凡凡「趣味の玉手箱」

キーワードは中国です。中国以外のテーマは”趣味の玉手箱にようこそ”で扱っております。

蒸気機関車-後藤寺線を走る9600重連

2005-10-30 08:00:34 | オレンジカード

オレンジカード-蒸気機関車1-後藤寺線を走る9600重連


後藤寺線は九州福岡県の田川後藤寺と新飯塚駅を結ぶ、営業キロ数13.3km。筑豊の他の路線と同様に石炭輸送のために炭鉱鉄道として明治30年に発足した。

炭鉱が閉山された後も船尾のセメント輸送の貨物輸送に活路を見いだしていた。

その後、昭和18年に産業セメント鉄道国有化により現在の後藤寺線全線が国有化された。

筑豊の拠点都市である田川市と飯塚市を結び、且つ福岡近郊区間でもある後藤寺線は地域の足として今も旅客輸送に活躍しているそうだ。

(オレンジカードのデータ)
タイトル:後藤寺線を走る9600重連
発売順序:75
発行場所:主要旅行センター
発売枚数:5万枚
発売日 :昭和61年6月30日

後藤寺線の説明では以下のホームページを参考にしました
http://joki.fc2web.com/1memo04.html

昭和49年に撮られた後藤寺線の蒸気機関車の写真が以下に掲載されています
http://www.geocities.jp/anse64/page018.html



呂氏滅ぶ

2005-10-29 21:48:58 | 十八史略を読む Ⅱ
十八史略を読むⅡ-86 漢帝国の成立-24 呂氏滅ぶ

「十八史略Ⅱ 権力の構図:徳間書店、市川宏、竹内良雄訳、1986年12月七刷」から

呂太后は次々に人事異動を行い、呂氏一族を要職につけた。しかし呂太后に死期が迫っていた。呂太后は甥の呂禄と呂産を呼び、指示を与えた。

「高祖は天下を統一したのち、劉氏以外の者が王に立ったならば結束してこれを討つと重臣たちに誓約させている。だから、われわれ呂氏に重臣たちが心から服しているはずがない。帝はまだ幼少だ。私が死んだら彼らはきっと反撃に出るだろう。良いか、まず軍を動員して宮中を固めるのだ。葬儀などにかまけて、彼らに乗ずる隙を見せるでないぞ」

八年、呂太后が亡くなった。呂氏一族は呂太后の遺言にもとづいて、クーデターを計画した。

当時呂禄は北軍(首都を守る兵)の指揮を執り、呂産は南軍(宮中護衛の兵)の指揮をそれぞれ執っていた。この二人が実権を握っていたので、周勃は大尉(軍事長官)の職にありながら、一兵たりとも指揮できない有様であった。

そこで陳平と周勃は呂禄の友人である“れきき”に命じ呂禄に軍を手放すよう説得させた。呂禄はすっかりいいくるめまれ、将軍の印綬を返上して軍を大尉の指揮下に入れた。

こうして、周勃は軍営に入るや、軍中に布令した。

「呂氏につくす者は右肩を脱げ、劉氏につくものは左肩を脱げ」

軍中の将兵は一人残らず左肩を脱いで、劉氏の側についた。

さらに、朱虚(しゅきょ)候の劉章(りゅうしょう)に千余人の兵を与え、呂産を攻撃し、血祭りにあげた。ついで各所に人員を送って呂氏一族を捕らえ、老若男女の別なく斬り殺した。

*「人ブタ」事件初め呂太后には暗いイメージがつきまとうが、呂太后の時代は人民が戦乱から解放されていたこともあって、天下は安泰を保っていた。こうした観点から見ると執政者として、統一帝国の安定をはかった呂太后は評価できるのではないかと司馬遷は述べている。


左袒(さたん)する

2005-10-29 21:47:41 | 中国のことわざ
中国のことわざ-70 左袒(さたん)する

“加勢すること”、“味方すること”の意。

片肌脱いで左の方をあらわす意。前漢の功臣周勃が呂氏一族を平らげようとしたとき、呂氏につく者は右袒せよ、劉氏につくものは左袒せよと、軍中に呼びかけたところ、皆、左袒したという故事から。加勢すること。味方すること。

