MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

イゴール・ヴィレット(p)ダニエル・バレンボイム指揮 ウエスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団 ベートーヴェンp協1番 ブラームス2番

2023-09-05 20:59:36 | 音楽夜話(クラシック)


18:03-19:56ORF
 
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第一番ハ長調Op15
ソリスト・アンコール:ブラームス:3つの間奏曲Op117-No3嬰ハ短調 


ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op73




イゴール・ヴィレット(p)
ダニエル・バレンボイム指揮 ウエスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団
2023年8月17日ザルツブルグ 祝祭大劇場


最初、アルゲリッチのクレジットがあったけれど、
実際はヴィレットだった。闊達なヴィレットの
協奏曲が聴けた。バレンボイムもソリストに
付けてた感があった。
ブラームスは、ゆったりしたテンポが印象的なつくりにしていた。
巨匠風というか、ドンと構えて鳴らしていくみたいな感じ。
メータにしてもバレンボイムにしても、彼らの時代の終盤だ。
なんでもありだけれど、1回でも多く振ってほしいと思う。

広島ガスグループ主催 第37回広響ホットコンサート このまち思いシンフォニー

2023-09-05 04:43:44 | 音楽夜話(クラシック)
広島ガスグループ主催 第37回広響ホットコンサート このまち思いシンフォニー


1. ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
2. ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op. 11
3.ソリスト・アンコール: ショパン:マズルカ第31番 変イ長調 Op. 50-2


4.リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 ニ短調 S.359-2
5. レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲より「シチリアーナ」
6. シベリウス:交響詩「フィンランディア」Op. 26
7.オーケストラ・アンコール シベリウス:カレリア組曲Op11-3「行進曲風に」




指揮:山下一史
ピアノ:吉見友貴
管弦楽:広島交響楽団 
2023.9/3(日) 15:00開演 広島文化学園HBGホールより生中継


定期でないので下野竜也氏ではなく山下氏が振る。
最近、あまり目に触れなかったけれど、広島市出身で、
国内外で客演での指揮と、藝大で教えていることもあり、
それで、余り表に出てこないのかもしれない。
多分この方の演奏をずいぶん聴いてない感じがしたのは
そのためか・・・。
ワグナーの序曲はつかみにはよかった。
ある意味落ち着いた演奏だったので、ワクワク感はあるものの
妙に高ぶることもなく次に行けた。


ショパンの協奏曲はコンクール時にたくさん聴いてしまったので、
感覚が麻痺している感も無くはない。どれがいいんだか見たいな
所があったりして参った。オケとピアノのブレンド感は良く、
聴いていて融けてる感があった。それだけ指揮者も気を使って
音楽を作っているのかもしれない。2017年、高校2年生で日本音楽
コンクール ピアノ門 第1位に入賞。最年少タイトル・ホルダー。
2000年生まれとすると今年23歳広島で生活していたこともあり、
その流れの出演か。




リストのハンガリー狂詩曲第2番ニ短調。ピアノ版に編曲がなされ、作品番号が
違ったりする。名曲コンサートに近くなっているのか、このような曲が選択
されている。後半は運動会で使われたような昔覚えのある曲。リストの
このようなところにあるものが原曲とは気が付くのが遅すぎる(笑)。


弦楽合奏で厳かにシチリアーナ。なかなかうまくまとめている。動の次が
静で、最後は動で〆ていく。


フィンランディアがその役だ。シベリウスでもっとも知られているうちの
1曲だとか。確かに、音楽鑑賞の時間にも出てくると思われる。
コンサートでも定期などでは中々聴かれないが、名曲コンサートならありかな。
終演後ブラヴォーが飛んだ。
山下氏から一言あり、オーケストラ・アンコール。シベリウスの曲で締めた。
37年続いたコンサートも来年も開けますように。



小曽根 真(p)レナード・スラットキン指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニック ラプソディー・イン・ブルー 「新世界より」

2023-09-05 04:38:57 | 音楽夜話(クラシック)
小曽根 真(p)レナード・スラットキン指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニック ラプソディー・イン・ブルー 「新世界より」


September 3, 2023 20:00-
シンディー・マックティー :タイムピース
ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー 小曽根 真(p)
ソリスト・アンコール:小曽根 真:マイ・ウイッチス・ブルー


ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op95「新世界より」


小曽根 真(p)
レナード・スラットキン指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニック


2023年7月25日ロサンゼルス、ハリウッド・ボウル


ロス・フィルの2022-23シーズンのコンサートにソリストと
して出演する小曽根真氏。最近、協奏曲のピアノやってるなという感じ
はしていたけれど、本場に乗り込んでの演奏。だれが仕込んだか。


バークリー音大卒でジャズ・ピアノではもうベテランの域に入っている。
コンボからビッグ・バンドまでこなし、後進の指導にもあたっている。
還暦を迎えソロ・アルバムも出していると思う。時折、オファーがあるのか
クラシックの名曲の協奏曲のソリストとしてステージに立つこともある。


