goo blog サービス終了のお知らせ 

宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

大和牛の丼を食べに行く (*^_^*) 奈良ツーリング

2020年04月26日 | バイク・旅・ツーリング
“国牛十図”って知ってます。

鎌倉末期の絵巻で、当時の国産牛の見分け方や容姿が描かれているんですねー
この絵巻には筑紫牛、御厨牛、淡路牛、但馬牛、丹波牛、大和牛、河内牛、遠江牛、越前牛、越後牛の10種が取り上げられています。

今回の目的は、この“国牛十図”に取り上げられた良牛“大和牛”。
奈良市で旨辛カレーと奈良公園を楽しんでから、“大和牛”が待つ宇陀市に走っていきます。

コロナウィルスのためツーリングも自粛中なので、このツーリングは2018年に行ったもの。
思い出しながら記事を書いていると、脳内ツーリングをしてるようで楽しめました (^^♪

○○○

6月1日の金曜日はツーリング日和な晴れ。

まずは、奈良市でランチを食べに行きます。
阪神高速東大阪線~第二阪奈を走って、グーグルマップさんを見ながら着いたのがカレーの“タリカロ”さん。
2010年に奈良でオープンした“タリカロ”さんは、2021年1月に東京の西荻窪へ移転されました。
突き抜けた辛さなのに圧倒的な旨さを感じるカレーが楽しみで、ツーリングで立ち寄っていただけに残念…
まぁ~ 新幹線を使えば3時間ほどで行ける距離、たまに遠征して食べに行きたいですね。
実は、西荻窪のお店に一度伺ったんですが、店の雰囲気が変わってしまったけど味はそのまま旨いカレーが楽しめますよ。
風情のある佇まいの町屋ですが、南インド・アーンドラ地方の辛口カレーが食べられるお店です。
店の前は細い路地なので駐車は不可。
自分は食事の後に歩いて東大寺に行くつもりなので、向かいにある餅飯殿駐車場(有料)に預けました。近鉄の奈良駅から近いお店なので電車で行くのもありですよ。
入店前に気付いたのは、非常に辛い料理を提供しているので、小学生以下のお子様の入店をお断りしていること。
辛い料理を食べて気持ちのいい汗をかくのが大好きなのでワクワクしてきます。

古民家を改装した店内は少し薄暗く居心地のいい空間(テーブルとカウンター席がありました)。
オーダーを済ませて待っているとタリカロ・カリープレートの到着です。
○○○
このプレートは“チキンカレー”と“ダール(豆)カレー”、ライスのセット。
チキンカレーが辛口でダールカレーは少し辛さ控えめな感じでした。

このライス&カレーに混ぜると美味しくなるのが、“骨付きチキン”や南インドの副菜“ポリヤル”、インドのピクルス“アチャール”。
さらに、辛い時にまぜるためのヨーグルトが付いています。

ちなみに、↓コレがテーブルに置いてあった食べ方。
その一 水を飲んだら水地獄
その二 辛い時、先にまぜるのはヨーグルト、卵は最終兵器なり
その三 ライスはくずして食すべし!
食べ方というより辛さ対策ですね。

特に水を飲んじゃうと、もう何をしても辛いので要注意。
辛さに負けそうなときは、ヨーグルトや卵、ラッシーを活用しましょう~
あっ 卵とラッシーは別注になります。

チキンカレーは食べれないほど辛くはなかったけど、いつの間にか汗ダラダラになりました。
“骨付きチキン”をほぐしてライス&カレーに混ぜて食べる! これが辛いけど旨かったー\(^o^)/
辛さの中にあるスパイスの旨みがやみつきになりそうな味… 水は最後まで我慢しました。

タンドリーチキンのように見える“骨付きチキン”は、実は器に入らなかったチキンカレーの具。
南インドはライスが主食なので、メニューにナンやタンドリーチキンは無いそうです。

旨辛カレーで思いっきり汗をかいて気持ち良くランチは終了。
歩きながら東大寺を目指します。

東大寺や奈良公園って子供の頃から数えると何回も来たはず…
でも今回の日に照らされた多聞天はカッコ良かった。
○○○
仏教界には四人の守護神がいてその一人が多聞天。
単独で祀られるときは戦勝の神である毘沙門天になったりします。
なので、多聞天は四人の中で最強の守護神! カッコ良いはずです (^o^)

