MOBU'S MUSIC MAZE

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3月2日生まれのジャズマン ダグ・ワトキンス ラリー・カールトン

2024-03-02 22:42:17 | 音楽夜話(ジャズ)
3月2日生まれのジャズマン ダグ・ワトキンス ラリー・カールトン


Doug Watkins (Bass) was born in Detroit, MI, 1934–1962.生誕90周年 没後62年


サキソフォンコロッサスでベース弾いてたり、
ジャズメッセンジャースにいたりした。
彼の1枚は、リーダーアルバム2枚のうちの1枚。いつもこれ。
1年に1回は聴くことになる。


ワトキンス・アット・ラージ(Transition))
https://www.youtube.com/watch?v=MNK13V4z4HQ&list=OLAK5uy_n1Dh9zGvKT8fIE5-NFaNCLciVpbGXfNeo&index=1






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Larry Carlton (Guitar) was born in Torrance, CA in 1948.76歳おめでとう。


毎回書いてしまう。Mr335.ファンの方の車のナンバーは「・335」と
いうことがあるらしい。
ギブソンのセミアコースティックギターES335が彼の愛機だったか、
それをもって愛称にしたし、一躍楽器も売れる羽目になった。
フュージョン・ギターにはかかせない一人。




Fingerprints
https://www.youtube.com/watch?v=cLOPdmJoMYM&list=OLAK5uy_nO7UyT_oqQEGbUjQajETN2wxlkSvu1Sl4







2024年第17回海老名プロムナードコンサート松本宗利音(まつもとしゅーりひと)指揮  伊藤悠貴 (Vc) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

2024-03-02 20:41:10 | 音楽夜話(クラシック)
2024年3月2日 第17回海老名プロムナードコンサート




ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op104
ソリスト・アンコール:ラフマニノフ(伊藤悠貴編)無伴奏チェロのためのリート


ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op92


 松本宗利音(まつもとしゅーりひと)指揮
 伊藤悠貴 (Vc)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団


前回は2020年の1月にやはりこの会場で聴いている。
渡邊一正氏指揮・ピアノで、モ―ツァルトの20番の
ピアノ協奏曲を弾き振りで、後半はベートーヴェンの7番。
今回もそうだったけれど、この後、6月の定期で、7番は
小泉氏が振ることになっている。そのした練習も兼ねて
のプログラムかもしれない。


今日は、コンサートマスターが降り番だったのか、2名とも
いなかった。その代わりにフォアシュピーラーの女性が
コンサートミストレスを代行していた。
若い指揮者とミストレス。ここまでトップを変えた編成
というのはこの所見たことがなかった。


指揮者の松本宗利音(シューリヒト)氏の名前の由来は
調べていただくとして、カールの・シューリヒトの影響も
あるのかもしれないけれど、モダンオケのちょっとオールド
タイミーな鳴らし方に巨匠風という方もいるかもしれない。
伝統的な運びに聞こえ、昭和のオケを聴いている感じに
なった。ちょうど前回と同じように2管編成だったし、
今回は弦バスは4本立っていた。7番のトランペットは
3本だった。対抗配置だったし、1000人程度聴衆が
入るホールだけれど、十分な鳴りをしていた。


ドヴォルザークのチェロ協奏曲、通称「ドヴォコン」は
哀愁の旋律が耳に残る。歌曲にもなった旋律が使われたり
聴きどころ満載の曲なのだけれど、それが幸いして今まで
スルーしていた。聴き進むとだんだんバイオリンの音色が
シルク系に細かくつやつやしてきて聴きやすくなった。
伊藤氏のチェロは貸与されているもので、1734年の
ゴフリラー(ストラディヴァリウスではなく、マッテオ
ゴフリラーという楽器製作者によって作られたうちの
1本)は深い胴鳴りがして、ソリストの使う楽器として
堂々とそのつややかな音を鳴らし、ドヴォルザークを
表現していた。ロマン的な表現には厚みのある音で
向いている。演奏姿勢も一歩踏み込んだものを
提供して来ており、ぐっとつかまれる感じがした。
それだけ入り込んでいるのだろう。
チェロの伊藤氏は30代くらいのチェリスト。
イギリスと日本で活動しているのか、ラフマニノフ研究で
本を出筆している。


後半の7番は、前段で書いた通り、結構オケを最終的に鳴らし
切っていた。終演後、ブラヴォーも飛んだ。
まだ30代のこれからの人、いろいろ体験してまた大きくなって
来てほしい。


マンフレッド・ホーネック指揮北ドイツ放送エルプ・フィルハーモニー・オーケストラ ブルックナー交響曲第9番ニ短調

2024-03-02 20:38:45 | 音楽夜話(クラシック)
3月2日




マンフレッド・ホーネック指揮北ドイツ放送エルプ・フィルハーモニー・オーケストラ


サミー・ムーサ:「楽園」


ブルックナー:交響曲第9番ニ短調


2024年3月1日ハンブルク、エルプフィルハーモニーから生中継


より、9番。


落ち着いた鳴りの、静けささえ漂う重心の低い演奏。
ブルックナーにしてもマーラーにしても、若い時にはない
極めたものが聞こえる感じがする。
終演後の長いポーズの後の拍手。
ヨーロッパで時々ある。日本では考えにくい
この間の感じ。浸っていたんだなという感じがつたわる。
こういう時の演奏はいいものがある。
今回もそうだった。