MOBU'S MUSIC MAZE

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NHK‐FMジャズ・トゥナイト ▽年度末総集編(2021年度)

2022-03-27 05:42:44 | 音楽夜話(ジャズ)


ジャズ・トゥナイト ▽年度末総集編
今年度最後の放送は、2021年を振り返る総集編をお届け。
この一年番組で紹介してきたトピックと音源をあらためて
聞いていきます。


楽曲


「What A Wonderful World」
Louis Armstrong


生誕120周年没後50年。
世界は困難でも、この曲はハッピー。


「Echo」
渡辺貞夫
いつまでも、お元気で。
いい音聴かせてほしいというわがまま言いたい一人。


「ORU」
高橋佑成 & 中牟礼貞則
中牟礼さん。89歳おめでとう。
即興での演奏。
高柳氏を彷彿とさせる。
このようなアプローチは初めて聴いた。


「Blow Up」
鈴木勲カルテット
89歳没。有名なアルバム。
73年収録。


「A Spanish Song」
Chick Corea、小曽根真
チックが亡くなったことは、今だに
その後の影響下のピア二ストを聴くと
大きな人だったということがわかる。


「Lotus Blossom」
板谷大
47歳没。北海道のピアニストだそう。
しっとりとした演奏でした。


「Anthropology」
Claude Thornhill & His Orch.






評論家、瀬川さん。パーカーを生で見たとか。
歴史のある評論家さんだったのですね。




「夏の行進曲(海へ山へ)」
山田参助とG.C.R.管絃楽団
独特なつくり方で作られたアルバム。
そっくりなつくり方。技術で昔の音がよみがえる。
確かに、雰囲気までよみがえるのはすごいと思う。


「Printmakers」
大西順子


グランド・ヴォヤージュ。大西さんの新境地。
大友さん曰く、大名盤。


「Anthem」
Theo Croker(tp)
今どきの渋いフュージョン。


「Get My Mojo Back」
海野雅威


ゲスト:生海野氏だ。


ニューアルバム。タイトル曲。なかなか渋めの
リズムの曲。いい感じのグルーブ。
大手のヴァーブ・レーベルからの1枚。
よくこの状態で弾けたなという、ゾーンに入った状態。


「Circle」
海野雅威
事件より10か月後の録音。
カリプソ風ナンバー。トロンボーンが心地よい。


「Birdbath」
海野雅威
つながりを大切にする。それで来ているので。
<Verve UCCJ-2204>




「Sunlight Above the Sky」
Dennis Adu(フリューゲルホーン) Septet
(7分22秒)
<自主制作>
ホーンの柔らかい音色に癒されました。


12月の〆でなく、年度3月〆って、なにか不思議。
歳が終わるわけでもないけど、新しい年度ということで、
そんな番組があってもいいかな。忘備録。
聞き逃し配信あり。



3月26日生まれのジャズ・パーソン 上原 ひろみ

2022-03-27 05:32:09 | 音楽夜話(ジャズ)
3月26日生まれのジャズ・パーソン 上原 ひろみ


Hiromi Uehara (Piano) was born in Shizuoka, Japan in 1979. 43歳おめでとう。


高カロリー・バイタリティー・饒舌。


そんな印象は変わらない。すごいピアニストだと思う。
アルバムもコンスタントに出しているし、活動の幅も広い。
まだまだJAZZを極めてほしいと思う人。
ラーメン好きというのも、ある意味愛らしい。


Spectrum(SOLO P)
https://www.youtube.com/watch?v=BPLE2JqOshU&list=OLAK5uy_m7iuc7YzQgl3NsdjXMr6eUu2mn675Gi_M&index=1





ジョリー・パスタのBGM

2022-03-26 09:13:30 | アコースティック・ギター・トリップ
ジョリー・パスタのBGM




ある日、ジョリパスで食事した。この時も
アコースティックギター中心のBGMだった。


前にもあったが、なんでイタリア料理に「押尾コータロー」なのか
というのはあったが、カントリーブルースとか、ブルーグラスみたいな
曲もかかっていた。


あんまりアコースティックギターなので、スタッフに伺った。
本部に問い合わせますのでというので、辞退して自分でHPで調べると、
問い合わせ先があったので、問い合わせてみた。
どうもUSENのI-20、Guitar Compilation を使っているようだった。