奈良公園でのんびり休憩を取った後は、今回のツーリングのメインイベントに向けて出発です。

県道80号~県道186号~広域農道~国道369号を走って行けば宇陀市に到着。
時間に余裕があったので、ルートを離れて探検してました (^^ゞ どこに続いているのか分からない感じで、意外に楽しめました。

大宇陀に入ると旧伊勢街道を思わせる街並みになります。
この中にある小さなお店が大和牛の丼を提供している“件(kudan)”さんです。

今回のツーリングのメインは、ズバリこのお店で“大和牛丼”を食べることなんですねー

“大和牛丼”は大和牛とタマネギをアゴ出汁で煮込んで葛(くず)でトロミを付けた丼。
ダッチオーブンで5時間ほど煮込んじゃうので具材は形が無くなることに… もちろん肉も見当らなくなります。

でも大丈夫! ひとつ上の“スペシャル丼”は軽く煮込んだ大和牛がのっかり肉の食感も楽しめますよ (^o^)
○○○
濃い色をしていますが、あっさりとした優しい味の丼。
牛丼は他人丼風やすき焼き風、ステーキ風など色々食べてきましたが、どの牛丼とも違う個性的な味でした。

まだ夕方早めの時間ですが、今夜は飲み会あり。
国道166号~国道165号~南阪奈~阪神高痩躯松原線を走って帰ってきましたー

今回のツーリングを思いついたのは、“国牛十図”に大和牛が取り上げられていたから。
ただ調べて分かったのは、当時の牛は農耕や輸送がメインなので、“国牛十図”に書かれているのも農耕に優れている牛の産地や容姿でした。
残念ながら食用としての味についての記載は無し…

まぁー “国牛十図”には淡路牛や但馬牛、遠江牛なども取り上げられているので良しとしましょうか。



こちらの記事もどうぞ


幻の但馬牛を食べに行ってきた! 浜坂~小代ツーリング

2020年04月19日 | バイク・旅・ツーリング
コロナウィルスによる外出自粛要請が出ているので1年前に行ったツーリングの紹介。
まだ、記事にしていなかったツーリングを思い出しながら書いていきます。

○○○

今回紹介するのは、幻の但馬牛“但馬玄”の牛丼を食べに行くツーリング。
ついでに大好きな浜坂海岸にも寄っちゃいます。


初めての温泉玉子 ~ お気に入りの海岸でモーニング

朝の6時に出発して中国自動車道~舞鶴若狭自動車道へ。
西紀SAで休憩したあと、北近畿豊岡自動車道~国道9号を走って着いたのが湯村温泉。

湯村温泉に寄ったのは温泉玉子を作るため。
実は温泉玉子を作るのは初めてなんですねー
○○○
売店で3つ150円の玉子を手に入れると、あとは温泉に浸けて10分待つだけ。
出来上がるまで足湯を楽しみながら休憩できました。

このあと、県道47号を20分ほど走って着いたのがお気に入りの海岸“浜坂海岸”。
いつものごとく朝食を食べていなかったので、さっそく調理開始です。
○○○
今回作るのはパスタとパン、温泉玉子のモーニングセット。
パスタはタケノコとアサリを使った“春のスープパスタ”です。

材料はパスタとアサリ水煮缶詰、タマネギ、タケノコ水煮、シメジ、魚介ブイオン、乾燥パセリ。
水を入れたメスティンにアサリ水煮缶詰の汁、タマネギ、シメジ、魚介ブイオンを入れて強火にかけます。

沸騰するとパスタを入れてフタをしてから弱火に。
パスタが茹で上がる1分前にアサリとタケノコを入れて混ぜ合わせると、あとは1分待つだけ。
乾燥パセリをふりかけて、残りの温泉玉子とパン二切れ添えれば出来上がりです。
○○○
天気が良い海岸で食べるとおいしさ倍増。
誰もいないので、波の音を聞きながらのんびりしていると3時間も休憩していました。