出典:広辞苑、「十八史略Ⅱ 権力の構図:徳間書店、市川宏、竹内良雄訳、1986年12月七刷」


日産自動車(7201)中間決算

2005-10-29 18:38:03 | 株主の独り言
日産自動車(7201)

05/9期中間決算:日経会社情報秋号との比較では売上+、経常利益-、利益-

06/3期の予想:日経会社情報秋号との比較では変わらず(配当も)

日産自動車の10月28日の株価
  始値    1200円
  高値    1222
  安値    1190
  終値    1222
 前日比     +12円 

 年初来高値  1347円
 年初来安値  1025円

記事の責任は負いません。


日本電産コパル電子(6883):

2005-10-29 18:34:44 | 株主の独り言
日本電産コパル電子(6883):精密小型電子部品の中堅。トリマは世界トップ水準。半導体圧力センサーも高シェア

05/9期の中間決算:直前予想とほぼ同じ

06/3期の予想:会社発表の直前予想とほぼ同じだが、会社四季報秋号の収益予想を下回る。しかし配当は四季報予想の7.5~9円から10円に。

来週の株価にどういう影響が出るか。

日本電産コパル電子の10月28日の株価
  始値    792円
  高値    804
  安値    791
  終値    804
 前日比    +14円 

 年初来高値 1073円
 年初来安値  784円

デッドクロス:10月3日出現
一方、新値三本足出現(10/28日 上方転換)する。

記事の責任は負いません。



マキタ(6586)中間好決算

2005-10-29 18:28:43 | 株主の独り言
マキタ(6586):木工電動工具トップ。海外現地生産化で先行。現地販売強化。合理的経営に定評。米国市場上場

マキタがなぜサプライズかというと①中間決算数値の売上、経常利益、利益が共に直前予想を大幅に上回ったこと②2006/3期予想についても同じ句大幅に修正されたこと③2006/3期配当が会社四季報秋号予想の38円~43円であったのに対し48円を予定していることの3点からである。

金曜日の135円高は好決算の内容をすぐに反映したものと思われます。

リスクは円高に振れたとき。海外比率が80%と高いため、円高となったときは注意が必要と思っている。

マキタ10月28日の株価
  始値   2465円
  高値   2600
  安値   2430
  終値   2600
 前日比   +135 

 年初来高値 2600円
 年初来安値 1705円

記事の責任は負いません。


龍門石窟

2005-10-29 12:31:47 | 写真で綴る中国旅行

龍門石窟


龍門石窟はユネスコの世界文化遺産に登録されている。

ここは河南省洛陽の南14kmにある石窟寺院である。

石窟や龕(がん:壁面に掘られた凹み)は南北約1kmにわたって、伊河(いが)の流れをはさんだ香山(東山)と竜門山(西山)両岸の崖壁に開かれ、石窟1352、仏龕785、塔39、造像9万7306、碑刻題記3600余がある。

大部分は西岸の竜門山にあり、大窟28がある。石窟と龕の総数は雲岡石窟よりも多いが、現在はひどく破壊されており、傷跡がいたましい。

石窟の造営は北魏洛陽遷都(494)前後にはじまり、東西魏、北斉、隋唐、北宋にわたっているが、その主要な部分は5世紀末から7世紀後半にいたる仏教美術の隆盛期のものである。

北魏の古陽洞(こようどう)、賓陽(ひんよう)中洞、蓮華(れんげ)洞、唐の潜渓寺(せんけいじ)洞、奉先寺(ほうせんじ)洞、看経寺(かんぎょうじ)洞などが代表的な石窟で、優秀な作例が多い。敦煌、雲岡、麦積山とならぶ中国四大石窟寺院として有名である。

竜門石窟を代表する石窟は奉先寺である。

20m以上の高さの山腹に、幅33.5m、奥行き38.7m、高さ40mもの空間を切り開き、その三方の壁に高さ17.1mの盧舎那仏像を中心に、迦葉(かしょう)、阿難(アーナンダ)の2比丘、2菩薩、2天王、2力士のあわせて九尊の大像を彫りだし、俗に九間房と呼ばれています。

