JAXAが、温室効果ガス観測技術衛星“いぶき”の定常運用段階の成果を公表しました。
“いぶき”は、すでに打ち上げから5年を経過しているのですが、正常に運用されています。
発生電力は、運用に必要な電力に対して十分な余力があり、
残りの推進剤は現在約90キロもあり、今後14年ほど運用可能な量が残っているんですねー
ただ、偶発的に発生した部品の故障が原因で、
太陽電池パドルSAP-2駆動制御部で使用している、ハブリッドICの出力異常でSAP-2回転が停止するトラブルが発生。
まぁー パドル駆動系を予備の装置に切り替えて、無事運用は継続できてはいるんですね。
“いぶき”は、温室効果ガスのCO2とメタン濃度を観測していて、
CO2吸収排出量の算出と推定誤差の低減では、衛星データを用いた月別吸収排出量を世界で始めて算出しています。
また、“いぶき”の観測によって従来の地上観測では困難だった、温室効果ガスの濃度について、全球均一な観測を実現したのに加え、
この観測データを取り込むことで、推定誤差を最大50%以上低減できたそうです。
他の成果では、世界で初めて衛星からクロロフィル蛍光の全球分布を観測し、
植物からの全球分布、季節分布が明らかになっています。
そして、オゾン全球濃度分布観測で、南極域のオゾン濃度の低下もとらえています。
さらに、将来の効果的な地球温暖化政策の立案に役立つことから、環境省は重点政策の一つとして後継機を計画しているんですねー
後継機の“GOSAT-2”は三菱電機が受注し、2017年に打ち上げ予定。
今は仕様の検討中で、2014年4月には本格的な開発・製造が始まるようですよ。
“いぶき”は、すでに打ち上げから5年を経過しているのですが、正常に運用されています。
発生電力は、運用に必要な電力に対して十分な余力があり、
残りの推進剤は現在約90キロもあり、今後14年ほど運用可能な量が残っているんですねー
ただ、偶発的に発生した部品の故障が原因で、
太陽電池パドルSAP-2駆動制御部で使用している、ハブリッドICの出力異常でSAP-2回転が停止するトラブルが発生。
まぁー パドル駆動系を予備の装置に切り替えて、無事運用は継続できてはいるんですね。
“いぶき”は、温室効果ガスのCO2とメタン濃度を観測していて、
CO2吸収排出量の算出と推定誤差の低減では、衛星データを用いた月別吸収排出量を世界で始めて算出しています。
また、“いぶき”の観測によって従来の地上観測では困難だった、温室効果ガスの濃度について、全球均一な観測を実現したのに加え、
この観測データを取り込むことで、推定誤差を最大50%以上低減できたそうです。
他の成果では、世界で初めて衛星からクロロフィル蛍光の全球分布を観測し、
植物からの全球分布、季節分布が明らかになっています。
そして、オゾン全球濃度分布観測で、南極域のオゾン濃度の低下もとらえています。
さらに、将来の効果的な地球温暖化政策の立案に役立つことから、環境省は重点政策の一つとして後継機を計画しているんですねー
後継機の“GOSAT-2”は三菱電機が受注し、2017年に打ち上げ予定。
今は仕様の検討中で、2014年4月には本格的な開発・製造が始まるようですよ。