素晴らしかったです!
山口トートの歌が、体にガンガン響いて来ました!
役者さんはいつもと変わりない感じだったから、単に自分の感じ方がいつもより上がっていたのかな?
この違いは何処から来るんだろう・・・?
三時間しか寝てないから睡眠時間とは関係なさそうだし、やっぱり座席かな・・・。
今日は下手最端ブロックの通路側の端で、視界を遮るものがなく、気持ち良く観れたのも大きかったかも。
まあ何はともあれ、こんな日があるからこそセッセ、セッセと劇場に通っているわけです
<石川フランツ>
今年初、二年振り。
今回も、凄く凄く良かったです
歌唱力、演技、そして…メイク力
どれも絶品です
(登場時の若き皇帝は、本当に艶々)
お歌も2004年より更に感情が入る様になり、メリハリがしていて引き付けられます。
横を向いて優しくエリザベートを見つめてたかと思うと、次に正面を向いた時は皇帝の顔。
本当に演技が細かくて、表情がクルクル変わるのです。
(オペラグラス推奨/笑)
ただ今回は、下手だったので表情が殆ど見えず、後頭部ばっかりだったのが残念です。
見せ場の『夜のボート』とか…
特に印象に残っているのが…
『あなたが側にいれば(リプライズ)』
宮廷の人々に囲まれ、不安になって「フランツ~」と抱き付いて来るエリザベート。
彼女を抱き締めながら、「どうしたんだ?」と考える様な表情なり。
目を閉じて彼女を受け止め、目を開けて彼女を見て「ああ不安なんだなぁ」と理解する。
その後の「大丈夫だよ」的な表情が優しい。
『皇后パレード』
三色旗のドレスを着て皆に称えられるエリザベートを崇拝するかの様に見つめる。
『父と息子』
険しいというか憎悪すら感じさせる様な厳しい表情でルドルフを責める。
「お前に政治が分かるはずが無い」は、彼を小馬鹿にした様に鼻で笑いながら。
その後「ママと同じ意見が間違いだと言うのか」とエリザベートの事を言われた途端、動揺しまくり。
台詞の一つ一つ毎に、表情の変化がしっかりついていて目が話せない。
母親と決別して、エリザベート第一に生きようと決めてからは更にストレート感情を出して来る感じ。
『悪夢』
髪の毛を振り乱して、トートやトートダンサーズに立ち向かっていく姿は泣けます。
その後の茫然自失となる姿にも。
綜馬フランツは床にうつ伏せになって、ルキーニの「オルレアン公を殺すつもりだったんだ!」で上半身を起こして、殆んど自分で起き上がるのですが、
石川フランツは呆然と座り込んでルキーニには反応しない。
その後ルキーニに上半身を捕まれ抱え上げられてもまだ呆然とした表情のまま。
最後までエリザベートを愛しぬき、燃え尽きてしまったかの様に…。
<フランツについて>
2004年に綜馬さんと禅さんで一回ずつ『エリザベート』を観ていますが、今回大きな変更はなかったです。
もうお二人とも、お歌もお芝居も完璧ですからね。
ウィーン版を観た時も、「フランツは、ウィーンキャストに混じっても引けを取らない」と思いましたし。
(てか、ウィーン版より断然濃い/笑)
<二人の違い>
主な歌い方
★綜馬フランツ★
正面を向き、目を見開き手を前に持って来て訴えるかの様に歌う。
★石川フランツ★
目を細め、視線は横にしたり下に向けたり、自然な体勢で歌う。
『皇帝の義務』
★綜馬フランツ★
もうこの頃から葛藤や苦悩が溢れていて、ゾフィーの教育が行き届いている感じ。
石川フランツより、やや内面的に大人っぽく見える。
「ママ~」と言いながら退場するのが可愛い
★石川フランツ★
多少の葛藤はあるけれど、母親の教えに対して綜馬フランツよりは抵抗がない感じ。
若さ故の無邪気さや残酷さがホンの少し垣間見えるくらい、あどけない。
お見合いシーン
『計画通り~あなたが側にいれば』
★綜馬フランツ★
2004年のこのシーンで鈴木綜馬さんに落ちました
向かい合ったシシィ一挙手一投足に喜んだり、恥ずかしそうに俯いたのを嫌われたのかと思って「えっ、僕の事嫌いなの?」とショックを受けたり、細かく反応していた姿が可愛すぎて
でも今年はこのシーンのフランツは、ずっと笑顔で細かく反応しない。
シシィがあんまりフランツを見ないから・・・。
フランツがプロポーズするまで、彼の事は眼中にない感じ。
綜馬フランツらしい反応は、シシィがカップをフウフウしながら飲む姿を見て「ハハハ」とマイクが拾う位の声で笑うくらいかな。
お見合いの後の二人きりになったところで、嬉しそうにシシィに抱きつこうとしたらやんわりと拒否される。
その時、大きな目を更に見開いて口をポッカリ開けて「ガ-ン」てな表情になりションボリするのがツボ。
その後「幸せになりましょ」とシシィに言われて、思いっきりニッコリ
やっぱり今年も可愛い(笑)
シシィの「自由に生きられるなら~」に対して、「言わなくちゃ、言わなくちゃ」と少々緊張しながら「最初に一つ言わなくてならない」と歌い出すところも可愛い
★石川フランツ★
2004年は、お見合いシーンでは終始余裕の笑顔。
シシィがどんな態度をとっても動揺しない。
『あなたが側にいれば』のシシィの「自由に生きられるなら~」で、我に帰り初めて笑顔が消えてシシィに義務について説く。
余裕が有り過ぎて、かなり大人に見えてしまった2004年。
今回は「お見合いシーン」からこの辺まで、青年らしい感じになってました。
母の教えに忠実な故に、自分の気持ちを殺し過ぎてエリザベートとすれ違っていく姿が切ない綜馬フランツ。
エリザベートに夢中で、彼女を理解しようと努力して、とても優しく接しているのが伝わって来る石川フランツ。
どちらも本当に素晴らしい!