水面に白く咲く“バイカモ” ~ 田舎の自動販売機コーナー ~ 幻の但馬牛

十分に休憩した後はツーリングも後半に突入。
次は、白い花をつけるバイカモ(梅花藻)を見に行きます。
目的地は県道47号を4キロほど戻った田君川バイカモ公園です。
○○○
バイカモは5月~7月にかけて水面いっぱいに咲くキンポウゲ科の水中性の多年草。
自生には水温15度以下のキレイな水が必要なので、清流の目安にされているそうです。
ただ、訪れたのが少し早かったのか少ししか咲いていませんでした。

そして、県道47号~国道9号を走っていて発見したのが“コインスナックふじ”。
そう、田舎の国道沿いによくある自動販売機コーナーです。
○○○
ここで幻の“うどん・そばの自動販売機”を発見。
横にはカップヌードルの自動販売機もあったりして、なかなかレトロな空間…
うどんを我慢して国道482号を走っていくと、このツーリングの目的地に到着です。

着いたのは山の駅 Shakunage。
少し早いのですが、本日の夕食“但馬玄ローストビーフ丼”食べちゃいます。

但馬牛の中でも特別な餌で育てられたのが但馬玄です。
月に2~3頭しか出荷しないので幻の但馬牛といわれています。
特徴は低温で溶け出す甘味のある脂なんですねー
○○○
今回食べたのは脂少な目のモモ肉を使ったローストビーフ丼です。
きれいに盛り付けられたローストビーフ丼を崩していくと、中に隠れていたご飯の上には半熟卵。
まろやかな味の中にも肉の味がしっかりして美味しくいただきました。

後で気付いたことですが、“但馬玄バラ肉ステーキ丼”というのもメニューあるようです。

ひょっとすると、こっちの方が溶け出す脂の甘味を堪能できるのでは?
っということで、もう一度行かなアカンな~と思いつつ店を出て、小代から村岡に抜けて家に帰ってきました。
小代からの県道89号はクネクネ道で楽しめましたよー


舞鶴若狭自動車道の春日ICから北近畿豊岡自動車道を走って、八鹿氷ノ山ICからは国道9号~県道47号で浜坂へ。浜坂からは県道47号~国道9号を引き返して国道482号を走れば山の駅 Shakunage。帰りも同じルートを使いました。


こちらの記事もどうぞ


海鮮グルメに舌鼓! 春の淡路島ツーリング

2019年05月03日 | バイク・旅・ツーリング
やっとイイ天気になったー!
っと言うことで、ゴールデンウィーク後半にツーリングに行ってきました。
○○○
朝も食べずに名神高速から阪神高速を乗り継いで明石大橋へ
そう、今回走るのは淡路島です (^o^)/


お昼の準備をしながら島を南へ

淡路島に上陸したあと高速は東浦で下りて南下。
8キロほど走ったところで右折、少し山を登って行きます。

そして着いたのが、切り立った妙見山のふもとにある“御井の清水”という源泉。
古事記の中で天皇の御料水として運ばれていたと伝えられている名水です。
ここで昼食に使う水を確保して、さぁー 出発です。
○○○
御井の清水
動物除けのネットが張られている
次に向かうのは津名港近くにある“焼あなご屋亘”というお店。

焼き穴子といえば島の西側にある“魚増鮮魚店”が有名ですが、
こちらのお店は島の東側にあるので、淡一ツーリングの序盤に寄れるんですねー
午前中にここで穴子弁当を買って、お昼になると港や海岸で海を眺めながら食べるのがおすすめですよ。
○○○○○○
焼あなご屋亘
国道28号を南に走って右手
焼き穴子の大を購入
“焼あなご屋亘”は焼き穴子弁当のテイクアウト専門店なんですが、
カウンター席が用意されているので店内での飲食も可能だったりします。
今回は焼き穴子のみを買いました。


春の訪れを告げる魚を使った丼“生サワラ丼”

