中国に来て初めて私はストレスに弱い人間だと自覚した。
私は普段思ったように生きているのでストレスなどないのないと思っていたのだが・・・
若い時分は「最近はストレス溜まっちゃって! カラオケにでも行って発散しなくちゃ!」と言う友人の言葉を「ストレスってそんなことで発散できるものなんだ!?」と思ったりした。
物の本によると発散できるストレスと言うのは単なる不満に思う感情に過ぎないらしい。
本当のストレスは本人の気付かない内にたまって体に不具合を起こす。
中国に来てすぐの春に5日間の北京旅行から帰って38度の熱を出した。
幸い熱は1日で下がったのだが、日頃は熱が出ることが無いのでどっと寝込んでしまった。
原因は分からず仕舞いだった。
その後、旅行中に膀胱炎の症状が出て気分が悪くなったが、夫が薬局で買ってきてくれた薬を飲むとすぐによくなった。
その後も旅行の度に膀胱炎を起こしその度に薬局に駆け込むことになる。
それで我が家には膀胱炎の薬の箱がたくさん貯まってしまった。
昨夜も少し考えることがあって、夜遅くまで起きていたら突然膀胱炎の症状が現れた。
自分では気づかない内に精神的にも肉体的にもストレスが溜まってきていたのかもしれない。
急なことで驚いたが、薬箱を探してみるとやはり幾箱も残っていた。
取敢えずはこの薬を飲んで寝たら朝には症状は治まっていた。
日本だとすぐに抗生物質を飲まされることになるのだろうが・・・成分はよく分からないがこの薬のお陰で助かっている。
本当にストレスとは厄介なものだ。
一途に突っ込む性格が災いしているのかもしれない・・・もっとリラックスすることを考えよう