MOBU'S MUSIC MAZE

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ヤデル・ビニャミーニ指揮デトロイト交響楽団  マーラー9番

2024-05-12 18:44:39 | 音楽夜話(クラシック)
5月12日






08:45- 20.45- YouTube_Detroit Symphony Orchestra
Mahler's Ninth
09:00-11:00 20.00-22.00 DSOLive
Mahler's Ninth Symphony


 マーラー:交響曲第9番 ニ短調
ヤデル・ビニャミーニ指揮デトロイト交響楽団
2024年5月11日 デトロイト、オーケストラ・ホールから生中継


ジェイダー・ビグナミーニ(1976年、イタリア・ロンバルディア州クレマ生まれ)。


マーラー1曲。暗譜で振る。48歳。始めの前に曲の紹介を指揮者が行う。
彼は、2020年からここの音楽監督として指揮台に立っている。
年齢の割に顔立ちはそれなりに大人。
複雑なマーラーを暗譜で振りきれるとはなかなか実力もあるのだろう。
バランスはいい感じに流れている。木管のホルンも今日は上出来。
アンサンブルも練習を積んでいるのだろうと思われる。録音となると、
やはり気合の入り方が違うのだろう。マーラーの9番は最近割と聴く機会が
ある。プログラムにも乗ってくる。聴く方も気合がいるのだけれど、
名曲の所以。どこか、納得させられるところがある。
終楽章のアダージョは歌っている。イタリアの至芸。主楽章の最後の消え入る
ように演奏される部分。入り込んでる。なかなか聴けないような演奏かも
しれない。


終演後はスタンディングオベーション。監督は多分団員全員をたたえて立たせ
拍手を受けさせた。マーラーのこの曲でこれだけ沸いているのを見るのは
初めてだし、アメリカ的だと思う。




Mahler's Ninth
https://www.youtube.com/watch?v=dZlJBqZUdAE&t=1097s



5月11日生まれのジャズ・パーソン カーラ・ブレイ

2024-05-12 18:41:49 | 音楽夜話(ジャズ)
5月11日生まれのジャズ・パーソン カーラ・ブレイ


Born on this day, May 11th…
.
Carla Bley (Composer, Organ, Piano, Arranger) was born in Oakland, CA in 1938-2023 生誕86周年 没後1年






「ブルースをそっと歌って」という秀逸な日本訳がある曲がある。ディナー・ミュージックというアルバムに入っている。
カーラ・ブレイは時折、聴くことがあるものの、理由が何だったか思い出せなかったりする。
多分、ほかの人のアルバムに入っていたりするからだろうと思うが、作曲家として、参加していることもあるし、
ピアニストだったりすることもある。そんな今は大御所として記憶されている才女も、昨年、逝去されていた。
自分のブログになかったから、多分知らずに来ていたのだろう。昨年の秋、病気で亡くなっているようだ。
改めて合掌。


The Lost Chords (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=Z6Pbwpexk6c&list=OLAK5uy_mQzPHf1t9xh5qH-lkMvkxaZEakQBGb5h4&index=1



ダニエレ・アクタ Danielle Akta(チェロ)ジュリアン・ラクリン指揮イェルサレム交響楽団 ハイドン・チェロ協 ブラームス1番

2024-05-12 16:58:40 | 音楽夜話(クラシック)
5/10


ヴァインベルク:シンフォニエッタ第1番 op.41(イスラエル初演)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1
ソリスト・アンコール ブリテン:無伴奏チェロ組曲第一番Op72より 3ラメント




ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ダニエレ・アクタ Danielle Akta(チェロ)ジュリアン・ラクリン指揮イェルサレム交響楽団
2024年5月9日 イェルサレム、ヘンリー・クラウン・シンフォニー・ホールから生中継




ヴァインベルクは現代曲。


ハイドンの1番。どちらかというと2番びいきだったりするものの、端正なハイドンの作品
なので、チェリストのレパートリーには欠かせないのではと思ったりする。
「その才能と魅力はセンセーショナルで、そのスタイルはジャクリーヌ・デュ・プレの生まれ変わりに他ならない」
なんとなく、言われてみればその才気煥発なところは似ているような気がする。フレーズの切り方とか、
何かその匂いがする。22歳ある意味なんでもありな時代だと思う。ダニエル・アクタ。12歳の
頃のサン・サーンスのチェロ協がYOUTUBEに残っているのも時代といえば時代。
ニュータレントの一人かもしれない。


ブラームスの1番。
22年にメンコンとジュピターの指揮振りで聴いていた。
バイオリンと指揮をされている。今回はチェリストなので、
指揮のみだけれど、勉強中なのかもしれない。
ブラームスもモダンオケを振った端正なブラームスだった。終盤は
金管の一寸お手つきもあったが、それよりも全体の出来からすれば
問題ないかも。最後のタメが特徴的だった。
会場は沸いていた。


オーケストラはイスラエルの主要楽団の一つ1930年代から活動しているという
90年近くの歴史がある。



5月10日生まれのジャズマン メル・ルイス

2024-05-12 16:55:44 | 音楽夜話(ジャズ)
5・10


5月10日生まれのジャズマン メル・ルイス
Mel Lewis (Drums and Percussion) was born in Buffalo, NY, 1929–1990 生誕95周年 没後34年


サド・ジョーンズ メル・ルイスのオーケストラは有名だった。78年にサド・ジョーンズが離れてからも
バンドは続き、メル・ルイス・オーケストラとして活動していた。その当時の演奏録音。ヴィレッジ・ヴァンガードで
活動を続けていたときのショット。90年代からはヴァンガード・ジャズ・オーケストラとして活動が続いている。
アレンジも80年代当時凝った作りになっていると思う。


Soft Lights and Hot Music - Live at the Village Vanguard
https://www.youtube.com/watch?v=07dUxglX_-0&list=OLAK5uy_kOhGji-JKU7H5rfewmg-C-lMDeFjzsPOA&index=1