MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ベアトリス・ラナ(ピアノ)アントニオ・パッパノ(指揮)サンタ・チェチーリア国立アカデミア 管弦楽団演奏会 シューマン交響曲第2番

2023-04-12 20:43:29 | 音楽夜話(クラシック)
4・10
BR-クラシック - ホリデーマチネ
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団
指揮:アントニオ・パッパノ
ソリスト:ベアトリス・ラナ、ピアノ


フランツ・シューベルト:交響曲ロ短調、D 759 - "未完成"
クララ・シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調 op.7


ソリストアンコール シューマン/3つのロマンスOp28-2 第2番嬰へ長調


シューマン:交響曲第2番ハ長調


2022月4月11日、ローマのパルコ・デッラ・ムジカでの録音


未完成 モダンオケの定番の演奏のような感じ。特に大きくいじっている感じはない。
スムーズに曲が進んでいき、2楽章は長調の旋律が美しく奏されたのはよかった。 


クララ・シューマンの協奏曲は3月にヤニック・ネゼット・セガンとのアルバム版を
聴いた。今回はパッパノとの共演での実演。クララ・シューマンの曲は、色々
手が込んでいて聴いてくるとなかなかな曲なのではないかと思ったりする。
ラナはこの曲を名刺代わりにして弾きこんでいるようで、クララの良さを伝える伝道師に
なっているのではないかと思う。


シューマン2番。
もう少し切れがあると面白かったかなとも思うけれど、これは好みの問題なので
そういうことにしておく。

内田光子(ピアノ)リッカルド・ムーティ指揮シカゴ交響楽団演奏会 ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番

2023-04-12 20:40:37 | 音楽夜話(クラシック)
4・10
10:00-12:00 20.00-22.00 WFMT


ベートーヴェン:劇付随音楽「アテネの廃墟」 op.113~序曲
同:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
グラス:交響曲第11番(2017)


内田光子(ピアノ)リッカルド・ムーティ指揮シカゴ交響楽団
2022年2月17-19日 シカゴ、シンフォニー・センター




1曲目は4月3日に聴いた。こんなに早く2回目が来るとは。何か爽快感のある曲。
タイトルとは別に・・・。
ベートーヴェンの4番はト長調であり、聴きやすい側面を持つ。
3番の次に聴く回数が多かったかもしれない。
今日は内田さんで聴く。ベートーヴェンしている。美しいピアノ音。
没入感がすごい。ムーティー・シカゴ響も付けるだけではない自己主張もある。
やはりプロというものの引き出しは数多いのかもしれない。隙のない上手さが光った。


フィリップ・グラスの交響曲第11番は2017年の作品で3楽章40分弱。
アメリカの作曲家とアメリカのオケ。相手にとって不足はないムーティーの指揮。
どのような塩梅になるのか。
ミニマル・ミュージックのようなフレーズの繰り返しもあり、美しい旋律も出てきたり、
なかなか工夫された作品なのではないかと思った。厚みのあるオケが鳴ると迫力もあり、
やはり、ネームバリューのある作曲家だけのことはあると思う。
ミニマルの旋律が耳に残りヘビロテする感じになるのは意外だった。



マリア・ジョアン・ピレシュ(ピアノ)グスターボ・ヒメノ指揮ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団演奏会 ベートーヴェンピアノ協奏曲第3番

2023-04-12 20:38:08 | 音楽夜話(クラシック)
410


05:00-07:00 22.00-0.00 Radio100,7




1ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲(1954)
2ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
(オケ&ソリストアンコール)バッハ:チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056~Largo


マリア・ジョアン・ピレシュ(ピアノ)グスターボ・ヒメノ指揮ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
2023年2月3日 ルクセンブルク、フィルハーモニー


当日このような曲順で演奏されたのかわからない。3・4曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲だった。
とりあえず、この2曲を聴いた。バルトークのような感じの曲。ルトスワフスキはポーランドだったけれど、
バルトークはハンガリーで年代が少し違うか。切れの良い管弦楽曲と聴いた。オケの演奏は難しいのだろうな。


ピリスのベートーヴェンはあまり耳にしたことはないかも。どちらかというと現役時代はモーツァルト寄りの
聴取だったように思う。時々、このようにステージに上がるためにはやはりそれ相応の練習が必要に思う。
ピアノから離れられない日々を送っていることと推察する。2014年に3&4番でリリースされている。


