凡凡「趣味の玉手箱」

キーワードは中国です。中国以外のテーマは”趣味の玉手箱にようこそ”で扱っております。

延暦寺の紅葉

2005-11-11 07:06:53 | 国内旅行フォトログ

延暦寺の紅葉


滋賀県の延暦寺は天台宗の総本山です。

東塔、西塔、横川の3塔を中心に約200余りの堂塔が点在しています。

785年(延暦4年)に伝教大師最澄(さいちょう)が小堂を建てたのが始まりだそうです。

国宝・重文も多数所蔵し、1994年、世界文化遺産に登録されました。

写真は何年か前の11月3日に撮った写真です


軽井沢「石の教会、内村鑑三記念館」

2005-11-03 17:25:40 | 国内旅行フォトログ

軽井沢「石の教会、内村鑑三記念館」


石でできた教会は周囲の景観に溶け込み、自然との融合を感じさせる。この教会は、“神が創造した宇宙こそが自然であり、自然の中にこそ誓いの場がある”と説いた明治期のキリスト教者・内村鑑三の「無教会思想」を建築家・ケンドリック・ケロッグが造形として創り上げたそうである。

それにしても、この立派な建築をどのようにして作ったのだろうか。

教会の中に入るとそこは祭壇も十字架もない荘厳な空間である(写真撮影禁止)

地下に降りると、内村鑑三の手紙やら書が並べられた資料室がある。「よく学びよく遊べ」は内村鑑三が言った言葉だったのだ。酒禁国愛は内村鑑三が旅館に泊まって静かに読書していたとき、酒に酔った客の声を聞いて怒って書いたものだという。

周辺の紅葉と雰囲気がまたすばらしかった。

軽井沢の写真は下記のブログをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/moguma1338/15782544.html
http://blogs.yahoo.co.jp/moguma1338/15772499.html
http://blogs.yahoo.co.jp/moguma1338/15773746.html
http://blogs.yahoo.co.jp/moguma1338/15783667.html


石の教会については以下のホームページでご覧ください
http://www.karuizawawedding.jp/church/church2.html
http://www.weddingpark.net/place/0000018a.html



白糸の滝(軽井沢)

2005-11-02 06:50:04 | 国内旅行フォトログ

白糸の滝(軽井沢)


緑の樹木が貯えた浅間山の地下水が白糸の滝となって、やがて千曲川に流れていきます。

想像していた滝は高いところから一筋となって流れる滝でしたが、軽井沢の白糸の滝は高さ約3mしかありません。しかし端から端までの幅は80mあるそうで、なかなか見事な景観です。

平日(月曜日)に訪れたのですが、丁度紅葉が見頃で、多くの観光客が滝を見に来ていました。

ちなみに今年の紅葉は平年に比べて7日から10日遅れているそうです。都合で1週間延ばした結果、丁度良い時期に軽井沢を訪れることができました。

(2005年10月31日)


http://blogs.yahoo.co.jp/moguma1338/15671355.html

コスモスの花を食うウマオイ?

2005-10-12 06:51:39 | 国内旅行フォトログ
コスモスの花を食うウマオイ?


写真は栃木県の鬼怒グリーンパークのコスモス畑で撮影したものです。

ディープレッドキャンパスという品種のコスモスの深紅の花びらの上に緑色の虫が小休止していました。

この緑色の虫はスイッチョンと鳴くウマオイに似ているような感じもするが、それにしては少々小さい。

花びらをよく観察してみると一部がギザギザになっており、おそらくこの虫が食べたと思われる痕跡がある。

綺麗なものには往々にして毒があるといわれるが、深紅色コスモスの花びらの誘惑に負けたのでしょうか。


(2005年10月9日撮影)

フォトートノサマバッタ

2005-10-12 06:49:31 | 国内旅行フォトログ

フォトートノサマバッタ


母親と娘と一緒に鬼怒グリーンパークに来ていた小学生と思われる男の子がバッタを捕まえた。

「これは殿様バッタだよ」と教えてあげて、写真を一枚撮らせてもらった。

昔、小学生の時、もう故人となってしまった、ブラジルに移民した叔父夫婦が日本に住んでいた折、多摩川の川縁に連れて行ってもらい、バッタを追いかけた頃が懐かしく思い出された。

幼い頃のこうした想い出はいつになっても忘れないものである。

小さな子供たちには、こうした自然とふれあう経験をさせてあげたいものです。

鬼怒グリーンパークのホームページは以下の通り
http://www.pref.tochigi.jp/kouen/kinu/

(2005年10月9日鬼怒グリーンパークにて)


SLの写真-折本駅(真岡鉄道)