さて、ここから目指すのは島の西側にある五色町。
春の訪れを知らせる魚“サワラ”を使った丼を食べに行きます。

焼き穴子が昼食なのにサワラ丼? いえいえ、サワラ丼は遅い朝食なんですねー

店に着くと「ちょっと待ってなー いまサワラをさばいてるから」の声。
“お食事処 お多福”の雰囲気は昔ながらの大衆食堂で、人柄の良さそうな大将が迎えてくれます。
新鮮なサワラにありつけそうな期待感 (^^♪ お目当ての“サワラあぶり山かけ丼”を注文しました。
開店の30分も前に着いたのに入れていただけたのはラッキーでした。
○○○
サワラあぶり山かけ丼
島内でサワラ丼を提供しているのは30店ほど。
“お食事処 お多福”は淡路島生さわら丼の元祖ともいえるお店で、炙られた生サワラの上に山芋のトロロがかかった丼が人気。
とろけるほど柔らかいサワラは、炙られてほんのりと甘く山芋との相性がバツグン!
肉厚なサワラもつるっと喉を通っていきました。


目指すは淡路島の最高峰

前から気になっていた諭鶴羽山の周辺林道(作業道や登山道とも言う…)。
今回は諭鶴羽ダムから山頂を目指すルートをチョイス。

五色町から南に下っていき南あわじ市に入ると諭鶴羽ダムへ
ダムから川上に向かってダートを走り、とちゅう右手にゲートが見えたところで停車。
下調べでは、このゲートの向こうにあるのが林道(か作業道)なんですねー
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/1f/3501d2a5e7f9e5b8f18df311f6b227e5.jpg
右手のゲート奥が目指す林
ゲート脇から行けそうなので入っていくと、始めは淡路島によくある落ち葉いっぱいのコンクリートな路面。
でも、ダートに入ってしばらくすると路面が激変… ガレ場やん。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/44/f7a9275fbbc0a192341055588a68607c.jpg
この先は岩ゴロゴロのガレ場
「軽トラはもちろんモタードでは絶対無理やな」っと即効で諦めたけど、ここでUターンするのも結構難しい。
結局、切り返せそうな場所までバックして戻ってきました。

他のルートにチャレンジする時間もないので、よく走った林道上田線に変更。
“神代 上田池ダム”から諭鶴羽山に続く林道上田線は、ほぼ舗装路で途中に数か所ダートが残っている林道。
○○○
神代 上田池ダムは淡路島最初の農業用ダム(昭和7年竣工)
堰堤は農業ダムとしては全国でも数少ない石積み式の重力ダム
路面にちらほら落石がありますが淡路島では走りやすい林道。
2時前に諭鶴羽山山頂に到着しました。
○○○
淡路島の最高峰、標高は607.9メートル


お昼は焼き穴子を使った山めし

さっそく調理開始。
持ってきたお米とカットワカメ、タケノコをメスティンに入れて炊飯。
使うお水は途中で汲んでおいた“御井の清水”、白だしも少し入れておきます。

焼き穴子は一口サイズにカットしておき、ご飯が炊き上がってから投入。
蒸らしの時間を利用して温めます。

10分待てば蒸らし完了。
“若竹焼き穴子めし”の出来上がりです。
○○○
初のメスティン料理“若竹焼き穴子めし”
ふっくら焼き穴子が香ばしくて、うすあじ若竹ご飯によく合います。
頂上で食べるご飯は旨さ2割増し! ピークハントは今回もバイクですが…

さて、昼ごはんも食べたし、高速の渋滞も気になるので帰る準備です。

帰りは諭鶴羽神社にお参りをしてから、島の東側(灘山本)に下りて県道76号を北上して行きます。
○○○
諭鶴羽山の山頂近くに鎮座する神社
熊野三山の元宮と伝わる神社
ただ、気持ちよく走れたのは津名まで。
津名一宮ICから高速に乗ると、まさかの西宮まで断続した渋滞…
しかも名神高速に入ってから降り出した雨… なかなかの苦行タイムでした。

諭鶴羽ダムから山頂を目指すルートは残念だったけど、天気も良く旨いものが食べれたツーリングでした (*^_^*)


高速は東浦ICで降りて南に走って津名、西に向かって五色町、南に向かって南あわじ市の諭鶴羽ダムへ。林道アタックを失敗した後は、神代 上田池ダムから林道上田線を走って諭鶴羽山山頂へ。帰りは島の東側に下りて津名一宮ICから高速に乗っています。


