凡凡「趣味の玉手箱」

キーワードは中国です。中国以外のテーマは”趣味の玉手箱にようこそ”で扱っております。

中国のハッカー近く日本攻撃か

2005-07-31 22:53:35 | 中国関連ニュース
読売新聞7月31日朝刊から

中国最大のハッカー組織「中国紅客同盟」(メンバー約3万5千人)が、近く、日本への大規模なハッカー攻撃を行う可能性があることが30日明らかになった。

同サイトの責任者はネット上で歴史問題や東シナ海のガス田開発問題などで日本を痛烈に批判。メンバーに対し、攻撃に備えた準備態勢をとるよう指示している。

具体的な攻撃対象は明かしていない。

同組織は熱烈な愛国主義を唱え、過去に日米政府機関などの公式サイトを攻撃したことで知られる。

殺すには惜しいが

2005-07-31 06:40:36 | 十八史略を読む
十八史略を読む-42 戦国の七雄-2 趙 その4 殺すには惜しいが
「十八史略:徳間書店発行、丸山松幸、西野広祥編訳、1987年7月九刷」から

殺された知伯には予譲(よじょう)という臣下がいた。予譲は知伯の仇を討とうと思い、囚人になりすまして、襄子の館にまぎれこんだ。

厠の壁を塗りながら、隠し持った短剣で機会があれば襄子を刺そうとした。まもなく襄子がやって来た。が、襄子は何となく胸騒ぎを覚え、当たりを確かめさすと、予譲が見つかった。

襄子は予譲を詰問した。「おまえはかつて范(はん)氏、中行(ちゅうこう)氏に仕えた男でそれを滅ぼしたのは知伯だ。おまえはその仇を討たぬばかりか、逆に誓いをたてて知伯に仕えた。知伯が滅んだときだけなぜ仇討ちに執念を燃やすのか」

予譲は答えた。「范氏、中行氏に仕えたことは仕えたが、その待遇は十人並みだった。だから十人並みに報いたまでだ。それに対し知伯は私を国士として遇してくれた。だから国士として報いるのだ」

これを聞いた襄子は「この男は義士だ。許してやれ。今後は自分が注意すれば良いのだから」と。

刑死を免れた予譲は、こんどは漆を体に塗って癩廟(らいびょう)に見せかけ、さらに炭を飲んで喉までつぶし、町を乞食して歩いた。妻でさえ道であってもわからぬほどであった。

ところが,友人の一人が乞食を予譲と見抜いて忠告した。「うまく襄子に仕えれば、才能があるのだからきっと傍に近づけよう。その上でめざすところを実行すれば良いではないか。何を好んで自分の身をそれほどまで苦しめるのか」

だが、予譲は「そんなやり方ができるか。臣下の礼を取りながら、その命を狙ったのでは初めから二心を抱いて仕えたことになる。確かに俺は困難な道を歩いているが、それは、後世、二心を抱いて仕えるものを恥じ入らせようと思うからだ」と答えた。

ある日、襄子の外出に当たって予譲は橋のたもとで待ち伏せした。襄子の馬が橋にさしかかったところ当たりの気配に馬が驚いて立ち上がった。

襄子が当たりを確かめさせると、はたして予譲が見つかった。襄子はやむなく予譲を殺した。

中国海洋石油ユノカル買収を断念

2005-07-30 17:40:16 | 中国関連ニュース
読売新聞7月29日夕刊
読売新聞7月30日朝刊

中国海洋石油総公司(CNOOC)は29日米国石油9位ユノカルの買収を断念したことを、公司担当者が読売新聞の取材に応えて明らかにした。米国政府がユノカルの買収を事実上阻止する条項を可決したことが背景にある。

深刻なエネルギー不足に悩む中国にとっては大きな痛手となりそう。

しかしCNOOCを含む中国の国有3大石油企業は今後も、中国政府の意向を受け、海外の油田・ガス田などエネルギー権益を企業ごと買い取る買収戦略を続ける見通しで、中国と各国のエネルギー摩擦は一段と激化しそう。

太陽系に「第10の惑星」

2005-07-30 17:24:24 | 思いつくままに
読売新聞7月30日夕刊から

NASA発表。冥王星より遠く大きく、冥王星と同じく違和や氷の固まりと推定されているという。実は観測されたのは2003年10月だったが、距離が遠いために詳しいことがわからなくて再分析の結果惑星であることが明らかになった。

正式名は未公表だがすでに国際天文学連合に提案されたという。

それにしても理科の教科書の記述を変えなければいけないほどの大きな発見ですね。

エイベックス、オプテックスなど業績修正銘柄

2005-07-30 09:15:22 | 株主の独り言
業績修正銘柄(括弧内は銘柄コード:決算月)

上方修正銘柄(関心のある銘柄のごく一部です)

:オプテックス(6914:12月本決算、木曜日に株価急騰)、三共(4501:9月中間)・第一製薬(4505:9月中間)、参天製薬(4536:9月中間、3月本決算)デンソー(6902:9月中間)昭和シェル石油(5002:6月中間)

下方修正銘柄(関心のある銘柄のごく一部です)

:味の素(2802:9月中間)、エイベックス(7860:9月中間、この会社はよく業績修正しますね)

味の素、武田、富士写真など四半期決算

2005-07-30 09:10:41 | 株主の独り言
日本経済新聞7月30日朝刊から

対前年同期比を上回った銘柄(関心のある銘柄のごく一部です:括弧内銘柄コード)

