良く聞いてみると、「飛行機のトラブルがあって、私達が乗る飛行機が成都に到着するのは13時過ぎる」と言うのです。

係員が懸命に説明をしますが、数人の乗客は自分の事情を言い立て何とかしろ!と、言っています。

でも、どうにもなりません。  結局飛行機は13:35発と決まり、私達は航空会社が用意したホテルで休んで待つことになりました。

 12時過ぎにはこの様なお弁当が届きましたが、御飯が不味くおかずも余り美味しいとはいえませんでしたので、残してしまいました。

丁度食べ終わった頃、電話が入り飛行機が到着したとのこと(一安心)で、空港に引き返します。

 

私達の乗る飛行機です。

 

待合室で私達の近くにいて、何かと気を使って下さった安徽省のOさんとお友達になり、アドレスの交換をしました。

きっと遊びに行きますね!  ありがとうございました。

 

9:55発予定の飛行機は3時間半以上も遅れて飛び立ちました。  

中国で旅行をすると必ずこの様なことに出会います。  でも、飛べてよかった!


成都観光~川劇に感激!

2011-06-03 17:26:00 | 旅行

 寛窄巷子をざっと見学して7時半前には到着。 地下の舞台に案内されました。

歌舞伎大好きな私は北京旅行で初めて京劇を観て、中国の文化である京劇も大好きになりました。こちら
大連にも京劇の劇場がありましたので、去年の誕生日に観劇に出かけました。こちら
中国の各地には京劇に似たものが在るらしく、成都にも「川劇」というのがありましたので、これは絶対に観なければとやってきました。
川劇は四川省において300年以上の歴史も持つと言われており、中国八大地方劇の1つに数えられています。

 
地下は吹き抜けになっていてとても趣のある部屋です。

  
既に食事をしている人たちがいます。  私達は食事はしませんので、一番前の席に通されました。 


 

前座?と言うのでしょうか、開演の時間が来るまで琵琶の独奏二胡、古琴、琵琶、揚琴弦楽器の一種での木から作った台形の木に、144本のを張ったものである。これを2本の竹のバチで叩くことによって音が出る)四重奏を聴きながら運ばれてきたお茶を頂きながらゆったりとした気分を味わいました。

    
お茶は私の大好きなジャスミン茶(茉莉花茶 molihua4軽12)でした。 気取って正式な飲み方(右手で蓋を持ち、茶葉をよけて飲む。左手は茶托ごと茶碗を持つ)で頂きました。

  観劇料はお茶、茶菓子(南瓜の種、揚げ菓子、干梅)果物付きで一人168元です。
中国では珍しくお茶がなくなった頃を見計らって、度々お湯を注しに来てくれました。

 

 綺麗なお姉さんの司会で始まりです!

 



突然観客席に男性が飛び出してきて、観客を沸かせます!

     

ある夫がマージャンをして、家に帰る時間が遅くなったので、女房はとても怒っていて、夫を懲らしめたという話らしいです。
女房は燃えている蝋燭を夫の上に置いて、色んな技をさせます。
最後に夫は頭の上の火を消すのですが(どうやって消したのか分らない)、何度も女房が意地悪をしてこっそり火をつけ、夫は何度も消す・・・。
とても面白いストーリーと技に拍手!!!!!


   これは京劇の十八番でしょうか!? 大連でも同じ出し物がありました。
宿屋の主人(黒い衣装)が泊まった客を大事な人を殺しに来た刺客と勘違いし殺そうとする劇です。
明るいのですが、暗闇の中で演じている想定です。 絶妙な間が面白い!

 



最近は京劇にも女性が登場するようになりましたが、川劇にも女性が多かったです。(歌と踊り)

  北京では日本語の説明付きで、大連では日本語の説明パンフを貰いましたので、ストーリーもよく分りましたが、今回は何も無しでしたのであまりよく分りませんでした。
舞台横の電光掲示板に台詞が出てきましたが、早いのでよく読めませんでした。

 



二胡の演奏(揚琴の伴奏つき)

 なかなか上達しない私の二胡。  素晴らしい演奏にうっとりの私です。


   
手影shouying33(影絵) これは何処も同じようですね。

 

    

川劇で特に有名なのは、瞬時に顔が変わる变脸bianlian43(日本では「変面」と呼ばれている)です。
この変面は、中国の文化国宝に指定されており、門外不出とされています。

途中で舞台を降りてきて、目の前で見せてくれたのですが余りの速さにどうなっているのか全く分りません!



最後は素顔を見せてくれました。  本当に鮮やかな演技に拍手!!!!!

