MOBU'S MUSIC MAZE

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3月19日生まれのジャズマン レニー・トリスターノ

2024-03-20 21:34:03 | 音楽夜話(ジャズ)
3月19日生まれのジャズマン レニー・トリスターノ


Born on this day, March 19th…
Lenny Tristano (Piano) was born in Chicago, IL, 1919–1978. 生誕105周年 没後46年


トリスターノ派と呼ばれた一派があった。
独特なJAZZだったけれど、それを好むファンもいた。
個人的にはアルバム探ししたことはなかったけれど、
なんかの時に聴くことはあった。


今日は、LIVEのソロを聴いている。クラシックのピアニストの
リサイタルを聴いている感じのもの。
口笛吹いて手たたいて足踏んでという楽しいジャズではない。
対峙すると、物思いに耽りそうな感じの演奏。
でもある意味自分があって、意志が感じられる。盲目でピアノを
弾いているとは思えない迫力がある。


Lennie Tristano Live
https://www.youtube.com/watch?v=fKWeVdLjT4g&list=OLAK5uy_mZnjS-NFtZoZCjyfVI4XvNoGWPP-e3A8g&index=1



フランク・デュプリー(ピアノ) サントゥ・マティアス・ルーヴァリ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団 カプースチンP協5 ボロ2

2024-03-20 21:30:09 | 音楽夜話(クラシック)
3月19日 4:30-7:00 19:30-21:00 BBC3




グリンカ:カプリッチョ・ブリランテ(スペイン歌序曲第1番)
ニコライ・カプースチン:ピアノ協奏曲第5番(英国初演)
ボロディン:交響曲第2番 ロ短調
リムスキー・コルサコフ:カプリッチョ・エスパニョール


フランク・デュプリー(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
サントゥ・マティアス・ルーヴァリ(指揮)
2024年3月6日ロンドン、ロイヤルフェスティヴァル・ホール


グリンカは、コンサートしょっぱなに良く演奏される序曲しか
聴いたことがない。
それ以外にも作品はあるのだろうけれど、たぶん初めて聴く。
それらの序曲となんだか同じような感覚で聴いた。
スペインの印象とは、このようなものというような曲。


カプースチンの5番は、ロシアでは1995年に初演されたという。
日本初演は2018年(指揮:飯森 範親/ピアノ:川上 昌裕、
日本センチュリー交響楽団)イギリスは今回2024年。
演奏者は、この曲をアルバム・リリースしているピアニストの
フランク・デュプリー。


隅から隅まで知っているピアニストの演奏。
フィルハーモニア管も名うての団体だけれど、
いかがあいなるか。20分ほどの単一楽章の曲。
目まぐるしく展開される。クラシックとジャズの混合試合の
ような曲。協奏している感満載。スリリング感のある曲。
ピアノもコンテンポラリー・ジャズのような複雑な
和音も聴かれたりするので緩徐楽章のような部分でも、
クラシックのジャンルを超えているところの作品の
ように思われた。かといってポピュラーには流れていない
ところが、カプースチンの作曲のすごいところだと思う。
ピアノのカデンツ部分も、カプースチン自体がピアニスト
でもあったように達者な演奏をくりひろげていたそうだから、
それがアドリブでなく、書き譜になっているところは
まったくすごい。それを演奏するのだから、演奏家の
仕事もすごいものだ。盛り上がって終わる。聴きごたえのある
ものだった。


ソリスト・アンコールは、ピアニスト編のエリントンナンバー
「キャラバン」フィルハーモニア管の打楽器アンサンブルを
従えての、ある意味わかりやすい聞き取りやすい演奏。
入りのピアノが、異国情緒を感じさせるものだった。
最後は、ガーシュインのラプソディー・イン・ブルーが
入り込んでくるという寸法で受けた。




ボロディン:交響曲第2番 ロ短調 通称「ボロ2」というのだそうだ。
このような呼び方があるのは初めて聞いた。
割と聴きやすく入り込みやすい曲だった。ボロディンというと
中央アジアの~というセミクラシックを若いころ聴いていた
けれど、交響曲があるとは知らなかった。
チャイコフスキーとボロディンがあるくらいで、
あとはラフマニノフ、ストラヴィンスキー、
プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの時代になってしまう。


1・2楽章で盛り上げていき、3楽章の緩徐楽章で、
静かなたたずまいを示し、「勇者」という作曲者自身が
付けた副題がやっと理解できる展開になった感じです。
総じて聴きやすい曲でした。


「スペイン奇想曲」リムスキー・コルサコフは割合有名で
聴いたことがあった。はじめと終わりをスペイン物で、
中をロシア物で作られたプログラムだけれど、ある意味
なかなか洒落た構成のような気もする。


その意味では聴いた感満載。ごちそうさまでした。



マンフレート・ホーネック指揮 MDR放送合唱団 中部ドイツ放送交響楽団 ヴェルディ ブルックナー 宗教曲

2024-03-20 21:23:50 | 音楽夜話(クラシック)
3月18日
3:30-6:00 19:30-22:00MDR-KLASSIK


MDR クラシック
日曜日 17.03.2024 7:30午後


ヴェルディ:聖歌四篇 約40分
ブルックナー:ミサ曲第3番 ヘ短調 約80分


出演:
ユリアーネ・バンセ、ソプラノ
インゲボルグ・ダンツ、アルト
・クリスティアン・エルスナー、テノール
マティアス・ゲルネ、バリトン


MDR放送合唱団


指揮:マンフレート・ホーネック


中部ドイツ放送交響楽団


1994年2月21日録音、ウィーン楽友協会大ホール




アヴェ・マリア Ave Maria (無伴奏合唱曲、ラテン語詞、1889年作曲)
音列「謎の音階」が駆使された作品としても名高い。
スターバト・マーテル Stabat Mater (管弦楽伴奏合唱曲、ラテン語詞、1896年~1897年作曲)
伝ヤコポーネ・ダ・トーディ作の中世の詩に基づく。
処女マリアへの讃歌 Laudi alla Vergine Maria (無伴奏女声合唱曲、イタリア語詞、1887年~1888年作曲)
ダンテの詩への曲付けである。
テ・デウム Te Deum(管弦楽伴奏二重合唱曲、ラテン語詞、1895年~1896年作曲)


ブルックナー(1824-1896):ミサ曲 第3番 ヘ短調 WAB28
1.キリエ 主よ憐れみたまえ
2.グローリア 栄光あれ
3.クレド 信条告白
4.サンクトゥス 聖なるかな
5.ベネディクトゥス 祝福あれ
6.アニュス・デイ 神の小羊


2曲とも多分通して聴いたのは初めてだとおもう。
宗教曲の場合、ヴェルディーはほとんど、その作家の曲を
聴いたことがない。レクイエムでさえ今のところスルーして
いる。聴き始めるのに何らかのきっかけがいる。まだそこまで
いけていない。たまたま聖歌四篇は聴く機会にあたった。
1曲目の無伴奏のアヴェ・マリアはなかなか聴き惚れた。
聖書から歌詞を撮っていたり、3曲目はテキストはダンテが
書いたイタリア語からの歌詞だったりしている。


ブルックナーのミサ曲第3番は、ヨッフムか何かのものを
FMで聴いたのが最初で最後だったか。交響曲を聴いている
感じがする。オケ伴奏部分は勘違いしてしまう。


当分聴かなくてもいい感じになってしまう。
宗教曲はそういうことが多い。