奉先寺洞は3年9カ月をかけて675年に落成したそうです。大仏台下の銘文によると、高宗の造建で、皇后則天武后も化粧料2万貫を出して造営を援助したといいます。

本尊の大仏は唐代の作品ですが、端整な顔立ちで気品がありますよね。

これは中国で3傑女といわれる則天武后に似せて作ったといわれています。

(2004年10月13日)

写真は以下のブログでどうぞ
http://blogs.yahoo.co.jp/moguma1338/15310858.html

蒸気機関車-伯備線を走るD51

2005-10-29 12:17:58 | オレンジカード
オレンジカード-蒸気機関車1-伯備線を走るD51


国鉄が民営化する直前の昭和61年からオレンジカードが発売となりました。

収集癖のある私は国鉄から発売されたカードを買い集めました。

この書庫ではテーマ別に紹介いたします。まず最初は蒸気機関車からです。

山陽本線倉敷駅から山陰本線伯耆大山駅を結ぶJR線で、昭和3年に開通した。良い所とは聞いておりますが、倉敷も米子もまだ行ったことがありません。機会があれば行きたい場所です。

時刻表はこちら→http://express22.hp.infoseek.co.jp/jwhakubi.htm

懐かしい写真はこちら→http://www.asahi-net.or.jp/~fd6k-sdok/
           http://www.slnet.gr.jp/index.html

(オレンジカードのデータ)
タイトル:伯備線を走るD51
発売順序:58
発行場所:主要旅行センター
発売日 :昭和61年5月31日


劉氏から呂氏へ

2005-10-29 03:30:44 | 十八史略を読む Ⅱ
十八史略を読むⅡ-85 漢帝国の成立-23 劉氏から呂氏へ

「十八史略Ⅱ 権力の構図:徳間書店、市川宏、竹内良雄訳、1986年12月七刷」から


高祖は韓信や黥布など「異姓の王」を排除して劉氏一族を王位につけて帝国の団結をはかったが、呂太后が実権を握るとこれら劉一族はたちまち王位を追われた。

新帝元年、呂太后は、呂氏一族を立てるための会議を開いた。右丞相の王陵が「かつて高祖は、白馬を生贄に供えてこう盟(ちか)われました。劉氏以外の者が王に立つときは、天下一致してこれを討てと。御遺訓に背くことができましょうか」

ところが、左丞相の陳平と周勃は、呂氏一族を王とすることに賛成した。かくて王陵は右丞相の職を解かれ、呂氏一族が次々と王になった。

*王陵にとって陳平と周勃のこの態度は我慢ならなかった。朝儀を終えて退出してから王陵は陳平と周勃に詰め寄った。だが二人は次のように答えた。「この場で正面切って、諫争する点では、われわれは貴公に劣る。しかし、漢の社稷を安泰にし、劉氏の血筋を守る点では、我々の方が上だと言った。二人は正論を吐いても実権を握った呂太后にとても太刀打ちできないと考え時期を待つことにしたのだろう。


NECネッツエスアイ(1973)中間決算

2005-10-28 12:45:50 | 株主の独り言
NECネッツエスアイ(1973):一般民需や自治体を中心とするネットワークのSIが主力、非NTTの通信工事で最大手

会社四季報秋号コメント
【堅 調】東洋通信機の装置事業承継で売り上げ約110億円上乗せ。主力のネットワーク関連は民需が想定以上
に堅調。通信事業関連も旺盛。工事単価も下げ止まり。会社計画の営業益48億円は増額含み。増配。
【期 待】再利用素材を使い超軽量化した新工材は携帯の基地局設備向け拡大、さらなる用途拡大図る。IP電話は既存電話の共存から入り、フルIP化を企業へ促す。

カッコ内は会社四季報秋号予想
       売上(億円)  経常利益(百万円)  利益(百万円)
04.9中     871    1779       251     
05.9中    947    2182(1900)      794(630)    
06.3予想  2150(2150) 5600(5000)     2500(2000) 

すでに過日05.9の業績予想修正が出ていたが06.3予想が上方修正されているようだ。

10月27日終値:1165円(対前日+27円)

日本経済新聞10月28日朝刊から

数字ご確認下さい

記事について責任を一切負いません