 

 

これで24日の成都市内観光は終りです。
明日は飛行機で黄龙&九寨沟にいきます。


成都観光~「寛窄巷子」

2011-06-02 17:41:38 | 旅行

四川省成都の昔の街並みがそのまま残る寛巷子、窄巷子、井巷子。歴史文化保護区「寛窄巷子」は、この3つの平行して作られた昔ながらの街並みと、その間にある45の明・清時代の四合院西洋風の建築物からなり、南方地域では唯一この場所で北方の胡同(路地)文化と建築様式を見ることができる。

  • 観光ポイントは寛巷子、三つのポイントがある。
  • 「寛巷子」は古成都の「暇な生活」様子を表しています。人々がそこに住みながら商売をやっている。また旅館、老茶館や本場四川料理を出しているレストランなどもある。
  • 「窄巷子」では古成都の「ゆったりした生活」風情を息づくことができる。西洋風のレストラン、喫茶店、軽食店などが軒並んでいる。
  • 「井巷子」は「寛窄巷子」と違って、成都人の新しい生活が登場しています。バー、夜店、甘味店、小売店、レストラン、娯楽施設などが若者の人気を呼んでいる。
  •  

    タクシーで5分、 運転手さんの「此処ですよ!」の声に、バスから降りると・・・・。

    わぁ~! 何とも言い表しがたい感じの街並みがありました。

    私のカメラはバッテリー切れで、撮影ができません(涙)
    先ずは、教えてもらったお店を探さなくてはいけないので、一回りして見ることにしました。

     

    ありました!  綺麗なお姉さんのお出迎えで夫は早速中に入って状況を聞きます。
    川劇の公演は夜7時半からとの事で予約をして、一旦ホテルに戻って休息をとることにしました。

       ↓

       ↓

       ↓

    ホテルで2時間しっかり休息をして、再びタクシーで寛窄巷子に向かいます。

     

     

    丁度夕食時とあって、このように簡単な食事が出来るところは満員です。
    私達は遅昼を取っていましたが、夫は小腹がすいたと、右写真の八宝菠萝饭babaoluobofan13224(パイナップルの上にもち米飯を乗せて蒸したもの)を珍しいから食べてみたいと注文し、下のパイナップルまで食べましたが、他の中国人は食べないで残していたようです。 なぜ? (勿体無いは日本人の特質?)
    お湯飲み茶碗くらいの大きさの小さな茶碗で、12元は高いですね!

    因みに八宝饭とはもち米にこし餡・ハスの実・ナツメ・干し葡萄・干しリュウガン等を加え、氷砂糖で作ったクズ餡をかけて蒸しあげた甘い食品」らしいですが、乗っていたのはナツメだけでいたって簡単に作っていました。

     

    中国の街には意味も無くこの様な像が置かれているのをよく見かけますので、初めはこれも像かと思ったのですが、店の前に座ってパフォーマンスをしている人でした。

     

    この街の魅力をどのようにしたら効果的にお伝えできるか色々考えていましたら、なかなか進みませんので取り合えずシャッターを切った写真の中から何枚か並べてみました。
    私は夫々のお店の看板の字に惹かれましたが、皆さんは如何でしょうか!?

     



    入り口で事を演奏して、お客を招いています。

    入り口に誰も立っていないお店は格好の記念写真撮影スポットになっています。

     
    お店の外にこのようにテーブルを置き、中に入らなくても気楽に食事やお茶が楽しめるようにしてあるお店もありました。
    素敵なコーナーでしたよ!



    大体入り口にこの様な若いお姉さんが立っているのですが、とても無愛想で何の為に立ってるの?と聞きたいような・・・・。
    建物にあわせた服装をするとか・・・、工夫も必要ですね!

     

    此処は衣装は決まっていたのですが、これじゃ日本人は気後れして入れませんね!



    此処はとても大きな建物で、看板を見ると新しい音楽を聞きながら食事が出来る場所のようです。
    宿泊も出来るのかな?

    スターバックスコーヒーです。 錦里でも見かけましたが、此処にもありました。
    普通、コーヒーと言えば、中国では上島咖啡のお店が多いのですが、最近スターバックスが進出してきたようです。

      

    もう随分暗くなってきました、入り口のお姉さんはおしゃべりに夢中です。

    写真は撮りましたが、小物のお店は錦里と大体同じようでした。
    この手工芸のお店のものはとても繊細にできていました。

     

    街の素晴らしさをお伝えする積りがいつの間にか案内のお姉さんの評価をしていました。

    お許し下さい!

     

     

    次はいよいよ川劇観賞です!


    パワーポイントを使って表演

    2011-06-01 15:10:16 | 学校

    老師に今日の授業で旅行の話をするように言われていました。

    その事を補導の老師のLさんに告げると、私がパワーポイントで資料の作り方を教えるのやりなさい!と言います。

    えっ? パワーポイント! 

    前学期、韓国人の同学がパワーポイントを使って発表したのを見て、「こんな事が出来るって素晴らしい!」と感嘆した事がありますが、自分がやろうなんて思っても見ませんでした。

    私のPCではパワーポイントはで来ませんので、Lさんはわざわざ自分のPCを取りに帰って、今までに作った自分の資料を見せながら説明をしてくれましたが、何しろPC音痴の私です。

    「ふ~ん! わ~! ふ~ん!」


    結局、全部Lさんが作ってくれ私は見ていただけでした。

    操作の方法を教えて貰い、何回も操作の練習をしました。

     :

     :

     :

    そして、いよいよ今日

    私がパワーポイントを使うのは初めてだと言うと、優しい老師は積極的に手伝って下さりスムーズに運びます

     

    私と夫の写真が青島のある山東省から四川省に飛びます! 何と真剣な顔!

