MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮ザールブリュッケン ・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー 管弦楽団演奏会

2020-12-15 22:32:21 | 音楽夜話(クラシック)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮ザールブリュッケン
・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団演奏会




04:03-06:00 20.03-22.00 SWR


ボロディン:交響的音画「中央アジアの草原より」
つかみはよかった。撫でられるようなイメージ。
すっと入ってくる感覚がいい。


プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
聴いていて面白く引き込まれた。演奏もさることながら、
リズムのノリがよく、一丸となって演奏される曲が、
手の内に入っている感じがした。


チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36


オケをメリハリ付けて贅沢に鳴らしている感じ。演奏に熱がある。
ツボを押さえている。オケを掌握している感じがする。
客演だと、お国ものでないものも取り上げるということだけれど、
それがどうしてなかなかな演奏をする。手の内に入っている感じがし、
弦もよく歌う。オケがこのシェフならという感じで演奏している
感じがする。集中している。惹き込まれる。歯切れがよく演奏が重くない。
フランスの名匠と言われている。1947年生まれ、73歳。まだまだ
これからかもしれない。いいものを聴いた。


ニコラ・ドートリクール Nicolas Dautricourt(ヴァイオリン)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮ザールブリュッケン・カイザースラウテルン
・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
2019年9月19日 ブザンソン、ルドゥー劇場

ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2020-12-15 22:29:33 | 音楽夜話(クラシック)
21:05-22:58 13.05-14.58 SWR


プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調 op.25「古典」
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35
シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D795「未完成」
アンナ・ヴィニツカヤ(ピアノ)
グイド・セーヘルス Guido Segers(トランペット)
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
2020年6月23日 ミュンヘン、ガスタイク内フィルハーモニー


プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調 op.25「古典」


明晰で伝わる演奏。譜面に忠実な感じを受ける。
若書きの作品だけれど、この作品はプロコフィエフの
作品の中でも聴いた方かな。ゲルギエフの指示に
よく食いついてる感じで駆け抜けていった。凄いと思う。


ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35
これも若書きの作品だと思うけれど、なかなかどうして、
天才の作品を、実力派が演奏するとこうなります的な、
ある意味刺激的な演奏だったと思う。ゲルギエフの
名曲コンサートみたいなプログラムだけれど、手を抜かず
攻めてくるところはやはり恐れ入ります。


シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D795「未完成」
彼の手の内に、この曲も入っているとは・・・。
黙って聴きました。





12月15日生まれのジャズメン スタン・ケントン カーティス・フラー ダニー・リッチモンド        バリー・ハリス ジーン・クイル 近藤等則

2020-12-15 22:18:18 | 音楽夜話(ジャズ)
12月15日生まれのジャズメン




Stan Kenton (Arranger, Band Leader, Piano) 1911–1979. 12月15日 生誕109周年
スタン・ケントン楽団のリーダーというのは知ってたりするのですが、音源にあたった
ことはなかったりします。ダンス系のそれではなかった。コンサートオーケストラを
目指していた。日本のビッグバンドも(#&♭とか)このような感じの曲やってたなと
思い出した。


Prelude and Fugue (John Williams) - Stan Kenton
https://www.youtube.com/watch?v=UdT1yAM4BiU


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Curtis Fuller (Trombone) 1934.12月15日 86歳おめでとう。


カーティス・フラーといえば、トロンボーン入門、「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」ですね。


 金管の抜き差しでこんな演奏ができるなんて、考えてもみなかった。
どうしたらこんな演奏できるのかイメージ沸かなかった。
素晴らしい、カッコいいスマート。ゴルソンも華を添えています。


Curtis Fuller - BLUES ette
https://www.youtube.com/watch?v=q-zNWpdcxvQ&list=PLtvmYP6_yqHdW9dNU80HUNIixk7w_rdEY


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Dannie Richmond (Drums and Percussion) 1935–1988.12月15日 生誕85周年