こちらの記事もどうぞ


海沿いだけじゃない! 淡路林道ツーリングの楽しみ方 (^o^ゞ

2017年10月16日 | バイク・旅・ツーリング
○○○

淡路島ツーリングといえば海岸線を時計回りする淡一(淡路島一周)ですよね。
でも今回は林道? 廃道?などの山を走ることがメインなツーリング。

洲本で海沿いを離れ“柏原山林道”、“諭鶴羽林道”、“林道上田線”を走り、
淡路島最高峰の“諭鶴羽山”にも登っちゃいます (#^.^#)

近場で行き慣れた淡路島。新鮮で充実したツーリングになるのか? さぁ~ お楽しみ。

舗装されてるけど荒れ荒れな柏原山林道

9月23日(土) まだ薄暗いなかを明石大橋を渡り淡路ICからは国道28号を南下。
洲本からは海沿いを離れ内陸へ、県道481号を走って淡路島で2番目に高い“柏原山”へ向います。
千草からは1つ目の林道“柏原山林道”を走ります。

林道は舗装されていて山頂近くにある南展望台までは問題なし。
なんですが、駐車場から展望台への道は荒れ放題… さらには木が茂っていて景色が見えず…
はっきり言って管理されず放置状態でした (^^ゞ オイオイ…

仕方なく北展望台に向うとコンクリートの路面には落ち葉や枝・砂・石が散乱状態。
途中で数回鹿を見かけたので、管理していない =人が来ないんだなー っということを実感しました。
ここまでくると、逆に走っていてワクワクしてきましたねー

展望台からの林道後半も同様の荒れ具合なんで、
そういうの込みで楽しめる人向きになっていたりします。
由良に下って行く林道後半は海を見下ろす眺めが印象的。
由良に下って行く林道後半は海を見下ろす眺めが印象的。
ただ、由良に降りて行くと視界が開け海が見える場所がいくつかあり、
そこからの景色は見る価値有り! 自分は後半部分が好きですねー
写真左はガケ、もちろんガードレールなし。
写真左はガケ、もちろんガードレールなし。
最後の方はかなりの荒れ具合…
林道? 廃道? ちょっとしたアドベンチャー気分で楽しめました (^-^)
左右のガケから崩れ落ちた岩や石。
左右のガケから崩れ落ちた岩や石。

淡路島最高峰“諭鶴羽山”へ

再び海岸沿いに出ると県道76号を走って南下。
灘黒岩から再び山に入って行き、今度は淡路島最高峰“諭鶴羽山”の頂上を目指します。
由良の海岸
由良の海岸
住宅地を抜けると道はだんだんと細くなり軽自動車が走れるかどうか、
ここも路面に落ち葉や石、枝などが散乱しているほったらかし状態なんですねー
途中に猪・鹿防護柵があったのでゲートを開けて侵入していくと、
しっかりシカやウリ坊に遭遇しちゃいました。
諭鶴羽山へ
諭鶴羽山へ
登りきって視界が開けた先で“諭鶴羽林道”と合流です。
この先には“諭鶴羽林道”との三差路がある。左折が“諭鶴羽神社”、右折が“上田池ダム”。
この先には“諭鶴羽林道”との三差路がある。左折が“諭鶴羽神社”、右折が“上田池ダム”。
ここで“諭鶴羽林道”を左に進んで“諭鶴羽神社”に向かいます。

行くと途中には短いダート区間と山頂に行く分岐、
そして着いたのが“諭鶴羽神社”です。
○○○
細くてクネクネなダートがある林道を走ってきたのに立派な神社がありました。
鳥居の右手には大きな駐車場とトイレがあるので、参拝と休憩にはもってこい。
4対の狛犬さんが出迎えててくれます。
○○○
“諭鶴羽神社”は創建が開化天皇の治世と伝えられる古社。参拝してツーリングの安全祈願をしてから出発です。