大好きだ~。
まだまだ両フランツを観たい
大阪まで我慢できるかな
<子供ルドルフ>
石川新太君
ちょっぴり大きなお耳が可愛い。
オープニングでいきなり「ママーどーこにぃ~」を豪快に外してくれる(笑)
でも子役の割には声量があるので、『ママ何処なの』では音が合えば「おおっ!」と良い感じ。
三振かホームラン様か、博打的な感じが面白い。
田川颯眞君
目に何か色気があって可愛いい。
演技も頑張ってる。
『ママ何処なの』で嬉しそうにトートに甘える表情がツボ。
どちらの子も良いなぁ
(もう一人の子はまだ見てません)
<カーテンコール>
早々とスタンディング♪
村井さんが躓きかけたのでドキドキ(お疲れ?)
山口さんと涼風さんのカーテンコールは、何故か子供ルドルフ(田川颯眞君)を真ん中に三人で。
(田口颯眞君が最後の公演なのかな? それとも、お誕生日?)
山口さんは終始、満面の笑みを浮かべておられました
山口トートの歌が、体にガンガン響いて来ました!
役者さんはいつもと変わりない感じだったから、単に自分の感じ方がいつもより上がっていたのかな?
この違いは何処から来るんだろう・・・?
三時間しか寝てないから睡眠時間とは関係なさそうだし、やっぱり座席かな・・・。
今日は下手最端ブロックの通路側の端で、視界を遮るものがなく、気持ち良く観れたのも大きかったかも。
まあ何はともあれ、こんな日があるからこそセッセ、セッセと劇場に通っているわけです
<石川フランツ>
今年初、二年振り。
今回も、凄く凄く良かったです
歌唱力、演技、そして…メイク力
どれも絶品です
(登場時の若き皇帝は、本当に艶々)
お歌も2004年より更に感情が入る様になり、メリハリがしていて引き付けられます。
横を向いて優しくエリザベートを見つめてたかと思うと、次に正面を向いた時は皇帝の顔。
本当に演技が細かくて、表情がクルクル変わるのです。
(オペラグラス推奨/笑)
ただ今回は、下手だったので表情が殆ど見えず、後頭部ばっかりだったのが残念です。
見せ場の『夜のボート』とか…
特に印象に残っているのが…
『あなたが側にいれば(リプライズ)』
宮廷の人々に囲まれ、不安になって「フランツ~」と抱き付いて来るエリザベート。
彼女を抱き締めながら、「どうしたんだ?」と考える様な表情なり。
目を閉じて彼女を受け止め、目を開けて彼女を見て「ああ不安なんだなぁ」と理解する。
その後の「大丈夫だよ」的な表情が優しい。
『皇后パレード』
三色旗のドレスを着て皆に称えられるエリザベートを崇拝するかの様に見つめる。
『父と息子』
険しいというか憎悪すら感じさせる様な厳しい表情でルドルフを責める。
「お前に政治が分かるはずが無い」は、彼を小馬鹿にした様に鼻で笑いながら。
その後「ママと同じ意見が間違いだと言うのか」とエリザベートの事を言われた途端、動揺しまくり。
台詞の一つ一つ毎に、表情の変化がしっかりついていて目が話せない。
母親と決別して、エリザベート第一に生きようと決めてからは更にストレート感情を出して来る感じ。
『悪夢』
髪の毛を振り乱して、トートやトートダンサーズに立ち向かっていく姿は泣けます。
その後の茫然自失となる姿にも。
綜馬フランツは床にうつ伏せになって、ルキーニの「オルレアン公を殺すつもりだったんだ!」で上半身を起こして、殆んど自分で起き上がるのですが、
石川フランツは呆然と座り込んでルキーニには反応しない。
その後ルキーニに上半身を捕まれ抱え上げられてもまだ呆然とした表情のまま。
最後までエリザベートを愛しぬき、燃え尽きてしまったかの様に…。
<フランツについて>
2004年に綜馬さんと禅さんで一回ずつ『エリザベート』を観ていますが、今回大きな変更はなかったです。