2017年に引退表明してから、コンサート数は減ったものの、ステージには上がっているようだ。
一昔前くらいにリリースされてはいるが、そののちも手の内であることはすばらしい。
1944年生まれだから、今年79歳で現役。ピアノの腕もまだまだ曲を選べばアベレージは超える。


デネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)アンドラーシュ・ケッレル指揮コンチェルト・ブダペスト演奏会 バルトーク ベートーヴェン交響曲第5番

2023-04-12 20:34:57 | 音楽夜話(クラシック)
4・10


03:41-05:00 20.41-22.00 BartokRadio


バルトーク: 2つの映像 Sz.46(1910)
同: ピアノ協奏曲第3番 Sz.119(1945)


(アンコール)同: 15のハンガリー農民の歌 Sz.71から


ベートーヴェン: 交響曲第5番 ハ短調 op.67
デネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)
アンドラーシュ・ケッレル指揮コンチェルト・ブダペスト
2022年4月7日 ブダペスト、リスト音楽院大ホール


1曲目はフランス音楽的なところも聞こえる、バルトーク29歳ころの作品。
ちょっと重量感があり、18分ほどのものだけれどある意味おなか一杯になる。
バルトークのピアノ協奏曲もあまり聴いたことはなかった。コンクールなどでは
割と弾かれているようだけれど、スルーしてきたと思う。
妻に送られた1曲とかで、晩年、体調の悪さを押して作曲され、最後は第三者が
書き上げており、割と落ち着いた大人の音楽の感じがある曲に思う。3楽章の
大団円は集中して突き進む感があり、会場も沸いた。名曲かも。


後半はベートーヴェン。バルトークとのプログラム建てはどのような
構想によるものか。


5番はオーソドックスな演奏に思えた。でも、緊張感高揚感は十分で、ベートーヴェンの
意図しているものは伝わってきていたのではないかと思う。
モダンオーケストラの目指すものは何か。伝統的なものと新しいものとを
バランスよく取り入れ今のべートーヴェンを打ち立てることになるのかも。


ダスコ・ゴイコヴィッチ追悼。

2023-04-12 15:49:38 | 音楽夜話(ジャズ)
4/6 BR-KLASSIK JAZZ TIME  
ダスコ・ゴイコヴィッチ追悼。
https://www.br-klassik.de/audio/all-that-jazz-nachruf-auf-den-trompeter-dusko-goykovich-100.html


Goykovich / Pettiford: "But not for me" (Gershwin)
Album: Portrait - A 70th birthday celebration
Best.nr./Label: 9427-2 / Enja Records


Dusko Goykovich: "Balcan blue" (D. Goykovich)
Album: Swinging Macedonia
Best.nr./Label: o. A. / Enja Horst Weber


Dusko Goykovich: " Ballad for Miles" (D. Goykovich)
Aufnahme in Belgrad im Jahr 2008


Dusko Goykovich: "Old Fisherman's Daughter" (D. Goykovich)
Album: Swinging Macedonia
Best.nr./Label: o. A. / Enja Horst Weber


Dusko Goykovich: "Inga" (D. Goykovich)
Album: Soul connection
Best.nr./Label: 8044-2 / Enja Records


Dusko Goykovich: "The fish" (S. Mihanovich)
Album: Samba do mar
Best.nr./Label: 9473-2 / Enja Records


Dusko Goykovich-Quintet: "Five o'clock in the morning" (D. Goykovich)
BR-Aufnahme im Jazzclub Birdland in Neuburg an der Donau im Jahr 2011


WEITERE INFORMATIONEN
Jazztime
BR-KLASSIK - Jazztime: Jazztime
Jazz-Trompeter Dusko Goykovich ist tot: Der Sound-Poet vom Balkan


この番組が流れたのは4月6日。5日に逝去されている。Wikiの没後が出たのが
その後だったから、この番組の情報は確かなのかと思った。しかしながら、Wikiに
情報が出たので、番組が早めに追悼を行ったことが分かった。
71年のアフター・アワーズ位しか
聴いたことがなかったので、余りおなじみではなかったけれど、長寿だった。
番組では断片的に彼のアルバムを流したけれど、なかなか味のある演奏家だったと
いうことがわかる。 合掌。