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  NHK-FM JAZZ TONIGHT シリーズJAZZジャイアンツ 57 ホレス・シルヴァー

2024-03-17 19:05:46 | 音楽夜話(ジャズ)
3月17日
シリーズJAZZジャイアンツ 57 ホレス・シルヴァー
初回放送日: 2024年3月16日


毎月お届けしているシリーズ「ジャズ・ジャイアンツ」今月はファンキー・ジャズの代名詞、
ピアニストのホレス・シルヴァーを特集。


シリーズJAZZジャイアンツ 57 ホレス・シルヴァー


Strike Up The Band
Stan Getz Quartet(2分29秒)
<ROULETTE TOCJ-6118>
なんか、バド・パウエルみたいなピアノが聴けた。(22歳初録音)


Safari
Horace Silver Trio(2分48秒)
<Blue Note TOCJ-1520>


ブレイキーのドラムは当時から新鮮。


Opus De Funk
Horace Silver Trio(3分28秒)
<Blue Note TOCJ-1520>
わかりやすいテーマと耳なじみの良い演奏。
歌っているアドリブ。


Up ‘N’ Adam
 Lester Young Quintet(7分19秒)
<Uptown Records UPCD27.71>
レスターのサックスの音色がいい。ベース・ランニングがいい。


Doodlin’
HoraceSilver&TheJazzMessengers
(6分43秒)
<Blue Note TOCJ-1518>
フロントもしっかりいているし、聴きやすい。シルバーのリフのピアノも
らしさが感じられる。当時のBNらしさが感じられるナンバー。


Soft Winds
The Jazz Messengers
(12分28秒)
<Blue Note TOCJ-1507>
テーマは古いのだけれど、アドリブがうまい。
雰囲気ある演奏。


Senor Blues
Horace Silver Quintet
(7分)
<Blue Note TOCJ-1539>


ブルース・フィーリング満載のテーマに乗ってアドリブが始まる。
ミディアムテンポが刺さる。このころの ドナルド・バードと
ハンク・モブレーってノリが良かったのか、いい演奏展開して
いるよな。シルバーのピアノもファンキー。


Peace
Horace Silver Quintet
(6分)
<Blue Note TOCJ-9015>


このアルバムのタイトル曲がファンキーでいいけど、このバラードも
極みのような演奏で入り込める。ブルー・ミッチェルtpの表現がいい。
いい仕事している。シルバーの転がるようなピアノも聞く耳立てる。


Filthy McNasty
Horace Silver Quintet
(9分12秒)
<Blue Note TOCJ-4076>


ほかの演奏でこの曲聴いた。こんな曲だったっけというような
感じで、ブルース・ナンバーだけれど、タイトルかっこいいなぁと
思ったが、架空の若者の名前という。なんでもありだな(笑)。


Song For My Father
Horace Silver Quintet
(7分15秒)
<Blue Note TOCJ-9090>
好きだなぁ。この1曲のためにCD買ってしまった。
同じアルバムにある、ロンリー・ウーマン。
メセニーが録音した同曲はオーネット・コールマンで
なく、シルバーの曲だったという落ちもあるけれど、
いい曲だと思う。ジャケットは葉巻咥えた親父さんだし、
カラーのジャケットも秀逸。


Nutville
Horace Silver Quintet 、 J.J. Johnson
(7分13秒)
<Blue Note TOCJ-4220>


ウッディー・ショウのトランペットが吠えている。JJのボントロ、ジョー・ヘンのts
なんか新しい感じのテイストがある。JJなどある意味古さを感じても
おかしくないけど、ここでは頑張りが聞こえる。






What Kind Of Animal Am I?
Horace Silver
(3分36秒)
<Blue Note 724386674524>


70年エレキの時代になってポピュラー寄りの曲を
演奏いている。Vo入っている。シルバーもエレピだし。
感じが変わってしまっている。


Liberated Brother
Horace Silver Quintet
(5分20秒)
<Blue Note TOCJ-9371>
1972年ブレッカー・ブラザーが参加している。
こういう時期だったんだと思う。
ホーン・セクションが新しくなっていく。
新陳代謝かな。16小節ブルース。変わらない。
一時期のデオダート聴いてる感じがしている。


Progress Through Dedication And Discipline
Horace Silver
(5分39秒)
<Blue Note TOCJ-50520>
5部作。ラスト。ブルーノート最後の録音。
トム・ハレルflhラリー・シュナイダーtsタイトルよりは
普通の音楽。下手すると、BGMに近くなってしまう
気軽さがある。


Satisfaction Guaranteed
Horace Silver Quintet
(5分47秒)
<impulse! MVCI-24015>
時系列で紹介してくれるので、ある意味ありがたい。
ブルーノートを離れて、1995「ジャズ・マスター」の称号を受ける。
1998年録音のものが最後のアルバムになる。2管編成の録音。
ファンキー一筋。貫いて終われる。スタイルも作風もそれほど
大きくぶれずに最後まで走りきるというなかなかいない方なの
ではないか。90年代のデジタルの録音でもピアノは変わらない。
ファンキー。



3月16日生まれのジャズマン トミー・フラナガン

2024-03-17 19:02:27 | 音楽夜話(ジャズ)
3月16日生まれのジャズマン トミー・フラナガン


Tommy Flanagan (Piano) was born in Detroit, MI, 1930–2001. 生誕94周年 没後23年




通称:トミ・フラ。名盤に彼の名前あり。
27歳で、このルバムを作る。「オーバー・シーズ」のジャケットの
黄緑地に「C」のフォントが並んでいる。
初めて彼のアルバム・ジャケット見たとき、洒落てるなとおもった。
クラシックのジャケとは違う世界があることを知った。


ジャケットがいい時、中身もいいことが結構ある。世の中には
「ジャケ買い」といって、中身よりもジャケットの良さで買い求めてる
ファンもいる。CDになり配信になりその楽しみはレコードに
限られてしまうところがさみしいものだけれど、レコード全盛の
時代を知っている者としては30センチ四方の芸術で、それを飾る
こともジャズをより楽しむことにつながったりもした。


Overseas
https://www.youtube.com/watch?v=a5vyBpuiU0g&list=OLAK5uy_ns0d3JRj77pIndHPHgO5fuak6rjhPA02g&index=1


ニコライ・セプス=スナイダー指揮  リヨン国立管弦楽団 マーラー9番

2024-03-17 18:59:19 | 音楽夜話(クラシック)
3月17日


4:00-5:30 20:00-22:30 Radio Klassique


マーラー交響曲第9番二長調


ニコライ・セプス=スナイダー指揮
リヨン国立管弦楽団
2024年3月7日 リヨン音楽堂


マーラーの9番を演奏する時、何らかの
思い入れがメンバーの中にあるのだろうか。
指揮者も含めて感情移入しているような
演奏がある。今回のはそのような感じがした。
もしかしたら演奏会の一つだったかもしれないし、
そのような特別なものはないと言われたら
それまでなのだけれど、そう聞こえてしまう
リスナー側の心理がある。
音楽を聴く行為はそのようなものもあったり
する。聴くこと自体に何らかの意味を
考えたりしながら聞いているときが
ある。面白いものだなぁと思う。