     

    足りないところは先生が補足説明をして下さるので、途中から自然と先生に向いて話していました

     

    最後に中国茶道と川劇、チベット族の文化について触れると、途中から先生が入ってこられ先生の独演になりました。
    お陰で5分の表演の予定が20分を過ぎていました。(私、何やってるんでしょうか? )

    初めての経験でとても緊張しましたが、沢山の助けを頂き楽しい発表になりました。

    これを機会にパワーポイントの知識も学びたいと思っています。(好奇心が旺盛なのも困りものですね)

    夫も在職中は会議でパワーポイントは使ってはいたものの、この様な発表の資料作りは不得手なので自分もやりたいと言い始めています。
    夏休みの帰国時に早速パワーポイントのソフトを買う積りです。

    結果は考えずに、先ずやってみる! これは私の長所でしょうが、結果が出ないことには・・・・。


    頑張って、一人で資料を作れるようになりたいと思います!

     


    成都観光~杜甫草堂&青羊宮

    2011-06-01 07:06:07 | 旅行

    私にとっての杜甫は、「国敗れて山河あり・・・」で有名な漢詩春望と、松尾芭蕉に多大な影響を与えた詩人くらいの人でしたが・・・・・・。

    私と同じく、杜甫ついて不案内な方はこちらをご覧下さい。


    杜甫草堂は杜甫が成都に居た時の旧居。いまでは拡張されて、多くの人が作詩のインスピレーションを求めて訪れてくるところとなり、成都市の西郊外の浣花渓の畔にあることから浣花草堂とも呼ばれている。総面積は20万㎡。清の建築風格をもつ独特な中国の「混合式」古典庭園。草堂旧跡内に、目隠し用の壁、正門、大広間、詩史堂、柴門、工部祠が中軸線上に並び、両側に回廊や他の付属建物が対称的に建てられている。工部祠の東側に「少陵草堂」の碑亨があり、ここが杜甫が住んだ茅家。建物は古めかしく質朴で、文化的色彩にあふれている。景色が美しく、成都の名所となっている。

     

       
    中に入ると直ぐに唐代遺跡館がありました。  此処は何かの工事をしている時に偶然見つかったものらしいです。
    発掘時の状態でそのまま保存されています。

        
    園内は思いのほか広く、自然が一杯です。  
    やはり不心得者は居て、大きな竹の上には落書きがありました。(書いた人は記念の積りでしょうが・・・)

       
    杜甫が実際に生活していた庵。
    書斎や、寝室、台所などがあります。(他に客間)
    庭には杜甫の詩?を刻んだ小さな石碑がいくつかありました。

        
    浣花祠の正面には綺麗な女性の絵が掲げられています。
    係員に「杜甫の奥さんですか?」と尋ねると、「邻居!(近所の人)」とつっけんどんな答えが返ってきました。

     
    成都は南方のせいか、あちこちにブーゲンビリアの花がさいていましたが、此処のブーゲンビリアの樹はでとても大きな古木で、根元に「叶子花 yezihua4軽1」と書かれた札がありました。

     

     

     

    青羊宮には杜甫草堂からタクシーで10分で着きました。

    青羊宮は市街地の西部、一環路沿いにある成都市で最も大きな道教寺院。古くは青羊肆または青羊観と呼ばれた。その由来は道教の始祖、老子が青い羊を連れてここを通ったという故事による。唐代に創建されたが明代に焼失し、現存する建物は清代のもので、三清殿前には清朝雍正時代に北京から運ばれた二つの銅羊があり、その中の一つは十二支の動物の特徴を持つ奇特な造形をしている、道教文化の研究には重要な文物となり、病を治すとして多くの参拝者を集めている。。

     



    八卦亭清代に再建された建物で、最大の建物で方形の土台に建てられた八角形の屋根とドーム状の天井は「天は円く、地は四角」という世界観を表現している


        
    宮内のその他の建物 

     

    三清殿は、青羊宫の主殿です。
    三清殿の前には一対の黄銅製の羊が並んでおり、片方が一角でもう片方が双角の羊となっています。このうち、一角の羊は独角獣とも呼ばれる12 種の化身で、耳は鼠、鼻は牛、爪は虎、口は兎、角は龍、尾は蛇、顔は馬、髭は羊、首は猿、目は鶏、腹は犬、尻は豚となっています。青羊は災難をなくし邪気を追い払うことができると言い伝えられています。 

     折角でしたが、羊の像は鉢植えの陰になって良く見えませんね。 アップで撮り忘れました、残念!

     

     

    次は宽卷子です・・・当初、此処は観光予定は無かったのですが、探していた川劇を見られるところがあると言うので急遽此処に向かうことになりました。