最近又、日本で震度3の地震が起こっているようですね。
東日本大震災が起こってもう(まだ?)3か月、あんなに大きな衝撃でしたのに、中国に居る私たちには遠い昔の出来事のように感じられるようになっています。
先週末に広島の友人Tさんからメールが届きました。
彼女も私たちの集っている教会の会員です。
地震が起こってすぐに教会では支援物資を集め、又、子どもたちに手作りのバックを作りました。
お二人は広島で集めた物資を持って、すぐに福島に向かわれました。
その時は、娘さんが福島で宣教師として働かれていたので心配で行かれたのだろう、私も彼らの立場だったらそうするだろうなと、思いました。
「皆さんの善意の物資を眠らせておくことができないと毎週、光ワードの駐車場に積み上げられた物資を見ながら考えていた私たちですが、昨日朝、残りの救援物資(不要と断られた物や、前回届けることが出来なかった物)を積んで、夫は単身、車で再び福島に行きました。私は前回の時の車のシートの角度のせいかぎっくり腰になり、先週から再発したために諦めました。(正確には夫に諦めてもらいました。)
今回は救援物資が行き渡らない老人福祉施設や自宅で生活しておられる沿岸部の被災者に配って回ることになっていました。
今日一日、夫の友人が毎週奉仕で行かれている地域に一緒に出向き、福島の沿岸部を走ったようです。・・・・・・。」
お二人は教会の指導者の立場にあるとは言いながら、2度までも福島に足を運ばれたのです。 加えて、添付されていた写真を見て、被災者の方々はまだこんな状態の中に居るのだと胸がふさがれる思いがしました。
このメールを読んで、私は少なからず衝撃を受け、突然「言うは易し行うは難し」と言う言葉が浮かんできました。
思いはあっても実行に移すのはなかなか困難です。
本当に被災地の方々のことを想い、集まった支援物資を無駄にしたくないと言う、お二人の愛と奉仕の心に感動を覚え、感謝しました。
Tご夫妻、本当に有難うございます。
実践の模範を頂き、どんな思いも行って初めて価値があるのだと改めて思いました。
これから、私たちのなすべきことを見つけていきたいと思います。
今、一つだけはっきり分かっていることは、「被災地や被災された方々に関心を持ち続けていく」と言うことです。