2005-10-12 06:46:34 | 国内旅行フォトログ

SLの写真-折本駅(真岡鉄道)


SLを見るために、真岡鉄道の折本駅で茂木からのSLを待った。

ポーツという汽笛が遠くから聞こえてきて、やがて黒い煙を吐きながらホームに滑り込んだ。

SLは15時46分に到着、2分後の48分に下館方面に向かった。

折本駅は無人駅でむろん自由にはいることができる。国道が脇を通っているが田んぼの真ん中にできたという風情。

駅は閑散としており我々を含めて家族連れが一組いただけであった。

SLの写真は難しい。というのは機関車の色が黒いので、カメラ任せに絞りとシャッタースピードを決めると、特に背景が明るい場合に機関車が見た目以上に黒くなってしまう。そこで、今回、露出を+2/3補正して撮影した。できれば段階露出でいくつか撮れば良いのだろうが、被写体は動くものなので、これは経験によるものしかないのだろう。

(2005年10月10日撮影)

写真は下記でご覧ください
http://blogs.yahoo.co.jp/moguma1338/13667937.html


SLフォト-真岡駅

2005-10-11 06:41:52 | 国内旅行フォトログ

SLフォト-真岡駅


昔懐かしいSLが栃木県の茂木、下館間を走っています。

土曜、日曜、祭日一日、上下各一本の運転です。9日は閑散としていましたが、10日は9日の夜、テレビでここが紹介されたこともあってか大勢の人で賑わっていました。

駅は自由に入れて、停車時間中にゆっくりと機関車を見ることが出来ます。

(2005年10月9日、10日真岡駅にて撮影)

写真はこちらからどうぞ


http://blogs.yahoo.co.jp/moguma1338/13574622.html

愛知万博の環境配慮施設

2005-09-18 09:02:18 | 国内旅行フォトログ

写真は新エネルギーによる発電量を示すパネル

愛・地球博はかけがえのないこの美しい地球をいつまでも人類共通の財産として残してゆこうというコンセプトから設計されているのだと思う。

西ゲートから会場に入って感じるのは非常に歩きやすいことである。クッションが感じられて、足に負担がかからない、いわば足に優しい歩道なのだ。床材は愛知県の間伐材や廃木材と廃プラスティックの混合材の他ブラジル産のユーカリ植林材が使われているという。

日本館では生分解性のプラスティックの外壁が使われている。生分解性のプラスティックの原料はトウモロコシ等の澱粉などである。時間が経過すれば朽ちて二酸化炭素と水に分解されて跡形もなくなってしまう材料が使われているのだ。

大地の塔の外壁には空調負荷を減らす為に水が流れている。水の薄い膜で塔全体を覆うことによって、周囲の温度上昇を抑える。水が全体に行き渡るように、塔の外壁には親水性が非常に高い光触媒塗装が施されている。光触媒は酸化チタンが触媒となって光のエネルギーを利用して起こる光分解反応で窒素酸化物を無害な窒素と酸素に分解する効果も有する。

会場内で出る廃棄物は9種類に厳密に分別収集され、処理され高温ガス化炉やメタン発酵設備に送られ処されている。コンポストも製造されるので、由来のはっきりしている食材に限定して良質なコンポストにするため、会場内への弁当の持ち込み禁止が一役買っているのかもしれない。

会場内では風力発電や太陽光発電などの新エネルギーが企業パビリオンや広場などで使われている。NEDOでは新エネルギーによる分散型エネルギー供給システムの実証研究が行われている。太陽光発電設備や燃料電池によって発電された電力が長久手日本館やNEDOパビリオンで使用される。11時時点での太陽光発電による発電は48kWと表示されていたが、14時には200kWを上回った値を示していた。燐酸型、溶融炭酸塩型、固体電解質型燃料電池による合計発電量は433kWであった。

その他、屋上壁面緑化、竹の利用、ミスト、水素燃料バス、ガラス等廃材利用、天然素材の利用などありとあらゆる環境に配慮した試みがなされていた。

さて愛知万博は9月25日終了で、残すところ10日弱と余りとなった。入場者数は2千万人を越え、筑波万博の入場者数を上回ることが確実になり、入場料収入も大幅に当初見込みを上回ったようだ。

この立派な施設はこれからどうなるのだろうか。跡地全体は公園として利用され、エネルギープラントは中部臨空都市に移設されてその後5年間近く実証研究が行われるようである。しかし企業パビリオン等についてはまだその活用方法がはっきりと決まっていないようである。後始末が大切、多くの英知を集めて折角作ったすばらしい環境配慮施設、ぜひとも負の資産“ゴミ”とならないように関係者の皆様に知恵を絞っていただきたいものです。

(平成17年9月16日)