イタリア料理にアコギ・・・。合う感じもある。しかし、コアな
チョイスですな。







Pというロシア料理店

2022-03-26 08:54:15 | COFFEE HOUSE Qs4(飲食店等徘徊)


Pというロシア料理店


蔓延防止が22日までとなった。お彼岸。
街は結構車が出ており、人も出ていた。


車は圏央道から中央高速で首都高へ。
途中で下車して、R20に入ってしばらくして店近くの
コインパに入れる。やはり東京は料金がかかる。


ビルの2階にその店はあった。
ネットで予約を見たら、×がついてた。
なっつがその後、電話で確認したら、OKだったので
行くことにした。
彼女の知り合いのロシア語の先生が、日本人の口に合う料理であることを
伝えていたので、食べてみたいということだった。県内では三浦地区とか
遠いところにしかなく、出ずらいので、府中の店に向かった。


こじんまりした店に入り、予約時間と名前を伝えると、用意していた
テーブルに案内された。今日はオーナーでなく、多分ロシアの
若い女性シェフがキッチンに立って料理を作っていた。


ランチメニューから、私はボルシチのセット、なっつはつぼ焼きのセットと
ロシア風で温めた水餃子のようなものをいただいた。
セットには黒パン(バター付き)、ヨーグルト(ジャム入り)ロシアン・ティーが
付く。 美味しくいただいた。


そういえば40年くらい前、母方叔父から、就職祝いに、銀座のロシア料理店で
ロシア料理をごちそうになった。多分その店も名店だったと思う。
その時もボルシチをいただいた記憶がある。
ロシア料理店でロシア料理をいただいたのは人生でこの2回だけ。ある意味貴重な体験。



ヤニック・ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管弦楽団 演奏会 (マルサリスチューバ協奏曲)

2022-03-22 10:10:59 | 音楽夜話(クラシック)


3月21日


02:00-04:00 13.00-15.00 WRTI


マルサリス:チューバ協奏曲(世界初演)
スティル:ホルンとピアノのための3つの歌
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68


Carol Jantsch(チューバ)
Jennifer Montone(ホルン)
キヨコ・タケウチ 竹内清子(ピアノ)
ヤニック・ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管弦楽団
2021年12月9,10,12日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール


マルサリスのチューバ協奏曲は、世界初演。
楽団主席のチューバ奏者が吹く。女性の奏者だ。
多分フルサイズのチューバ。男性の体格の大きい奏者が
ステージの後ろの向かって右側に座って演奏していることが多いが、
ソロの場合は客席から向かって指揮者の右側に立ち、
朝顔(ラッパの音の出口)は客席側を向く。暗譜で吹く。


曲調はJAZZ風の旋律、リズム・ハーモニーがあったり、バーンスタイン時代の
リズムパターンが使われたり、なにか全く新しいものを聴いているわけではない
感じがした。旋律がクールだったり、ビーバップ風の進行があったりするものの、
わかりやすく聴きやすいわけではなく、マルサリスはつまらないという人の
餌食になりそうな感じもするが、それが彼の作風であり、作曲家の常として、
生前から評価されるのがいいというわけでもなく、風説耐えて、
そこから評価されるのが本物みたいなところもあるし、まだまだ初演が済んだばかり、
再演があるかどうかでも評価は出てくるかもしれないし、ジャズファンは
ここまでは聴いてこないのではないかと思う。


彼が今後何をやっていきたいかで、作品も変わるのかもしれないが、
JAZZクラシックと2足の草鞋を履いているので、還暦過ぎては、プレイヤーよりも作家
としての道を行くのではないかという感じもある。まだここは始まったばかり。


スティル:ホルンとピアノのための3つの歌
素朴な感じの曲調が続く。室内楽らしい暗転。


ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
1番は重心も低く、丁寧に歌いこまれて表現されている。それでいて
重くない。セガンの実力なのかもしれない。いい味わいのブラームス。
フィラ管のアンサンブルも緻密に合わさっている。最後の追い込み後
輝かしく幕を閉じる。ハ短調からハ長調への展開。
会場は沸く。


フィラデルフィア管弦楽団 コンサートアーカイブ3月20日
https://www.wrti.org/classical-archive-the-philadelphia-orchestra-and-more