ヤクルト(2267)、JALUX(2729)、武田薬品(4502)、エーザイ(4523)、参天製薬(4536)、ファナック(6954)、ハークスレイ(7561)ローランド(7944)、三井物産(8031)、三菱商事(8058)、ヤマト運輸(9064)NTTドコモ(9437)CRCソリューションズ(9660)

対前年同期比を下回った銘柄(関心のある銘柄のごく一部です)

味の素(2802)、コア(2359)、富士写真(4901)、TOTO(5332)、日本金銭機械(6418)、メガチップス(6875)、エイベックス(7860)、ユニチャーム(8113)

知床でゴミ拾いツアー好評

2005-07-30 07:11:20 | 旅行知っ得情報
7月30日6時40分頃のNHKテレビから

羅臼の湊さんは知床の自然の恵みに感謝したい、知床の海を守りたいということで知床ゴミ拾いツアーを企画した。

その第一回が7月上旬に開かれ、名古屋市の大学生など20名が参加した。海岸には観光客のゴミに混じって、遠く韓国から流れ着いたゴミも混じっている光景が映し出された。もはやゴミ問題も国境を越えての問題となっているのだ。

参加者は手に持ったゴミ袋の中に空き缶やらビニールのゴミを拾って入れてゆく。

このツアーの参加費が1万5千円ということで、参加者からは、この料金で自然を堪能できるし環境保護に貢献したと意識できるしなかなか好評だという。

ここで集まったお金はゴミ対策費用にも充てられるそうである。他の自治体もこうした知床の取り組みにならってアイディアを出されていったらどうでしょうか。

ホームページアドレス:http://www.ecochallenge.jp/event/shiretoko.html

頭蓋骨を盃に

2005-07-30 05:10:59 | 十八史略を読む
十八史略を読む-41 戦国の七雄-2 趙 その3 頭蓋骨を盃に
「十八史略:徳間書店発行、丸山松幸、西野広祥編訳、1987年7月九刷」から

簡子鞅(かんしおう)は、晋陽の地を尹鐸(いんたく)という臣下に治めさせた。尹鐸は赴任するとき、税金を取り立てる方法を採るか、それとも人身を把握する方法を採るか簡子鞅に伺いをたてた。簡子鞅はもちろん後者だと答えた。

尹鐸は任地の晋陽に赴くと、人民の税金を軽くした。簡子鞅は「将来、もし趙が危難に陥ったときは、晋陽を根拠地にせよと言った」やがて簡子鞅が死んで、無恤(ぶじゅつ)があとを継いだこれが襄子である。

折しも、そのころ勢力を強めつつあった晋の卿のひとり知伯(ちはく)が韓氏、魏氏に領地の割譲を求めてきた。韓と魏は知伯の勢力を恐れて、言いなりになった。図に乗った知伯は趙氏にも同じことを求めてきたが、襄子はこれをきっぱりと断った。

知伯は韓、魏の軍を併せ趙に攻めてきた。襄子は父の言葉に従って晋陽に逃れ、ここにたてこもった。

連合軍はこれを取り囲んで、水攻めにした。晋陽は水浸しとなり、城壁も水上六尺を余すだけとなった。しかし、善政に感謝していた晋陽の民からは一人として裏切り者が出なかった。

やがて襄子は密かに韓と盟約を結び、知伯を破り滅ぼしたあと領地を分割した。

知伯を憎む襄子はこれだけでは、あきたらず、知伯の頭蓋骨に漆を塗って盃にした。

跡継ぎの決め方

2005-07-29 17:06:06 | 十八史略を読む
十八史略を読む-40
戦国の七雄-2 趙 その2  跡継ぎの決め方
「十八史略:徳間書店発行、丸山松幸、西野広祥編訳、1987年7月九刷」から

趙武が死ぬと文子(ぶんし)と諡(おくりな)された。文子の子が景叔であり、景叔の子が簡子鞅(かんしおう)である。簡子鞅には周舎という賢臣がいたが死んでしまった。

簡子鞅は朝廷に出るたび、群臣を前にして不満を述べ立てた。「羊の皮は千枚あっても、狐のわきの皮一枚の値打ちもないと言われるが、おまえたちはわしの言うことをただハイハイと聞くだけで、周舎のようにズバリと意見を言うものがいないな」

簡子鞅には長男の伯魯(はくろ)と次男の無恤(ぶじゅつ)がおり、ある時訓戒の辞を書いた竹簡を渡して言った。「よく心に記憶することだ」

三年ほど経ったとき、簡子鞅は二人に竹簡のことを尋ねた。すると伯魯はまるで覚えてないどころか、竹簡をどこかになくしてしまっている。

反対に無恤は訓戒をよく暗誦していたし、竹簡を求められるとすぐに懐から取りだして見せた。

このため、簡子鞅は無恤を跡継ぎにすることに決めた。

中国最年少10歳で大学合格決定

2005-07-29 13:14:00 | 中国知っ得情報
毎日新聞7月29日朝刊から

天津市の理科系大学、天津工程師範学院が張君の合格決定を発表。

9月からの新学期で数理情報学部応用数学科に入学、史上最年少の大学生(中国青年報)となる。これまでの最年少大学生は11歳。

参考:「中国で10歳の大学生誕生の見通し」ブログ