MOBU'S MUSIC MAZE

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第16回 チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門 本選・藤田さんまでカウントダウン!!

2019-06-27 08:51:50 | 音楽夜話(クラシック)
第16回 チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門 本選までカウントダウン!!

「蜂蜜と遠雷」を読んで以来、ちょっと気になるコンクール話題。
大きなコンクールの代表格のチャイコフスキー国際コンクールの
ピアノ部門。

今回は藤田真央氏が参加、
ニュースvol1
https://www.japanarts.co.jp/news/news.php?id=4079
ニュースvol2
https://www.japanarts.co.jp/news/news.php?id=4084
ニュースvol3
https://www.japanarts.co.jp/news/news.php?id=4087
ニュースVOL4
https://www.japanarts.co.jp/news/news.php?id=4089

一次予選
https://tch16.medici.tv/en/replay/first-round-with-mao-fujita/
二次予選
https://tch16.medici.tv/en/replay/semi-final-with-mao-fujita/

本選 26-28日 協奏曲2曲

藤田真央さんは
チャイコフスキーの1番とラフマニノフの3番のコンチェルトを演奏予定と
発表がありました。

現地6月27日18時~日本時間(6/28 0:00~)結果発表は現地22:30予定
日本時間(6/28 4:30) 予定
3日目 1番 (6人目)

Mao Fujita

Saint Petersburg Philharmonic Orchestra. Conductor – Nikolai Alexeev
https://www.philharmonia.spb.ru/en/persons/biography/3715/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
映画『蜜蜂と遠雷』風間塵 のピアノ演奏を担当する藤田真央 さん。

18歳で「第27回 クララ・ハスキル国際ピアノコンクール」優勝の
経歴、東京音大在学中。20歳で「チャイコフスキー国際コンクール」
出場。
今まで本人名義のアルバムを3枚リリースしており、ある意味、
学生でありながらプロ活動している俊英ですね。

他にもアルバムだしてたり、マネージメントがついていたりとかいう
コンテスタントばかりだという。自然にレベルが高い登竜門というには
厳しすぎる門になっていますね。

結果楽しみだけど、夜中生LIVE中継してるのかな・・・。時差6時間。

若杉 弘氏のバッハ

2019-06-26 07:39:37 | 音楽夜話(クラシック)
若杉 弘氏のバッハ

Johann Sebastian Bach: Orchestersuite Nr. 1 C-Dur, BWV 1066 (Hiroshi Wagasugi);
Panorama 2019 6 25 21:05~23:00

若杉 弘氏2009年に(没)。存じあげなかった。もう一昔前の話になるのだ。
私は何という失礼な奴だろう。マスコミに乗らない感じがあったから、
まだヨーロッパで過ごされてるのかとてっきり思っていた。

90年代にN響とブルックナーチクルスを始められていて、アルバムも出始めたら
何の都合か中止になり、尻切れトンボになってしまった。ザールブリュッケン放送交響楽団とも、
ブルックナーの2番を入れていてアルテノヴァ(廉価盤)のレーべルから出ていた。
購入して聴いていたが、聴きやすいものだった記憶がある。当時はゲオルク・ティントナー
(ナクソス)とスタニスラフ・スクロバチェフスキー(アルテノヴァ)のブルックナー合戦が
はなばなしかった。
このチクルスもスクロバチェフスキー氏に持ってかれて録音の機会を逸している。
なかなか立ち位置が定まらないままに、国内で活動されていた様だが、天に召されてしまった。

たまたま、バイエルン放送協会のインターネットラジオ番組の1曲に入っていた。
珍しい選曲ではあるが、アーカイブから、番組制作チームが選曲したのだろう。
そこでは、バッハの管弦楽組曲の1番を指揮していた。

客演で呼ばれることがあったのかもしれない。
フルオケのバッハだから、無理をしないで、端正な棒運びでまとめている。
歌心があり、温かみが感じられたバッハだった。 

遅すぎるがごめんなさい。合掌。 


マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調 / 第4楽章「アダージェット」

2019-06-25 20:36:41 | 音楽夜話(クラシック)
マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調 / 第4楽章「アダージェット」

単独で演奏されることもあるのかもしれないけれど、
この世のものとは思えないような美しい旋律。

シンフォニーでこのような展開の曲を知らなかった。
1~3と終楽章はこの楽章を引き立てるためにあるのか。
「愛」を表現しようとすると、この様な旋律が上から
降りてくるのか。

最後の音がずっと続いて終楽章が来なければいいのにと
思う事もある。でも、来てしまう。「愛」の「来し方行く末」、
時間は永遠に止まらない。

マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調 第4楽章ーアダージェット
 チョン・ミョンフン 指揮 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団2015年
https://www.youtube.com/watch?v=YL0H_kgi-88





ラルフ・タウナー 来日

2019-06-25 13:04:22 | アコースティック・ギター・トリップ
ラルフ・タウナー 来日

高崎音楽祭出演のため来日。9月29日。
それ以外の公演は今の所予定されていない。
ある意味もったいないが、東京あたりで、
やってくれたら・・・。


Ralph Towner - Goodbye Pork Pie Hat(Live in Korea)
https://www.youtube.com/watch?v=l0wXMnNFCoM&list=RDl0wXMnNFCoM&start_radio=1#t=0


ミッコ・フランク ドビュッシー「海」

2019-06-25 08:59:07 | 音楽夜話(クラシック)
ミッコ・フランク ドビュッシー「海」

1. 交響詩 《海》 3つの交響的スケッチ 第1曲: 海の夜明けから真昼まで
2. 交響詩 《海》 3つの交響的スケッチ 第2曲: 波の戯れ
3. 交響詩 《海》 3つの交響的スケッチ 第3曲: 風と海との対話

「交響詩「海」」 ドビュッシー作曲
(26分18秒)
(管弦楽)フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ミッコ・フランク
~フランス・パリ
メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ大ホールで収録~
(2018年9月14日)
(ラジオ・フランス提供

ミッコ・フランク
早くに指揮者デビューもするが、ご本人の病気との兼ね合いもあって、
指揮活動も潤沢ではなかった様子。

たまたま、NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」のフランスものの
特集で、コンサート収録のプログラムを放送していた。
他には、作曲者としてはベルリオーズ ショーソン ラヴェル・
マルティン・マタロンなどの名前があった。すべて10分台の曲を
集めてプログラミングしてあるが、「海」はそれらよりも長いもので
プログラムの最後に置かれていた。

フランス音楽はクラシックを聴きはじめて、なにか「映画音楽の様だな」と
思って聴いていた時期があった。FMからながれるそれは、映像を伴うと
音楽もよりすっきり聴けると思った時期があった。

ドビュッシーの「海」。自分の中の海のイメージをこのように具体的に
音楽に出来るという、ある意味、才能のある作曲家というのは
凄い。海のイメージが国境を超えてやってくる。聴いていてイメージを
共感できる部分もあり、映像が脳裏に浮かぶようであればなお良い。
曲にタイトルがついている。それらに基づいてイメージして聴くのも
いいのかもしれない。

引きこまれる演奏だった。終演後はブラボーも飛んでいたし、
納得できるコンサートだったんでしょうね。ミッコ・フランク氏も
40代になり、20年くらいの活動歴があり、指揮者としては、
まだまだ若手の範疇かもしれないけれど、細く長くでもガンバって
欲しいもの。