mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

本日のおままごと料理

2012-04-08 21:00:14 | 料理

早く旅行記をアップし終えたいと昨日から頑張っていた。

自分でももう少し整理して簡単に書けないかと思っているのだが、性格上細かくなってしまう。

幸い先週は宿題が全くなく、ブログを書くのに専念できた。

 

夫は簡単にさっと書く人なので何とも羨ましい!

夫が「今日は私が夕飯を作りましょう!」と言ってくれた。

メニューは決まっている。

十八番の野菜スープなのだ・・・友人のご主人にお料理上手な方が居て、見かけも素晴らしい料理を作られる。 何とも羨ましいことだが・・・どんな料理にしろ、作ってくれるのは嬉しいことだ。

今日はもう投稿しないつもりでいたが、夫の労を労うつもりで投稿することにする。

 

今夜の食卓は夫制作の野菜スープだけで、あとは残り物の金平と野菜炒め、常備菜のラッキョウの醤油漬け
と鶯宿梅もどき。 主食は二人とも粟粥(夫は日本から持参のふりかけをかけて)

準備も後片付けも最近は積極的にやってくれるようになった。
これからは少しづつレパートリーを増やしていってもらいたいと思っている。

今日も自分の作ったスープを食べながら、「こんな料理でも冬休みにMに作ってやったら美味しいと驚いてたよ!」とまんざらでない様子。 

これからもっともっと孫のMを驚かせてやりましょうね


清明節休暇~旅行後記

2012-04-08 18:41:19 | 中国の不思議

今回の旅行も心配していた天気も大きく崩れることもなく、無事楽しく終えることが出来ました。

威海も栖霞も、こじんまりしたとても空気の良い街でした。

旅行中はいつもうんざりすることの多いトイレの問題も今回はありませんでした。

威海ではバスで現地の方と日本語交流もできたし、どちらのホテルも安くて大満足でした。

 

しかし・・・・・・

やはり、中国の不思議に出会ってしまいましたので少しご紹介します。

   

中国の汽車の駅やバスターミナルでは大きな袋を抱えた人に出会います。 しかもそれは肥料や米の袋です。  袋一杯に詰め込まれた荷物を軽々と運ぶ中国の男性は何とも逞しい!

煙台から栖霞に向かう車中、私の隣には背広姿の男性が座りました(座席指定)。 
ところがその男性から凄い匂いがしてくるのです。 途中では車掌さんが説明をしているにも関わらず携帯で大声で話し始めました。 彼が途中で降りるまで、なるべく息を吸わないようにしていましたが・・・
携帯もお持ちだし、身なりもきちんとしていましたのに・・田舎ではシャワーもままならないのでしょうか?
 

  煙台に着いた時は小雨が降っていました。 ホテルに向かう道にこの様な姿のお婆さんがいました。(左)  初めはどうしたのだろう?と心配したのですが、すぐに中国にはよくいる人だと分かりました。 それにしても、この姿を見ても誰も気に留める人はいません。

島のバスターミナルから宿舎に帰る為にバス停に歩いていると、又このように通行人に手を差し出しているお婆さんに出会いました。 今回も誰も気に留める人はいません。 

大連では決してお金を与えてはいけないと注意されていましたので、もう一度中国の学生さんに尋ねましたらやはり青島でも与えないようにしているとの事でした。
中国人が思っているようにこの様な事を仕事にしているのか、本当にの所は分かりませんが、どちらにしても国が何とかした方が良いと思うのです。 

 何処の駅前でも、乗客が降りてくると当地の地図を売りつけて来る人や旅館の客引きがどっと寄ってきます。  青島のバスターミナル付近では椅子に座ったまま声をかけてきましたよ。

 駅前の歩道橋の上でも小商いをしている人たちが居ます。

 道の端に並べられているのは、求人案内のようでした。

 広い道路はいつも箒を持った清掃員がゴミを片付けているので綺麗なのですが、少し狭い道路になるとこの様にゴミが溜まっています。

*何故だかカメラの絞りが狂っていて見辛くて済みません。



大学付近に着いた時には4時過ぎでしたが、疲れているので早夕を済ませて帰ろうと、いくつかの日本料理店を当たりました(二人とも無性に焼き魚が食べたかったので)が全て5時開店です。
仕方なくいつものベトナム料理を食べに行きました。

所がウエイトレスさんは一人しか居ず忙しそうにしています。 夫が指さす方を見ると、何とウエイトレスが一人、店内のテーブルでお休みです。 暫くして、コックさんともう一人のウエイトレスもやって来て、ここで話を始めました。
日本では考えられないことですが、お客が少ないと店員がお客のテーブルで食事をしているのをよく見かけます。
でも、お客が食事をしている傍で休んで居るなんて・・・私たち以外は何とも思っていないようでした!

