MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ジュリアン・ルロイ 指揮ルクセンブルク室内管弦楽団演奏会

2020-12-27 19:18:26 | 音楽夜話(クラシック)
ジュリアン・ルロイ 指揮ルクセンブルク室内管弦楽団


04:00-06:00 20.00-22.00 Radio100,7


モーツァルト:交響曲第32番 ト長調 K.318
23歳の時の作品。単一楽章構成。約9分。
シベリウスの7番も単一楽章だった。
たぶん、1-2度しか聴いたことがなかったかもしれない。
曲を覚えてなかった。ト長調という明るく開放的な調性で
展開されている。あっという間にある意味終わってしまうので、
序曲みたいな感じの曲。


イベール:モーツァルトへのオマージュ
モーツァルトへのオマージュ(尊敬を捧げる意味)と
いうタイトルではあるけれど、曲調は、どちらかというと
ロマン派みたいな濃い目の味付けがされている。彼がいて今があるというような。
管弦楽を良く鳴らして終曲。


エトヴェシュ:モーツァルトとの対話


19年10月のブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団の
放送で聴いていた。2度目の聴取。
印象はほぼ変わらなかった。「現代曲なので、
タイトルのモーツァルトでは、そのものが出てくるわけでなく、
中間部でイメージされたものが出てくるような感じではある。
ぽつぽつと語られたり、モーツァルトのイメージと対話感はある。
作曲家がモーツァルトと何を語ったのか、ユーモアを交えて色々
語られていたようだ。」19年10月5日ブログより。




モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調 K.425
ウィーン古典派交響曲の傑作。「リンツ」。4日間で完成。
27歳の時の作品。1楽章の前に進む感じとか、聴いていて
明るくなる。緩徐楽章と最後のプレストのバランスもいいのかもしれない。
聴いててすっきりする曲。
モーツァルトずくしで編まれたプログラム。聴き終わってみて、時間の流れが
早かった。あっという間だった。


ジュリアン・ルロイ Julien Leroy指揮ルクセンブルク室内管弦楽団
2020年11月9日 ルクセンブルク、フィルハーモニー



. 12月27日生まれのジャズマン ビル・クロウ TSモンク  

2020-12-27 17:46:28 | 音楽夜話(ジャズ)
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12月27日生まれのジャズマン ビル・クロウ TSモンク
 
Bill Crow (Bass) 1927.12月27日 93歳おめでとう。


といえば、村上春樹訳。和田誠氏のイラストとともに、
訳された逸話集が単行本で発売されている。ほかにも
いくつか翻訳ものが出ている。この方の名前は演奏でなく
作家のビル・クロウからはいった。
ベースも堅実に鳴らせている。逸話集も面白い。
音楽家は音で語るものだけれど、その周辺のストーリーも
あればなおさら・・・。


Gerry Mulligan - Recorded in Boston at Storyville
https://www.youtube.com/watch?v=6MJbTVR2POk


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T.S. Monk (Drums and Percussion) 1949. 12月27日生まれ。71歳おめでとう。
セロニアス・モンク氏のご子息。ジャズの道に入ったという話は
聞いたことがあったものの、音源までたどり着かなかった。Ds。


後半はセロニアスモンクジャズ研究所を設立し、後進の支援に当たっている様子。


Take One ブルーノート1992年
https://www.youtube.com/watch?v=TWlZMg9ejKc&list=OLAK5uy_lw2G2j80u2hj7pxkG7EXC9sN3a4Wfc4NY




 


12月20日 ディスカバー・ビートルズ ▽ビートルズのぶっ飛んだ曲特集 和田唱

2020-12-27 16:59:02 | 音楽夜話(ロック)
12月20日 ディスカバー・ビートルズ ▽ビートルズのぶっ飛んだ曲特集
和田唱


リクエスト
「Strawberry Fields Forever(Mono)」
<Parlophone R 5570>

・・・ぶっ飛んだ曲集・・・・
ロックバンドとして、それどうなの?という曲集。
繰り返しを嫌い、変化を求めた、変わった曲たちを紹介。


変な方向に行き始めた「リヴォルバー」より


ジョージ。
「Love You To(Mono)」
<Parlophone PMC 1267>
インド行っただけではない。

「Yellow Submarine(Mono)」
<Parlophone PMC 1267>
リンゴに向けて、ポールが作った。
なんでもありの精神。アバンギャルドの真逆に振り切った。


マジカル・ミステリー・ツァーより
「Flying(Mono)」
<Parlophone MMT-A1>
12小節のブルース進行。ブルースにいかないところがいい。


ホワイトアルバムより


「Wild Honey Pie(Mono)」
<APPLE PMC 7067>
「The Continuing Story Of Bungalow Bill(Mono)」
<APPLE PMC 7067>
メロトロンでスパニッシュギターのサンプル音源を使っている。
虎狩親子を皮肉って物語風に唄った歌。


道路でやろうぜ・・・。
「Why Don't We Do It In The Road?(Mono)」
<APPLE PMC 7067>
野蛮な歌ですね。タガが外れてくる。


「Yer Blues(Mono)」
<APPLE PMC 7067>
68年当時イギリスはブルースが流行っていた。
ジョンがそれを皮肉っている。3拍子のブルース。
「Your Blues」 
ジョンのギターソロ。勇気いる同様の音符の皮肉が効いている。


アビーロードより
「I Want You(She's So Heavy)(2009 Remaster)」
<EMI TOCP-71033>
歌詞が少なく繰り返している。ヘイ・ジュードより収録時間が長い。
デッド・ワックスのところにかかると突然終わる。




「You Know My Name(Look Up My Name)」
<R5833>
おふざけソング。おふざけの掛け合い。ナイトクラブの雰囲気。
意味わからないけど面白い。「レット・イット・ビー」シングルのB面。
彼らの奥行と幅を感じる。


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「Blue Jay Way(スタジオライヴ)」
和田唱
(3分11秒)
~CR-502スタジオ~
このカヴァーは凄い。ここまで、雰囲気含めて
カヴァーしている人は初めて聴いた。
ギター1本でこれができるとは、いやぁ、
恐れ入りました。

クリスマスオラトリオ トレヴァー・ピノック指揮サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団および合唱団演奏会

2020-12-27 15:40:51 | 音楽夜話(クラシック)
クリスマスオラトリオ トレヴァー・ピノック指揮サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団および合唱団演奏会

04:30-06:00 20.30-22.00 RadioTre

 バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248
ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
カトリオナ・モリソン(メゾソプラノ)
スチュアート・ジャクソン(テノール)
ルカ・ピザローニ(バス)
トレヴァー・ピノック指揮サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団および合唱団
2020年12月18日 ローマ、パルコ・デッラ・ムジカ
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ヨーロッパでは毎年この時期に当たり前のように、バッハの曲が演奏され、
クリスマス・オラトリオも1-3部 新年に4-6部と演奏されることもある。


例年通して聴くには長いので、2回に分けて聴いている。
このコンサートも1-3部で収録放送されている。
ピノックといえば、イングリッシュコンソートかなと思うが、
今回はイタリアの団体とのコンサート。
何回か聴いたことはあっても、毎回新鮮な感じを受ける。
カンタータの転用はあってもどの転用だか理解していないところも 
あって、まだまだ駆け出しなのだけれど、テキストを見ながら
年に1回はこうして楽しんでいる。