境内を散策して山頂へ続くルートを見つけていたのですが登山道なのでバイクはNG。
実は諭鶴羽山の頂上に行くにはもう1つルートがあるんですねー こちらはバイクOK。

っと言うことで来た道を引き返して行きます。
途中に分岐が見えてくると左折、坂を登っていくとNTTの中継局に到着。
ここにバイクを置いてほんの少し歩くと目的地はすぐそこ (^-^) 諭鶴羽山と書かれた看板の先が山頂です。
ほぼバイクのみで淡路島最高峰の登頂完了となりました。
607.9メートルの諭鶴羽山頂からかすかに見えたのは鳴門大橋。<br>
冬場だと空気が澄んではっきり見えるかも。
607.9メートルの諭鶴羽山頂からかすかに見えたのは鳴門大橋。
冬場だと空気が澄んではっきり見えるかも。
山頂から引き返して走っていると舗装が終わり道はダートへ。
灘黒岩への分岐点付近はなかなか雰囲気がいいダート区間
灘黒岩への分岐点付近はなかなか雰囲気がいいダート区間
上田池ダムに向かうので灘黒岩への分岐は直進。
分岐を少し超えたあたりは山頂と並ぶビューポイント、視界が開けてい沼島や和歌山が見渡せますよ。
沼島が見えるビューポイント 諭鶴羽林道
沼島が見えるビューポイント 諭鶴羽林道
“諭鶴羽林道”は舗装路に数か所のダート区間が残されているのですが道幅もあり走りやすい林道。
なにより利用者があるためか管理されていて荒れていないのが特徴です。
道幅もあり走り易いダート区間。
道幅もあり走り易いダート区間。
林道は途中から“林道上田線”に名前を変えます。全線舗装になり益々走り易くなるのですがワクワク感は消滅…
だんだんと川の水量が増えてくるとその先にダムが見えてくる。
だんだんと川の水量が増えてくるとその先にダムが見えてくる。
川と並走するようになると林道の終点“上田池ダム”が見えてきます。
堰堤の上を走り対岸に渡ることができます。
堰堤の上を走り対岸に渡ることができます。
石積み式のダムは迫力があり、なんでも淡路島で最初に作られた農業用ダムなんだとか。
農業用としては全国でも数少ない石積みの重力式ダムで、日本の近代土木遺産に登録されています。
おすすめは管理事務所? からの眺め。見上げると石積みが荒々しく迫力がありますよ。
おすすめは管理事務所? からの眺め。見上げると石積みが荒々しく迫力がありますよ。
ここで今回の林道ツーリングもおしまい。国道28号で淡路市まで北上してお土産を購入後、淡路インターから高速に乗って帰ってきました。
淡路海峡大橋
淡路海峡大橋
今回のツーリングで感じた淡路島林道の魅力は3つ。
  林道から時折り見えるハッとするようなオーシャンビュー。
  林道? 廃道? っと思うような荒れた細い道や怪しげな枝道がけっこうあるので、
  走っていてちょっとしたアドベンチャー気分を味わえる。
  人があまり入ってこないのでシカやイノシシに遭える率が高い。
距離も短めなので、寄り道しながらトコトコ走るのが向いていますよ。
ビールのお供は、お土産で買った焼きあなご。
ビールのお供は、お土産で買った焼きあなご。


高速で淡路島に渡った後は国道28号で東海岸を南下。洲本から内陸に入り柏原山林道~諭鶴羽林道~諭鶴羽山頂~林道上田線~上田池ダムっと回っていきます。


こちらの記事もどうぞ

旨い鮨をつまんできた (#^.^#) 秋の白浜ツーリング!


ニャンコの駅長に会って新鮮な魚を食べるツーリング


モータードでもOK!? フラットダートな瀞川氷ノ山林道に挑戦!

旨い鮨をつまんできた (#^.^#) 秋の白浜ツーリング!

