凡凡「趣味の玉手箱」

キーワードは中国です。中国以外のテーマは”趣味の玉手箱にようこそ”で扱っております。

20年余りかけて翻訳した西遊記

2005-07-19 21:45:05 | 中国知っ得情報
読売新聞7月19日夕刊から

もう20年以上前に堺正章、夏目雅子、西田敏行、岸部シローが出演した西遊記というドラマがありましたね。私は毎週楽しみにして、見ていました。

西遊記は中国民衆が作り上げた一大奇想小説。

このほどこの翻訳を20年余りかけて中野美代子さんが完成(岩波文庫、前10巻)させたと言います。漢文調の堅苦しさを出さないようにして西遊記本来の娯楽性をストレートに伝えているそうです。

少年の頃“はらはらどきどき”しながら読んだものです。昨年、三蔵法師のモデルとなった玄奘(げんじょう)が教典をインドから運んで納めた西安の大雁塔を観光したことでもあり、読んでみたくなりました。

ニッコウキスゲが咲き誇る尾瀬

2005-07-19 21:16:12 | 旅行知っ得情報
読売新聞7月19日夕刊から

尾瀬ではニッコウキスゲが黄色いカーペットのように咲き誇っている。今年は近年まれなほどに群生、花を付けているという。尾瀬山の鼻ビジターセンターによると、標高約1400mの尾瀬ヶ原で今月5日頃から花が咲き始め、この数日で最盛期を迎えた。標高が200mほど高い尾瀬沼周辺では今週から見頃になりそうという。

鼻ビジターセンターのホームページアドレス:7月14日時点の開花状況が記載されてます。

http://www.oze-fnd.or.jp/

ハングルが公用文字となった青島

2005-07-19 20:58:50 | 中国知っ得情報
日本経済新聞7月19日夕刊から

青島市は韓国からの投資が際だって多い。04年の韓国のタイ青島投資は約21億ドルと青島全体の55%を占め日本の約3億ドルの7倍。在留韓国人は6-7万人。韓国人ばかりが住む一大団地も登場し、ハングルはすっかり青島の公用文字になった。

観光人が集まった第一の理由はソウルから青島まで飛行機で1時間の近さそして一人あたり月1000元(13,000円)の人件費の安さである。人件費については日本企業が多い上海や大連など他の沿岸都市に比べて格段に安い。

韓国の経営者や従業員が不動産も買い家族を連れ移住する場合も多い。中小企業の投資が呼び水となり、現在サムスン電子やLGも青島付近で大型工場の建設を計画中。

金曜夜出発し日曜日に戻る2泊3日の週末青島ゴルフツアーの料金は二日間ゴルフを楽しんで価格はおよそ7百ドル。

青森県田舎館村の「田んぼアート」浮世絵13年目出来栄え一番

2005-07-19 17:44:49 | 旅行知っ得情報
毎日新聞 7月16日夕刊から

田舎館村役場東隣約1.5ha伸す遺伝に東洲斎写楽と喜多川歌麿の浮世絵が描かれている。

今年の出来栄えは最高とのこと。これは村おこしの一環として93年に始まったそうである。

見頃は8月中旬頃まで。

役場内の展望室を無料で毎日午前9時から午後4時半まで開放しているとのこと。

田舎館村のホームページ参照。 
http://www.vill.inakadate.aomori.jp/

春秋の覇者 三晋に分割

2005-07-19 17:42:41 | 十八史略を読む
十八史略を読む-17
「十八史略:徳間書店発行、丸山松幸、西野広祥編訳、1987年7月九刷」から

文公の死後も晋は代々覇者の地位を保ち続けた。襄公、霊公、成公、景公、れい公を経て悼公(とうこう)のときになると、覇者の地位はゆるぎないものとなった。

しかし平公、昭公、けい公と経るうち、晋の公室は次第に衰え、六卿の范(はん)氏、知氏、中行氏、趙氏、魏氏、韓氏が勢力を強めてきた。そして定公を経て、出公の代になったとき、知氏、趙氏、魏氏、韓氏が同盟して范氏、中行氏を滅ぼし、その領地を分配した。

出公がこれに腹を立てたが逆に四氏に攻められる羽目になった。出公は斉に逃れ、そこで死んだ。次に哀公が立った。韓、魏、趙の三氏は同盟して知氏を滅ぼしその領地を分配した。

このあと幽公が即位したときには、公室の領地は僅かに絳(こう)と曲沃(きょくよく)だけとなり、残りは全て韓、魏、趙に領有されてしまった。この三卿がいわゆる三晋である。

幽公のあと烈公が立ったが、このとき三卿は周の威烈王の大命を拝受して独立し、それぞれ諸侯となった。

その後、孝公(こうこう)を経て静公の代になったとき、魏の武公、韓の哀公、趙の敬公は共謀して静公を廃し、平民に落とした上、その領地を分配した。こうして、晋の公室は絶え、もはや先祖を祀るものがなくなった。

