MOBU'S MUSIC MAZE

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12.12生まれのジャズパーソン フランク・シナトラ 穐吉敏子 トニー・ウイリアムス         ドド・マーマローサ グローヴァー・ワシントンJr・ ジョン・ヒックス

2022-12-14 09:47:13 | 音楽夜話(ジャズ)
12.12生まれのジャズパーソン フランク・シナトラ 穐吉敏子 トニー・ウイリアムス ドド・マーマローサ グローヴァー・ワシントンJr ジョン・ヒックス


Frank Sinatra (Vocals-Lead) 1915–1998. 生誕107周年 没後24年


何を歌わせても上手。エンタメのトップ。
The Art Of A Legend  伝説の芸術。
伝説になってしまった。
すっとはいてくる歌声は多分天性のものかもしれない。
彼のベスト盤を1枚持っていた。リプリーズ時代のものだったけど、
結構聴いたものだった。


The Art Of A Legend
https://www.youtube.com/watch?v=KMk6mI8_KfQ&list=OLAK5uy_kg4SH9dpJyDEwgmjISDVC9bfPQgjH7344&index=1


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Toshiko Akiyoshi (Piano) 1929 93歳おめでとう。


日本からアメリカに渡り、当時の空気を吸って帰り、チャーリー・マリアーノ、
ルー・タバキンとの婚姻を通じて、ジャズに貢献し、その後も自身の活動を
やめないで今に至る。ジャズのある意味、女性の生き字引でもある。


初期の録音を聴いていると、本当にパウエルに私淑していたんだなぁと思う。
ファンだったと思う。演奏にそれが伝わる感じ。


The Jazz Collection 穐吉敏子
https://www.youtube.com/watch?v=11irexh3IKc&list=OLAK5uy_mUm6bz0piaF3JNxIugTbWYc-SJZmsSSTE&index=1


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Tony Williams (Drums and Percussion) 1945–1997. 生誕77周年 没後25年


やっぱり凄いアーティストだったのだと思う。
19歳の時録音された、ブルーノート盤の「スプリング」。
今聴いても飽きずに聴き通せる魅力を持つアルバム。
久々に聴いて、いやあすごい才能だったんだなと回顧する。
Spring
https://www.youtube.com/watch?v=yjbi7P3cliY&list=OLAK5uy_mFp8NrJJdciSALVgo3UvDdc6grruRPOPA&index=1


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Dodo Marmarosa (Piano) 1925–2002.  生誕97周年 没後20年


やはりアルバム数が少ないと、幻系に入れられてしまうか。
バップ期を駆け抜けた一人だけれど、演奏活動は体調などの絡みもあり、
長くは続かず、次第に忘れられていった。残されたアルバムで後まで
リイッシューされた1枚が、「DO DO’S BACK!」。
ある意味わかりやすいBOP TONEのピアノ。質が高くても固くなく、聴いててゆるくリラックスできた。
いいアルバムを残していただいた。




Dodo's Back!
https://www.youtube.com/watch?v=nH5c0eg6Ai4&list=OLAK5uy_mYTbskux6hgLlfu03Iv-UOjtR5H0Fa45U&index=1


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Grover Washington Jr. (Tenor Saxophone, Soprano Saxophone) 1943–1999. 生誕79周年  没後23年


クロスオーバー~フュージョンの頃、ブラックコンテンポラリー系のサックスで、
その後のスムーズ・ジャズへの流れを作った様なミューシャン。
一時期巷でずいぶん流れていた気がする。サックスの甘い囁きが
なんとも伝わるアルバムたちだった。


80年代このアルバムが出たとき、バレルとワシントンJrの取り合わせは珍しいと
思ったけれど、土俵が違うのではと思ったりしたものだ。そこをエレキとナイロンで
弾き分けて、曲想によって微妙にお互い合わせてくるという技を使っている。
アール・クルーみたいな曲想もあったりするけれど、当時の流れだったのかもしれない。
それがスムース・ジャズになっていく基礎をこの当時作っている。
テナーでなくソプラノで歌うというのはなかなか取り合わせとしてはありだと思う。


合わせやすかったりするのかもしれない。バレルのナイロンは別のアルバムでもそうだったけれど
雰囲気がすごくあって好きだ。ジョー・パスのナイロンとはまた違うブルージーなところがまた美味。


Togethering
https://www.youtube.com/watch?v=AymC4YZQB1U&list=OLAK5uy_lLCly-j_k0-iOw-sUBOUAnZDw7Tpo7hoc&index=1


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John Hicks (Piano) 1941–2006. 生誕81周年 没後16年


バップからフリーまで多様なプレスタイルを持ち、共演者にもある種名の通った人と
の関わりがあり、生涯音楽との接点があった。マスコミには取り上げられなくてても、
このようなミュージシャンはファンの間では記憶にとどめられている。
たとえ私のように年一回誕生日にたどってみようというリスナーがいるだけでも、彼の
存在価値はあるように思う。


I Remember You (Recorded Live in Concert, 2006)
https://www.youtube.com/watch?v=4NPMM74qlEQ&list=OLAK5uy_mVBoqWAFRKFLIJqRDjdeRK4B71NCxYAJA&index=1