ミンガスと長期にわたって活動していたことが挙げられます。凄いドラマーだったんですね。
あのミンガスと渡り合っていたわけですから。きっとスキのないドラムだったんだろうな。
50代で心臓発作。外から見ると無念ですね。


Drummer - Dannie Richmond.
https://www.youtube.com/watch?v=J70Ink8nCdI&list=PLnX9n8n2HNs668TlMlhAqS4pMWOy0k5rb


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Barry Harris (Piano) 1929. 91歳おめでとう。


長命で今も後進の指導に当たっているとか。50年代から活動しているのだから、
すごいことですね。同僚後輩が鬼籍に入っているのに・・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=LYcSvJV7K10&list=OLAK5uy_lwj7bwy3nogLyJpaVSDn7VnayUCjRuPzI
パウエル派の重鎮になってしまいましたが、生き字引ですよね。音源が残っていてよかった。


At The Jazz Workshop
https://www.youtube.com/watch?v=LYcSvJV7K10&list=OLAK5uy_lwj7bwy3nogLyJpaVSDn7VnayUCjRuPzI


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Gene Quill (Alto Saxophone) 1927–1988.12月15日 生誕93周年


お名前は聞いたことがあったのですが、音源までたどり着きませんでした。フィル・ウッズとの、
共演盤があってそれが有名だったのですね。そうだったか・・・。
下の盤はフロント3本。バリサクまで入って、アンサンブルはなかなかです。いいもん聴かせてもらった。


Phil Woods & Gene Quill - Phil And Quill


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Toshinori Kondo (Trumpet) 1948 2020年 10月逝去  生誕78周年。


近藤等則氏はフリー・ジャズの人かと思っていたが、もっと大きい意味での音楽をされていた方の様だ。
時々JAZZ雑誌の紙面でお名前は拝見していたが、音源にあたるまではいかなかった。
今年の10月逝去された。下は80年代のメジャーな1枚だけれど、聴いてて馴染む。


空中浮遊,
https://www.youtube.com/watch?v=_l1qbuhafhE


12月14日生まれのジャズマン

2020-12-15 21:02:38 | 音楽夜話(ジャズ)
12月14日生まれのジャズマン
Budd Johnson (Tenor Saxophone) 1910–1984.12月14日 生誕110周年


存じあげませんでした。ジャズの影の大物だったようです。
芸歴も長く、ジャズ界に貢献しています。
演奏もなかなかいけてますね。


Budd Johnson And The Four Brass Giants (1960)
https://www.youtube.com/watch?v=JhRhnTNOoxk


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Clark Terry (Trumpet) was born in St. Louis, MO, 1920–2015.  12月14日生誕100周年。


味のある奏者ですよね。フリューゲルホーンの方が印象深かったりします。
94歳まで永らえたとか。JAZZ界に貢献された方ですね。ビッグ・バッド・バンド一度聴きたかった。


Clark Terry Greatest Hits (All Tracks Remastered)
https://www.youtube.com/watch?v=-asSsIiuzxY&list=OLAK5uy_mRGiCxJHSI1imAV0wXF1Obwh2ckkFMPaY


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Phineas Newborn Jr. (Piano) 1931–1989. 12月14日 生誕89周年。


この人にしか弾けないジャズがある。確かに指もよく回るし、アイデアもある。
だけど、ほかの何人も同じでない。この人独特のJAZZがある。多分、ピアノ・ジャズで
聴いておくべきピアニストのうちの1人。


Phineas Newborn Jr. ‎– The Great Jazz Piano of Phineas Newborn Jr.
https://www.youtube.com/watch?v=IJALytAL6oM


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Cecil Payne (Baritone Saxophone) 1922–2007. 12月14日 生誕98周年


バリ・サクでパーカーを吹く人。という印象が強い。このアルバムを聴いていたからだろうけれど、それだけではないのだけれど、刷り込みは強かった。
それで記憶に残っているというのも凄いのだけれど・・・。


Cecil Payne Performing Charlie Parker Music (1962)
https://www.youtube.com/watch?v=Y_C0pDzx8O4