 

次の休暇は中間考査が終った後、5月の末に9日間の旅行節があります。
私たちは云南(昆明)方面に1週間くらい旅行をしようかと考えていますが、まだ何のリサーチもしていませんので、皆さんの中で旅行されたことがおありの方は何か情報を頂けると嬉しいです


清明節休暇⑨~栖霞;奇石博物館&太虚宮→青島

2012-04-08 13:54:54 | 旅行

本来なら私たちの観光は牟氏荘園だけの予定だったのですが、夫が買ってきた入場券は「奇石博物館」、「太虚宮」の3か所のセット券でした。

どんな所かも分からずに先ずは牟氏荘園の目の前にある「奇石博物館qishi22bowuguan243」に入りました。 入場券の裏に書いてある説明を読むと「全国各地から集められた奇石2000点近くの中には“灵壁石lingbishi242”  が700点余りある。 価格は総価格数億元する石の中には一千万元超えるものが数点、百万元を超えるものが数十点ある。・・・・・。」だそうで、3階まである博物館には沢山の石が展示されてありました。

しかし、美しいには違いありませんが、私たちは石にはあまり興味がないので1階だけ観て次に行くことにしました。
数点アップしておきますので、興味のある方は拡大してご覧下さい。

        

        

 

太虚宮までは距離があると聞いたのでタクシーで行くことにしました。 帰りの長距離バスの時間があったので、運転手さんに夫は「太虚宮に寄って長距離バスセンターまではいくらか?」と交渉すると、20元だとの事でOKしました。
所が、車をを降りて、「見学してくるのでちょっと待ってて!」と言うと運転手は話が違うと言いだしました。
夫は色々交渉したのち、「10分で帰ってくるから!」と言ったのですが、30元に値上げされてしまいました。
私は「ここでキャンセルして帰りは別のタクシーを拾いましょう」と言ったのですが、夫は「タクシーがすぐに掴まるかどうか分からないので10分で帰って来よう!」と言うのです。
私はこんな広い所をどうしたら10分で見学できるのか・・・嫌な気分になってきました。

太虚宮

此処は道教の宮で、この大門は“道”と言う字になっています(私たちは初めは気が付きませんでしたが、そのつもりでじっと見ていると道と言う字に見えてきました。 皆さんは如何ですか?)

清明節には墓参りの他に凧揚げをする習慣があるそうでここにも貸し凧が出ていました(写真左下)

 

      

      

ゆっくり観ることが出来ず、夫が慌て撮って来た写真です。


10分ちょっと過ぎて戻ってくると、運転手は苛立たしそうに車の外に出て私たちの帰りを待っていました。  バスセンターに着いて夫が30元渡すと、運転手は何か言い始めました。  ここで相手をすると難しいことになるので、「あなた早く下りて!」と夫を急かしてセンター内に入りました。 運転手は10分過ぎたのを理由に、きっともっと吹っかけてこようと思ったのだと思います。

中国を旅行する時には弱気になってはだめです。 しっかり自分の要求を主張しないと大変な目に合います。 言葉が分からないから・・・と、弱気になってはいけません。 
向こうが何と言ってきても相手にしないことです!

 

 13:30栖霞に来る、蓬莱→青島のバスに乗るつもりで切符を買いに行ったところ、切符売り場近くに居た男性が外を指さし何か叫んでいます。 外を見るとバスが停まっているのが見えました。11:50分のバスが遅れて来ていたのでした。 運よく空席もあり、無事に青島へと向かいます。

 

     

栖霞→青島の車窓からの風景も、威海→煙台、煙台→栖霞の風景と同様にリンゴ畑が続く何とも牧歌的な風景でした。 一つ気が付いたのはあるの屋根の上にはソーラーシステムが設置されていました。
大連の田舎町はまだまだ遅れた生活水準だと感じましたが、リンゴ農家は裕福なのでしょうか!?

 

思いがけず、ひとつ前のバスに乗れたので青島のバスセンターには3時前に着きました。
今回の旅行で特筆すべきは、私の足がとても元気だったことです。

   一日目・・・9,048歩  二日目・・・16,771歩  三日目・・・13,607歩

日頃の鍛錬(レッグマジック&足首回し)が実ってきたのでしょうか!? 

これからも頑張って続けていきます


清明節休暇⑦~牟氏荘園;建物

2012-04-08 10:40:14 | 旅行

入ってすぐにもうどう行っていいのか迷うほどの広さです。
先ずは建物から・・・

  

入口で本を売っている人たちが居ました。 文字が全て昔の字を使っていますので読み取ることが出来ませんが多分先祖を讃える建物かと。。。(間違っていたらごめんなさい)
後で、「本を買って勉強すべきだったね!」とは夫の反省の弁。



確認できませんでしたが、前に立っているのは孔子像だと思うので、ここは多分「牟家学堂」です。  



【硯部屋】
 
説明によると「天下第一龍硯」 長さ;14.08m 幅;3.6m 高さ;1.38m 重さ;6.8t だそうです。
右のサムネイルは中央付近にある墨をする場所?

