MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ダニエレ・アクタ Danielle Akta(チェロ)ジュリアン・ラクリン指揮イェルサレム交響楽団 ハイドン・チェロ協 ブラームス1番

2024-05-12 16:58:40 | 音楽夜話(クラシック)
5/10


ヴァインベルク:シンフォニエッタ第1番 op.41(イスラエル初演)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1
ソリスト・アンコール ブリテン:無伴奏チェロ組曲第一番Op72より 3ラメント




ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ダニエレ・アクタ Danielle Akta(チェロ)ジュリアン・ラクリン指揮イェルサレム交響楽団
2024年5月9日 イェルサレム、ヘンリー・クラウン・シンフォニー・ホールから生中継




ヴァインベルクは現代曲。


ハイドンの1番。どちらかというと2番びいきだったりするものの、端正なハイドンの作品
なので、チェリストのレパートリーには欠かせないのではと思ったりする。
「その才能と魅力はセンセーショナルで、そのスタイルはジャクリーヌ・デュ・プレの生まれ変わりに他ならない」
なんとなく、言われてみればその才気煥発なところは似ているような気がする。フレーズの切り方とか、
何かその匂いがする。22歳ある意味なんでもありな時代だと思う。ダニエル・アクタ。12歳の
頃のサン・サーンスのチェロ協がYOUTUBEに残っているのも時代といえば時代。
ニュータレントの一人かもしれない。


ブラームスの1番。
22年にメンコンとジュピターの指揮振りで聴いていた。
バイオリンと指揮をされている。今回はチェリストなので、
指揮のみだけれど、勉強中なのかもしれない。
ブラームスもモダンオケを振った端正なブラームスだった。終盤は
金管の一寸お手つきもあったが、それよりも全体の出来からすれば
問題ないかも。最後のタメが特徴的だった。
会場は沸いていた。


オーケストラはイスラエルの主要楽団の一つ1930年代から活動しているという
90年近くの歴史がある。



コメントを投稿