春秋の覇者 晋 文公 飢えて従者の肉を

2005-07-19 17:40:14 | 十八史略を読む
十八史略を読む-16
「十八史略:徳間書店発行、丸山松幸、西野広祥編訳、1987年7月九刷」から

重耳は亡命中、曹で食うものがなくなり、餓死しそうになったことがある。このときお供をしていた介子推(かいしすい)という者が、自分の腿の肉を切り取って重耳に食べさせた。

後、重耳が国に帰って文公になったとき、当時お供をしていた従者たちに厚い恩賞を与えた。ところが、うっかりして、介子推に与えるのを忘れてしまった。

憤慨した介子推の従者が、宮廷の門にこんな落首を貼り付けた。

「一頭の竜あり(文公にこと)、その勢い隆々たり、一朝棲家を追われ、五匹の蛇(従者5人)を従えて、天下を流浪せり、たまたま竜飢えて食なし、一蛇(介子推)ために股の肉を割きて捧ぐ、のち竜はもとの淵に帰りて、安住の地を得、四蛇もまた、おのおのわが穴を得たり、されどかの股を割きし蛇(介子推)のみ、ひとり安居なくして、荒野に号泣す」

これを見た文公は「ああ、私が間違っていた」といってさっそく介子推を探させたがなかなか見つからない。ようやく綿上山に隠れていることを突き止めたが、介子推は深く隠れて姿を見せようとしない。打つ手に窮して山を焼いたがそれでも出てこないで、介子推は焼け死んでしまった。

後世の人々は介子推を憐れみ、毎年その日は火を使わず、冷たい飯を食って彼の御霊を慰めた。文公は綿上山を取り巻く地域を彼の領地と定めて供養に充て、介山と名付けた。

中国海洋開発によるユノカル買収に関しての記事(経過一覧)

2005-07-19 12:04:32 | 中国関連ニュース
日本経済新聞7月18日朝刊から
毎日新聞7月19日朝刊から

・ユノカル:米国石油業界9位。04年の売上高は82億$(約9200億円)。アジアでの石油・天然ガス開発に注力。特に海洋資源開発に実績があってタイ、インドネシア、ミャンマーなどアジア各国で事業を展開。石油・天然ガスのパイプラインでも中央アジアなどに敷設権を持つ。

・中国海洋開発(CNOOC):中国の国有3大石油企業グループの一つ。中核の「中国海洋石油総公司」は1982年に中国近海の石油・天然ガス開発を目的に設立され、01年にニューヨーク、香港の両市場に上場。アメリカのゴールドマンサックスグループとJPモルガン・チェースとアドバイザー契約。

・背景:ユノカルが持つ掘削権の7割はアジア地域にあり、中国海洋開発にメリットをもたらす要因の一つ。中国は米国に次ぐ世界第二の石油輸入国で、昨年の原油輸入量は前年比35%増の1億2000万トン、今後もエネルギーの需要が見込まれる。中国政府は買収計画が「中国脅威論」と結びつくことを警戒し、米中間の摩擦にはしたくないのが本音。

・経過
4月 4日 米国シェブロンがユノカルと165億$で買収に合意
6月22日 CNOOC、ユノカルに185億$で買収を提案
6月23日 ユノカル、シェブロンからCNOOCとの交渉許可を受ける
6月27日 CNOOC、米国議会に書簡。対外外国投資委員会の迅速な審査を求める。
6月29日 ユノカル、シェブロンによる買収の是非を問う株主総会を8月10日に開くと発表
6月30日 米国下院が中国海洋石油による買収を阻止する法案を可決
7月 5日 中国外務省が米国下院を批判する声明を発表
7月 7日 ブッシュ大統領が「論評せずに見守る」と発言
7月13日 CNOOC、米紙に公平な判断を求める広告。米下院公聴会で安全保障上の理由から、CNOOCによる買収阻止求める声が相次ぐ
7月14日 ユノカル、取締役会を開きCNOOC提案を検討
7月15日 米国上院でCNOOCによる買収を差し止める法案提出
8月10日 ユノカル株主総会(予定)

食品飲料各社が中国・東南アジアで模倣品対策

2005-07-19 06:46:23 | 中国関連ニュース
7月19日日本経済新聞朝刊から
中国ではビールや「カッパエビセン」にも模倣品が登場。食品飲料各社は食料品店店内のパトロールを強化する、容器に工夫を凝らす(模倣しにくい素材に切り替えるなど)などの対策を講じる。

サントリーは1997年に上海で発売した瓶ビール「三徳利ビール」で発売1ヶ月半後、模倣品が発見された。空き瓶に別の中身を入れ偽造ラベルを貼り付けてあったそうである。

サントリーでは独自のロゴ付き専用敏を採用し、これが上海で功を奏した。

中国蘇州に「日本工業村」

2005-07-19 06:30:59 | 中国関連ニュース
7月19日日本経済新聞朝刊から

7月18日読売新聞朝刊から
中国企業への投資ファンドを運営する東亜キャピタルは江蘇省蘇州市蘇州新区に主として中小企業向けの工業団地を開く。130万平方メートルを手当てし内約22万平方メートルには複数の工場建家を設けて企業に貸し出す。総投資額は17億円。

企業進出が伸び悩む蘇州市側からの協力要請にも応じた。