中国人は本当に大きな物が好きです。 やはり権力を誇張するためでしょうか!?
他にもいくつかこれより小さな素晴らしい細工の硯がありましたが割愛します。

この楼の主人には妻一人、お妾が二人居て、男の子3人女の子2人の子供がいたようです。
お道具はあとでまとめてアップします。


素晴らしい歌声が聞こえてきますので、探してみると「戏楼xilou42」(舞台)で京劇のようなものが演じられていました。 地方によって伝統芸能の呼び方が違うのでこの地方では何劇と言うのでしょうか?

 

 
娯楽室もありました。 左はカード台(サイコロ賭博?)、 右は麻雀台です。

 

抗日戦争記念館  伙房huofang32(炊事場)
等の建物がありましたが、中の物はまとめてアップします。




建物ではありませんが、私の好きな壁や路地、私の目を惹いたものをアップしてみます。

 
壁の前に沢山の人だかりがあり、何だか騒がしい! よく見ると、壁に色んな隠し絵が填め込んでありました。 私は見つけることが出来ませんでしたが、亀の絵は皆が縁起が良いと触って行くので色が変わっているそうです。

        

 

去年の夏旅した知覧の武家屋敷に在った「影壁yingbi34」(表門を入ったところにある衝立のような壁)がここにもありました。 ルーツはやはり中国なのですね、とても豪華です。

 

門の外の広場にあった鋳造、とても可愛かったのでパチリ    続く


清明節休暇⑧~牟氏荘園;家具&道具等

2012-04-08 08:21:52 | 旅行

この牟氏荘園は「小故宮」と呼ばれていて、沢山の歴史的価値のある物が当時のまま保存されています。


<客厅
keting41> 客間


一寸アングルが悪くてこの部屋の感じが出ていません。 お許しを!
テレビに映っているのはここで実際に撮影された「牟氏荘園」と言うテレビドラマです。

歴史好きの夫は帰りにDVDを買って帰りましたので、私もゆっくり観てみたいと思います。

   

<宴会室yanhuishi444
 

牟家では度々大宴会が開かれていてとても豪華だったのでこの宴会を“十大碗shidawan24”と呼んでいました。
因みに十大碗と呼ばれる宴会は結婚式や長寿の祝、子供の健康を祈る祝などの特別の宴会を言います。
牟家の宴会はいつもこの特別の宴会の料理を出していたのでしょう。 十大碗の内容は読み取れませんでした。
当時の食器などが残っていました。


<卧房wofang42> 寝室

      

誰の寝室だったのでしょう? とても立派な家具でしたし、喫煙具もありましたから家長の物でしょうね。

 

<小姐室>
 
小姐xiaokie33とは、若い女性の呼称ですので、ここに住んでいた娘さんの部屋だったのでしょう。
ファッションや小物もとても素敵です!

 

<喜堂>
「喜堂xitang32」とは婚礼の式場のことですが、中には嫁入り道具や寝室の模様が展示されてありました。

新婚さんの部屋は全てピンクや赤で統一すると前学期の文化の時間に学びました。


1 2 3 4
1;祝飾り  2;花嫁の持参品は沢山展示さえていましたが、昔母が使っていたような懐かしいアイロンを見つけました。  3;男輿(ご主人専用の物だったのかもしれません?)  4;女輿

  

<炊事場>
  ピンボケで申し訳ありませんが、懐かしい台所の風景です。


<硯部屋>

室内には見事な書が沢山展示されていました。


 

 

庭に置いてあった甕には金魚が泳いでいて、小銭が投げ込まれていました。 他でもよく見かけますが、まさか日本人観光客が始めた習慣ではないでしょうね!?(今度中国人に確かめてみましょう)

また貸衣装屋もあって昔の女性の衣装を着て若い女性たちが写真を撮っていました。

 

 <その他の展示物>


説明を読むと、「この付近の地下10cmの所に埋められていた甕の中に入っていた・・・数は50個・・・」だそうです。

夫が文化の授業で老師に聞いた話によると、「旅をする時は大きな銀の貨幣(この様な形の物?)を持ち、支払う時はそれを削って重さで支払っていた・・・それでお金のことを块kuai4(塊)と言うようになった」そうです。

1 2 3 4  
1;穀物を貯蔵する籠  2;籠の升  3;木の升(日本の物と形が少し違う)  4;天秤棒

 

何故か「抗日戦争記念館」に並べられていた物です。

1 2 3 4 
1;織機  2;大八車  3;石臼?  4;農耕器具


 

外に設置されていた灌漑用の足漕ぎ水車です



子どもたちが次から次に楽しそうに漕いで遊んでいました。 夫もこういう物にはとても興味があります。

 

お天気が良いので庭で楽しそうに碁を打っているご夫婦?が居ました。


では、これで失礼します。  また、ゆっくりお邪魔できると良いのですが・・・      続く


<お詫び>
清明節の休暇で観光客がとても多くパスした所や、見落とした所が多々ありますので正確なリポートになっていないと思いますが、お許し下さい。