MOBU'S MUSIC MAZE

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#4 3月7日 Words Of Wisdom-ときめく、言葉- 「小澤征爾」 JFNネットワーク

2024-03-07 12:16:15 | 音楽夜話(クラシック)
#4 3月7日 Words Of Wisdom-ときめく、言葉- 「小澤征爾」 JFNネットワーク


「指揮者は宿命的に人の力がいるのだ」


大体指揮者問商売は、自分一人ではどんな音だって出せない。
演奏家や歌い手がいて初めて音楽が生まれる。
宿命的に人の力がいるのだ。
(小澤征爾)(終わらない音楽のまえがき)より


番組コメント
小澤さんにあうとどんな人もその人柄に魅了されたといいます。
小澤さん自身の人を信じる力が、たくさんの人を引き付けたのかも
しれませんね。


「音は人なり」という先人の言葉。
音楽は人ありき。小澤さんの実験は後進によって続く。


#3 3月6日 Words Of Wisdom-ときめく、言葉- 「小澤征爾」 JFNネットワーク

2024-03-07 12:12:36 | 音楽夜話(クラシック)
#3 3月6日 Words Of Wisdom-ときめく、言葉- 「小澤征爾」 JFNネットワーク


   「僕の人生は実験」


「僕の人生は、西洋の音楽をどこまで東洋人としてわかるようになるか、
自分のスタンダードをどんな風に作っていけるかという
前例のない実験」(小澤征爾)


新聞のインタビューに答えて




番組コメント
いま日本の音楽家が世界中で活躍していますが、
その先駆けとなったのがまさに小澤征爾さんでした。


確かに小澤さんの作り方は感情が迸るような、焚火の火ではなく、
常にガスの青白くもカロリーの高いものに聞こえる。
熱くないようだけど実際熱いというようななにか複雑なものを
感じる時がある。彼の実験に終わりはなく、西洋音楽の
再生もまだ続いている。正解はなく終わりもない。


ハレ・ユース合唱団(スチュワート・オーヴァーリントン合唱指導)マーク・エルダー指揮 ハレ管弦楽団 ブルックナー交響曲第8番ほか

2024-03-07 12:08:39 | 音楽夜話(クラシック)
3月6日 
4:30-7:00 BBC3
ブルックナー:昇階誦「正しきものの唇は知恵を語る」


交響曲第8番 ハ短調((ハース版)


ハレ・ユース合唱団(スチュワート・オーヴァーリントン合唱指導)
マーク・エルダー指揮 ハレ管弦楽団
2024年2月29日マンチェスター、ブリッジウォーター・ホール 


「正しきものの唇は知恵を語る」
正しき者の口は知恵を語り
そして彼の舌は正義を語る
神の法は彼の心の中にあり
そして彼の歩みは躓(つまず)くことがない
神を褒め称えよ


生前はオルガニスト、宗教音楽の大家とされたブルックナー。
それらの中から今も歌われ続けている作品の一つ。
多分1-2度聴いたことがあった。パレストリーナかと
思わせるような曲調。世界時代を超越しているような作風。


8番は非日常なので、邪魔の入りにくいところで聴きたいが
そうも言ってられないので、日常の中で聴いていく。
何も施さないほうが、いい結果が見られたりすることもある。
これはそんな演奏のように聞こえる。
テンポは幾分遅めで重厚感を出す。何も細工なしの宗教曲のように
振ったほうが、効果的なのではないかという作品の作りのように
聞こえた。流れが自然だった。終演後、会場も沸いていた。
きっといい得て妙な演奏だったのだろう。



3月6日生まれのジャズマン ハワード・マギー ウエス・モンゴメリー

2024-03-07 12:05:55 | 音楽夜話(ジャズ)
3月6日生まれのジャズマン ハワード・マギー ウエス・モンゴメリー




Howard McGhee (Trumpet) was born in Tulsa, OK, 1918–1987.生誕106年 没後37年


麻薬のおかげで浮き沈みのある人生を送っている。
50年代のアルバムを1枚持っていた。
60年代初頭に浮上してくる時期があって、
その時に録音したものの中になかなかいいのではないか
と思われるものがあった。ワン・ホーンでも見事に成立している。
Maggie's Back in Town!! (1961年、Contemporary)。
バックがフィニアス・ニュー・ボーンJr、シェリー・マン、
リロイ・ビネガーのウエスト・コースト・トリオ・とくれば、
乗らないわけにはいかないかも。
ほかのアルバムとは違いなにかテンション感もあり、
アイデアもある。彼の違う一面を見た(聴いた)。


Maggie's Back In Town!
https://www.youtube.com/watch?v=qw9eB8fFE7A&list=OLAK5uy_kvB_WgQO2E6rB0vqfmGESjj_9beyzZJ-c&index=1


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Wes Montgomery (Guitar, Guitar-Electric) was born in Indianapolis, IN, 1923–1968.生誕101周年 没後56年


ウエスといえば、オクターブ奏法。ソフトな音色ながら、耳に残る。
緩急自在に弾かれるそれは、JAZZ GUITARの一つの指標となった。
それのフォロアーも出てきている。
発掘アルバムも出ている。
クロスオーバーのはしりになってるCTIレーベルのアルバムも、
良く番組のテーマに使われてるなどして、聴かれていたりする。
使い勝手聴き勝手のいいアーティストだったりする。
それでも聴き継がれている。奥が深い一人でもある。


今日は、「A DAY IN THE LIFE」。
潰れたラッキー・ストライクの吸い殻とブック・マッチの
燃えカスもアメリカなジャケット。内容がポップでも
ウエスのギターはいつもと変りない、変幻自在。
なじんでいるところがウエスなんだろうと思う。


A Day In The Life
https://www.youtube.com/watch?v=moQc89XQCBE&list=OLAK5uy_kjicnP5DYRW5XW7yTxE0xd8sCaU5nlvgk&index



ヴィーキングル・オラフソン(p)陳 依琳 指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団 モ―ツァルトP協23番 ショスタコーヴィチ交響曲第10番

2024-03-07 11:59:52 | 音楽夜話(クラシック)
3月4日 
4:00-7:00 20:00-23:00RBB




クライン:真夜中の時
モ―ツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調Op,93


ヴィーキングル・オラフソン(p)
陳 依琳 指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
2020年10月30日ベルリン、フィルハーモニー




重軽重の重めのプログラム。クラインは現代曲。


23番は個人的に好きなナンバー。
ソリストの意向に沿うような、陳の指揮。
聴いていて調和している感じが強く残る。
10番は彼の傑作のうちの一つ。
初めて聞く。ショスタコーヴィチの天才性が
ここでも聞き取れるが、何度もリピートするには
時間がかかる。そういう作品だと思う。
カラヤンがレコーディングしたショスタコーヴィチの
唯一の交響曲作品。