MOBU'S MUSIC MAZE

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英国のギター雑誌Total Guitarの読者が選ぶ「史上最高のギタリスト100選」。

2020-07-09 18:03:12 | アコースティック・ギター・トリップ
英国のギター雑誌Total Guitarの読者が選ぶ「史上最高のギタリスト100選」。


その11ページに、アコースティックギターベスト4が選ばれている。
読者が選ぶということが前提なので、今どきでないことも含まれているようだ。


■The best acoustic guitarists of all time


1. Bert Jansch
2. Richard Thompson
3. Joni Mitchell
4. Nick Drake


UKだから、このあたりのアーティストは強いと思うが、
割と保守的というか伝統に根差した選択をしているようだ。
バート・ヤンシュいいじゃないですか。
あげられているのはシンガーソングライターというか、純然たる
アコギ1本の人ではない。トンプソンはアコギ・ソロもだしている
かもしれないけれど。


選外にはジョン・レンボーンや、マイケル・ヘッジスの名前もありました。
「ファンには、ピート・タウンゼンドとスティーブ・ヴァイが含まれます。」
HPより。
これは意外でした。でも、ヘッジスも後年は歌ってましたから。まっ、いいか。


お次は、JAZZ&FUSIONの5人。


■The best jazz and fusion guitarists of all time


1. Django Reinhardt
2. Allan Holdsworth
3. Wes Montgomery
4. John McLaughlin
5. Larry Carlton


ジプシージャズがお好きと見える。伝統にのっとると
そういう選択もあるのか。アランはエレキ。
ウエスは選ばれてもいいと思う。歴史的にもJAZZに
及ぼした影響も含めて。
マクラフリンはエレキでマイルスともつるんでいるし、
マハビシュヌ・オーケストラ、スーパー・ギター・トリオ
スーパーな活躍をしているし。
カールトンはミスター335だし。伝統的なフルアコの
演奏家はもう少し出てきてほしいところだけど、
読者がそれを望んでいないのですね。

参考記事amass
http://amass.jp/136564/

Guitar World (11ページ)
https://www.guitarworld.com/features/the-100-greatest-guitarists-of-all-time/11


KENNY BARRONで500曲。YOUTUBE

2020-07-09 17:23:36 | 音楽夜話(ジャズ)
KENNY BARRONで500曲。YOUTUBE


JAZZ RADIO.comの、「CAFFEEJAZZ」の
カテゴリーを聴いていた。


Kenny Barronが流れた。ここ何年かでよく名前を
耳にするようになった。活動歴は長く、アルバムも数多く残している。
以前はそれほど大きくは評価されていなかったが、お歴々がいなくなる中で、
彼が再評価されてきたのかもしれない。その意味では、長く活動して
ステップ・アップしてきた彼の努力も大きいのだろう。


聴き手の「かゆいところに手が届く」ピアニスト。いろいろなスタイルを
消化できてるところも凄いが、それを聴き手に届けるすべを心得ている
ところが憎い。


本当はアルバム単位で聴きたいところなのだけれど、この1曲づつ横一線の
聴かせ方は、ある意味アルバムのコンセプトなど無用という、バッサリと今までの
リスニングの在り方を捨てている。


アマゾンの1曲単位で曲がアルバムから購入できる昨今、MP3プレーヤーに
曲を詰め込んで、街に出て聴いてる感で、聴いていた。


YOUTUBEの彼のTOPICに、人気の曲として500曲上げてるものがある。
確かに再生できないものもあるので正味500はないけれどそれにしたって
膨大なバロンが聴ける。


500曲聴き終えるのにどれくらいかかるかわからないけれど、結構飽きずに
聴けるところが、彼の演奏のいいところなのかもしれない。
これはなかなかできることではない。




人気の曲 - ケニー・バロン500 本
https://www.youtube.com/watch?v=62L_sbz5J9I&list=PLU7OGtBotuEjJzkALreEx6j4NuzLqSNyv&index=1







クリスチャン・マチェラル指揮フィラデルフィア管弦楽団演奏会

2020-07-09 07:47:16 | 音楽夜話(クラシック)

クリスチャン・マチェラル指揮フィラデルフィア管弦楽団演奏会

ウイントン・マルサリス ブルース・シンフォニー

ジャズ・トランぺッターのウイントン・マルサリス氏は多彩な
活動をしており、クラシックのジャンルでも作曲活動をしているようで、
実際は、現代曲のジャンルになるのかもしれないけれど、
何曲か書いているようだ。

今回はたまたま見つけた演奏会より聴いてみた。
詳細なプログラムもあったけれど、翻訳のものを読んでみても
マルサリス氏がかなり深いところまでの歴史などや時代に関する
造形がありそれを音楽にしているような所がある。


MARSALIS: Blues Symphony


I: Born in Hope   
II: Swimming in Sorrow 
III: Reconstruction Rag 
IV: Southwestern Showdown
V: Big City Breaks 
VI: Danzon y Mambo, Choro y Samba  
VII: Dialog in Democracy

The Philadelphia Orchestra
Christian Măcelaru, conductor

7楽章あり、交響曲というよりは組曲のような感じもあるものの
有機的につながっている感じもする。それが1時間近く奏される。
大作だと思う。
クリスチャン・マチェラル指揮フィラデルフィア管弦楽団
2019年12月12-14日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール