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セミョーン・ビシュコフ(指揮) BBC交響楽団 ブラームス:交響曲第4番ホ短調 

2023-11-25 08:32:49 | 音楽夜話(クラシック)
4:30-7:00 19:30-22:00 BBC


デトレフ・グラナート:プラーガー・シンフォニー(交響曲第4番)(BBC共委、英国初演)
ヨハネス・ブラームス:交響曲第4番ホ短調


カトリオーナ・モリソン(メゾソプラノ)
クリスティアン・イムラー(バリトン)
BBC交響楽団
セミョーン・ビシュコフ(指揮)
ロンドン、バービカン・センターから生中継


より、
ブラームスの4番。
イギリスとは9時間の時差。
コンサートが19:30-22:00.
日本時間では4:30-7:00という事だけれど、
生中継なので、時折、ズレたりする。
録音に入らなかったりなんだか番組自体が
ズレてたりする。
よくわからないけれど、ブラームスだけ
何とか録音できていた。


ビシュコフはカラヤンに心酔していたというくだりもあり、
ロシア生まれで秀才。色々な部署を歴任してある意味
順風満帆なキャリアを積んでいる感じもする。
自身の政治信条からロシアから亡命しているという事は
あるものの、たしか、プロムスなどにも出ており、
イギリスともつながりはある。


ロシア物だけではなく、ドイツやフランス物も手掛けるなど
割とバーサタイルな人なのかもしれない。
時折、テンポ・リズムなど揺らしたりもするけれど、
想定内か・・・。レガートもカラヤン風だったりするところも
あるようだけれど、それも味にしているようなところもある。
ビシュコフ風になってきているようだ。仕上がりはまずまず。
それ程渋い感じの演奏ではないけれど、ロシア出身の指揮者が
イギリスのオーケストラでドイツものを演奏するという。
楽譜があればこそ、共通言語にして取り組む。
味付けは指揮者の仕事かもしれないけれど、その意味では
濃い味付けのものには最近出会わなくなった。
クラシックもグローバルになったか。終楽章のフルート・
ソロは何気に良かった。