もうお二人とも、お歌もお芝居も完璧ですからね。
ウィーン版を観た時も、「フランツは、ウィーンキャストに混じっても引けを取らない」と思いましたし。
(てか、ウィーン版より断然濃い/笑)
<二人の違い>
主な歌い方
★綜馬フランツ★
正面を向き、目を見開き手を前に持って来て訴えるかの様に歌う。
★石川フランツ★
目を細め、視線は横にしたり下に向けたり、自然な体勢で歌う。
『皇帝の義務』
★綜馬フランツ★
もうこの頃から葛藤や苦悩が溢れていて、ゾフィーの教育が行き届いている感じ。
石川フランツより、やや内面的に大人っぽく見える。
「ママ~」と言いながら退場するのが可愛い
★石川フランツ★
多少の葛藤はあるけれど、母親の教えに対して綜馬フランツよりは抵抗がない感じ。
若さ故の無邪気さや残酷さがホンの少し垣間見えるくらい、あどけない。
お見合いシーン
『計画通り~あなたが側にいれば』
★綜馬フランツ★
2004年のこのシーンで鈴木綜馬さんに落ちました
向かい合ったシシィ一挙手一投足に喜んだり、恥ずかしそうに俯いたのを嫌われたのかと思って「えっ、僕の事嫌いなの?」とショックを受けたり、細かく反応していた姿が可愛すぎて
でも今年はこのシーンのフランツは、ずっと笑顔で細かく反応しない。
シシィがあんまりフランツを見ないから・・・。
フランツがプロポーズするまで、彼の事は眼中にない感じ。
綜馬フランツらしい反応は、シシィがカップをフウフウしながら飲む姿を見て「ハハハ」とマイクが拾う位の声で笑うくらいかな。
お見合いの後の二人きりになったところで、嬉しそうにシシィに抱きつこうとしたらやんわりと拒否される。
その時、大きな目を更に見開いて口をポッカリ開けて「ガ-ン」てな表情になりションボリするのがツボ。
その後「幸せになりましょ」とシシィに言われて、思いっきりニッコリ
やっぱり今年も可愛い(笑)
シシィの「自由に生きられるなら~」に対して、「言わなくちゃ、言わなくちゃ」と少々緊張しながら「最初に一つ言わなくてならない」と歌い出すところも可愛い
★石川フランツ★
2004年は、お見合いシーンでは終始余裕の笑顔。
シシィがどんな態度をとっても動揺しない。
『あなたが側にいれば』のシシィの「自由に生きられるなら~」で、我に帰り初めて笑顔が消えてシシィに義務について説く。
余裕が有り過ぎて、かなり大人に見えてしまった2004年。
今回は「お見合いシーン」からこの辺まで、青年らしい感じになってました。
母の教えに忠実な故に、自分の気持ちを殺し過ぎてエリザベートとすれ違っていく姿が切ない綜馬フランツ。
エリザベートに夢中で、彼女を理解しようと努力して、とても優しく接しているのが伝わって来る石川フランツ。
どちらも本当に素晴らしい!
大好きだ~。
まだまだ両フランツを観たい
大阪まで我慢できるかな
<子供ルドルフ>
石川新太君
ちょっぴり大きなお耳が可愛い。
オープニングでいきなり「ママーどーこにぃ~」を豪快に外してくれる(笑)
でも子役の割には声量があるので、『ママ何処なの』では音が合えば「おおっ!」と良い感じ。
三振かホームラン様か、博打的な感じが面白い。
田川颯眞君
目に何か色気があって可愛いい。
演技も頑張ってる。
『ママ何処なの』で嬉しそうにトートに甘える表情がツボ。
どちらの子も良いなぁ
(もう一人の子はまだ見てません)
<カーテンコール>
早々とスタンディング♪
村井さんが躓きかけたのでドキドキ(お疲れ?)
山口さんと涼風さんのカーテンコールは、何故か子供ルドルフ(田川颯眞君)を真ん中に三人で。
(田口颯眞君が最後の公演なのかな? それとも、お誕生日?)
山口さんは終始、満面の笑みを浮かべておられました