MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

近藤嘉宏&外山啓介 ピアノ演奏会(クラシック倶楽部)

2022-03-16 10:12:18 | 音楽夜話(クラシック)
近藤嘉宏&外山啓介 ピアノ演奏会(クラシック倶楽部) 


日本を代表する二人のピアニスト、近藤嘉宏と外山啓介が初共演。
ブラームスの交響曲第4番の2台ピアノ版
という大作に挑んだコンサートをお届けする。






1組曲 第2番 作品17から タランテラ(ラフマニノフ)、
2交響曲 第4番 ホ短調 作品98 {2台ピアノ版}(ブラームス)
【演奏】近藤嘉宏(ピアノ)、外山啓介(ピアノ)
【収録】2022年2月8日 ハクジュホール(東京)。




交響曲のピアノ編曲版は屋台骨を聴くようで、この旋律はどの楽器で、などと
思わず聴き耳っててしまうことがある。思わぬフレーズが聞き取れたりする
事がある。そんな面白味もあった。
ピアノの合わせ技なので、どこで練習されたのか、よく息もあっていた。
パーマネントなDUOではないので、企画ものかもしれないけれど、目の付け所は
悪くないと思う。


こういうコンサートに行かれる方は多分、ピアノ好きな方で、若しかして
ブラームスも好きで、なおかつシンフォニーも嗜んだりするような方だったら
いろいろ気が付いて申し分ないかも・・・。


「ブラームスは自作をより広く演奏してもらうために、管弦楽曲、室内楽曲、声楽曲の多くを
4手ピアノ用に編曲しました。4つの交響曲のピアノ編曲版は当時、オーケストラを聴く機会が
乏しかった人々にとっては作品を知るほぼ唯一の手段であったと思われますが、
現代ではそのような代用品としてではなく、楽曲の新たな魅力に光を当てる
全く別のバージョンとして機能します。」towerrecord解説より。

ケンショウ・ワタナベ指揮フィラデルフィア管弦楽団演奏会 オールモーツァルトプログラム

2022-03-16 07:13:09 | 音楽夜話(クラシック)



3月15日
02:00-04:00 13.00-15.00 WRTI


モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」
同:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414~Allegro(第一楽章)ピアノと弦楽四重奏版
同:交響曲第40番 ト短調 K.550


ヤニック・ネゼ=セガン(ピアノ)
ケンショウ・ワタナベ指揮フィラデルフィア管弦楽団
2021年11月27,28日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール




1987年5月14日横浜生まれ、5歳で父親の仕事の関係で渡米。以降アメリカ在住で、
2016年からフィラ管との関係を続けている。
2020年10月23日のブログに彼の名前があった。このときはヒューストン
交響楽団で、モーツァルトは38番の「プラハ」を振っていた。今年35歳。
指揮は勉強中というところか。来日もしてできる時には都心の
楽団を振っていたりもする。コロナ禍で来日もままならないようだけれど。
モダンオケのモーツァルトという感じだけれど、ある意味聴きやすい。
無理もしていない。
ヤニック・ネゼ=セガン(ピアノ)は指揮者でもあり、フィラ管の8代目の
音楽監督でもある。彼のもとで仕事をしていたこともある。


今回は先輩がソリストでピアノを弾く。


ピアノ協奏曲で弦楽四重奏がバックに就いた版えの演奏。
割と音が刈り込まれて聴きやすかった。


短調の40番。オーソドックスな演奏。30代の指揮者の今がある。
ノーブルなのもありだろう。