クラシックピアノのアプローチとジャズのそれは違うと言っていたけれど、
両刀使いという世界を経験し楽しんでいる様なところもあるのかもしれない。


今回は、ラプソディー・イン・ブルーだ。時折、ジャズ・ピアニストにも、
ガーシュインという事で、近しいのかオファーがくる。
山下洋輔氏とか、お気にいりはマーカス・ロバ―ツ小澤征爾の取り合わせ
だけれど、小曽根氏はどうか・・・。


かなりピアノ・パートに手を入れているのではないかと思う。オケとアンサンブルの
所は、譜面通りなのかもしれないけれど、ピアノの独奏部分とか、スコアにないところは
かなり聴いたことない音が出ていた。ジャズ・アドリブの様な感じもする。


終演後も聴衆は沸いていたし、ブーイングはないと思う。さすがジャズの国だなとも
思うが、ある意味音楽に寛容というか楽しんでいる。
小曽根氏も終わってほっとしたかもしれない。


「新世界より」は、目をつぶっても弾けるのではないかと思うくらいしているのではないかとも
思うが、力の抜けたいい感じのテンションで進められた。確かにアメリカのオケだから、迫力も
あるのだけれど、スラットキンの指揮振りがある意味ソフトなので、聴き疲れしない。
こういうドヴォルザークもあるのだなと思う。
1曲目は現代曲だった。


9月2日生まれのジャズマン ホレス・シルバー ローリンド・アルメイダ  ウォルター・デイヴィスJr クリフォード・ジョーダン

2023-09-05 04:33:36 | 音楽夜話(ジャズ)
9月2日生まれのジャズマン ホレス・シルバー ローリンド・アルメイダ 
ウォルター・デイヴィスJr クリフォード・ジョーダン
Horace Silver (Piano) was born in Norwalk, Conn, 1928–2014. 生誕95周年 没後9年
ハード・バップからファンキー・ジャズ。ヒット曲も数ある。
キャツチー・な旋律がたまらない。硬質なブルーノートの
録音によくあう。
お世話になったのは「ソング・フォー・マイ・ファーザー」の
アルバムだったけど、他のアルバムも良かったりする。
カラーのジャケ写も国連ビルのところで撮影されたという通称
「旗のシルバー」。オシャレなシルバー。これもジャケ買い
しそうな風情。CDになりジャケットが小さくなり残念。


The Stylings Of Silver (The Rudy Van Gelder Edition)
https://www.youtube.com/watch?v=Qu0qbb3gL1g&list=OLAK5uy_mW2_9-qZHCk2WlmoXScTjRapPdu5mYcz8&index=1


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Laurindo Almeida (Guitar) was born in Sao Paulo ,Brazil in 1917-1995.生誕106年 没後28年
若いころ音楽番組で流れていたのは、JAZZだったかクラシックの曲だったか、よく覚えがない
ものの、名前だけは存じ上げていた。有名な演奏家なんだろうということは、放送に載るくらいだから
理解していたが、音源に当たることは余りなかった。
MJQとの共演盤も初めて聴取した。室内楽的なJAZZがMJQ主導で流れる感じのアルバムだった。
アルメイダがバリバリ弾くという感じではなくルイスやジャクソンが表、ワン・ノートサンバとか
アランフェスはさすがに聴かせどころだったけれど、リーダーはMJQでアルメイダはゲストだった。


The Modern Jazz Quartet Guest Star Laurindo Almeida
https://www.youtube.com/watch?v=wy8xktGhVKQ&list=OLAK5uy_lM_5EqGhYvtMaLBTmqa7PPhVylQeF1B-w&index=1


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Walter Davis Jr (Piano) was born in Richmond VA in 1932ー1990.生誕91周年 没後33年
ブルーノートのジャケット位でしかお会いしたことがない。音源まで至らなかった。
「驚くほど独創的かつ実験的で、野心的な楽曲は、長らく忘れられずにきた。」(Wiki)
スティープル・チェイスの1枚を聴いてみる。なかなかいいな。


Scorpio Rising
https://www.youtube.com/watch?v=9wGVCiFbbF0&list=OLAK5uy_nJYRpb97cDKYKsxdy_cixp00aH667bulU


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Clifford Jordan (Saxophone) was born in Chicago, IL in 1931-1993 生誕92周年 没後30年
お名前は存じているけれど音源まで至らないケース。ブルーノートに
名盤があったかな・・・。記憶が薄い。改めて音源を拾ってみる。
ライブ盤を聴いてみよう。シダー・ウォルトンのホリーランドやってるじゃん。
ジョーダンも吹いてるし。アル・ヘイグのトリオでの演奏の同曲が好きだったりする。
ご本尊の演奏はどうか。結構熱っぽい。


Half Note (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=_EWIYvfIqFI&list=OLAK5uy_k4VDptBK6O4bsiIWNuZZ6zWV3yx5Z259s