mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

成都観光~杜甫草堂&青羊宮

2011-06-01 07:06:07 | 旅行

私にとっての杜甫は、「国敗れて山河あり・・・」で有名な漢詩春望と、松尾芭蕉に多大な影響を与えた詩人くらいの人でしたが・・・・・・。

私と同じく、杜甫ついて不案内な方はこちらをご覧下さい。


杜甫草堂は杜甫が成都に居た時の旧居。いまでは拡張されて、多くの人が作詩のインスピレーションを求めて訪れてくるところとなり、成都市の西郊外の浣花渓の畔にあることから浣花草堂とも呼ばれている。総面積は20万㎡。清の建築風格をもつ独特な中国の「混合式」古典庭園。草堂旧跡内に、目隠し用の壁、正門、大広間、詩史堂、柴門、工部祠が中軸線上に並び、両側に回廊や他の付属建物が対称的に建てられている。工部祠の東側に「少陵草堂」の碑亨があり、ここが杜甫が住んだ茅家。建物は古めかしく質朴で、文化的色彩にあふれている。景色が美しく、成都の名所となっている。

 

   
中に入ると直ぐに唐代遺跡館がありました。  此処は何かの工事をしている時に偶然見つかったものらしいです。
発掘時の状態でそのまま保存されています。

    
園内は思いのほか広く、自然が一杯です。  
やはり不心得者は居て、大きな竹の上には落書きがありました。(書いた人は記念の積りでしょうが・・・)

   
杜甫が実際に生活していた庵。
書斎や、寝室、台所などがあります。(他に客間)
庭には杜甫の詩?を刻んだ小さな石碑がいくつかありました。

    
浣花祠の正面には綺麗な女性の絵が掲げられています。
係員に「杜甫の奥さんですか?」と尋ねると、「邻居!(近所の人)」とつっけんどんな答えが返ってきました。

 
成都は南方のせいか、あちこちにブーゲンビリアの花がさいていましたが、此処のブーゲンビリアの樹はでとても大きな古木で、根元に「叶子花 yezihua4軽1」と書かれた札がありました。

 

 

 

青羊宮には杜甫草堂からタクシーで10分で着きました。

青羊宮は市街地の西部、一環路沿いにある成都市で最も大きな道教寺院。古くは青羊肆または青羊観と呼ばれた。その由来は道教の始祖、老子が青い羊を連れてここを通ったという故事による。唐代に創建されたが明代に焼失し、現存する建物は清代のもので、三清殿前には清朝雍正時代に北京から運ばれた二つの銅羊があり、その中の一つは十二支の動物の特徴を持つ奇特な造形をしている、道教文化の研究には重要な文物となり、病を治すとして多くの参拝者を集めている。。

 



八卦亭清代に再建された建物で、最大の建物で方形の土台に建てられた八角形の屋根とドーム状の天井は「天は円く、地は四角」という世界観を表現している


    
宮内のその他の建物 

 

三清殿は、青羊宫の主殿です。
三清殿の前には一対の黄銅製の羊が並んでおり、片方が一角でもう片方が双角の羊となっています。このうち、一角の羊は独角獣とも呼ばれる12 種の化身で、耳は鼠、鼻は牛、爪は虎、口は兎、角は龍、尾は蛇、顔は馬、髭は羊、首は猿、目は鶏、腹は犬、尻は豚となっています。青羊は災難をなくし邪気を追い払うことができると言い伝えられています。 

 折角でしたが、羊の像は鉢植えの陰になって良く見えませんね。 アップで撮り忘れました、残念!

 

 

次は宽卷子です・・・当初、此処は観光予定は無かったのですが、探していた川劇を見られるところがあると言うので急遽此処に向かうことになりました。

 


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