「うめえ。 あ~ん したげるから 口あけろよ」
と、隣に座っていた 晋が スプーンを 持ち上げた。
、
「夏って 感じだよな~~。
俺、とうもろこし好きじゃん。
枝豆も 好きじゃん。
で、 智香のことも 好きじゃん。
だから 俺 幸せじゃん!」
、
そういって ビールを がーっとのんで ガハハハハと 晋が 笑った。
絵に描いたように にこっと 笑う 晋の顔は、整っていないけど かわいらしい。
、
智香の本命君は、3日間の出張で 東京を 離れている。
そんな時、電話一本で 飛んでくる 晋の存在に 智香は 癒されていた。
、
晋は スプーンから フォークに 持ち替えて、枝豆を つぶしながら、食べていた。
、
「智香 まじ うめえよ。
この日本酒も おいしいだろ?
智香に 呑ませたかったんだ~。
だから 智香用に 用意してたんだぜ。
連絡きたら ほいほ~いって 持っていこうとおもってさ。」
晋は また ハハハっ~~って 幸せように 笑ってる。
、
晋とは 近所に住んでるから、お酒を飲むことはあっても、手をつないだことも キスを したこともない。
、
どこまでが 冗談で どこまでが 本気なのか わからないところが、晋のいいところ。
いや、悪いところかな。
、
ちょっと 酔いがまわった 智香は、晋を 見つめた。
「智香、色っぽいな~~。
やっほー。俺様、ラッキー君」
照れながら、晋が 目をそらそうとした瞬間、
智香は 目を とじて、晋のキスを 待った。
、
初めての 晋との キスは バター味でした。
♪枝豆&コーンの 塩バター♪
材料 ・・・4人分 5分
ゆでた枝豆 ・・・ひとつかみ
ゆでたコーン ・・・ひとつかみ
塩 ・・・ひとつまみ
バター ・・・10g
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作り方
1.フライパンに バターを溶かして、コーンを入れます。
コーンが ふっくらしたら、枝豆を 加えて 塩を ふります。
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☆ 冷凍枝豆・コーン缶でも おいしいです
☆ この一口 幸せなかんじです。
☆ コーンは ストウブで 蒸し茹ですると おいしい♪
☆
「智香と そんな風になっちゃって
俺様 超ハッピー君」
BY 晋