2017年09月19日 | バイク・旅・ツーリング
今回は前から行ってみたかった白浜のお寿司屋さんに伺う、ちょこっと贅沢なツーリング (#^.^#)

和歌山駅近くの“ねぼけ食堂”から始まり、紀伊日ノ御崎燈台を回って白浜の“長生の湯”で一息ついた後、メインイベントのお寿司屋“幸鮨”さんに向かいます。
○○○


朝7時開店の食堂

出発は朝の5時半。お昼までに回るスポットが4つあるので早朝に家を出ます。
まずは和歌山市に立ち寄り和歌山駅近くにある“ねぼけ食堂”さんへ。

ここはオーソドックスなメニューが安く食べられる食堂。
朝の7時から開いていて、紀州茶がゆが名物だったりします。
朝7時開店の食堂。意外なことに茶がゆが名物。
朝7時開店の食堂。意外なことに茶がゆが名物。
カウンター席のみの店内には所狭しとメニューが貼られ、大きいテレビとカラオケが鎮座… 食堂というよりカラオケ居酒屋っぽかったです。

この日は開店直後にすべり込み、注文したのはご飯・味噌汁・目玉焼きの一般的な朝メニュー。
八代将軍吉宗も食したとうたっている名物茶がゆは、鍋で出てくるようなので量的にパス (^^ゞ
ご飯・味噌汁・卵焼きで520円。あと小鉢の冷奴が付いてきました。
ご飯・味噌汁・卵焼きで520円。あと小鉢の冷奴が付いてきました。
リーズナブルに腹ごしらえができて開店は朝の7時、早朝に出発する南紀方面ツーリングの燃料補給ポイントにピッタリかも。素朴で懐かしい家庭の味が食べたくなったらまた行きますね。


クヌッセン機関長救命艇保管庫

“ねぼけ食堂”を出ると阪和自動車道を南下し広川インターからは下道へ。国道42号から海沿いの良い感じの田舎道(県道24号)を走ると右手に見えてくるのが赤が目立つハイカラな建屋。そう、ここが2つ目の目的地“クヌッセン機関長救命艇保管庫”なんですねー
左下に写っているのが供養碑。右奥にはトイレもあります。
左下に写っているのが供養碑。右奥にはトイレもあります。
1957年のこと、日御碕沖で火災を起こしている日本船“高砂丸”を救おうとしたデンマーク船“エレンマースク号”と、その救出活動で殉職されたヨハネスクヌッセン機関長を悼んで作られたのが救命艇保管庫と供養碑です。トイレがあるので海沿いルートの休憩地点としてもおすすめですよ。
坂を下れば裏手にある田杭漁港に行けました。
坂を下れば裏手にある田杭漁港に行けました。


瀬戸内海と太平洋の境目

次の目的地は県道24号を南に走り突き当りを右(県道167号)に行った先、“クヌッセン機関長救命艇保管庫”から10分ほどの場所。紀伊半島の最西端に突き出した日ノ御崎に建つ“紀伊日ノ御崎燈台”です。
白いタイルが貼られたスリムな灯台。
白いタイルが貼られたスリムな灯台。
今年の4月に建て替えられたのは、元の場所が広範囲にわたって地滑りが続いていたこと。
少し風が強かったのですが青い空に眺めは最高! この灯台と、室戸キンメ丼ツーリングの帰りに寄った四国最東端の蒲生田岬灯台とを結ぶ線が、ちょうど瀬戸内海と太平洋の境目になるそうです。


温泉とお寿司、贅沢なひととき

県道167号~24号で国道42号線へ戻ります。
良い天気のなか海沿いを走って向かうのは白浜温泉“長生の湯” (~o~)
天気に恵まれ海沿いを快走
“長生の湯”は3つの湯船が楽しめる温泉。
なかでも雑木林に囲まれた露天風呂は落ち着いた雰囲気でのんびりと浸かることができました。
長生の湯(玄関)
今回は新緑でしたが春は桜、秋は紅葉と季節によって楽しめ、夜にはライトアップもされるそうです。お湯は無色で癖もなくお肌がツルツル、リラックスできる良い温泉でした。
長生の湯(内湯)新緑は内湯から眺めることも。
新緑は内湯から眺めることも。
そろそろお昼を予約している時間。お湯に浸かってさっぱりしたところで“幸鮨”さんに向かいます。

店内はカウンター席と小上がりが2つ。
カウンター席に案内されメニューに目を通してから注文したのは特上にぎり(3,700円)。

かなり贅沢なお昼になったので「じっくり味わってたべるぞ!」っと思っていたものの、中とろ、かんぱち、うに… っとテンポ良くにぎられるお寿司をつまんでいるうちに完食。旨かったー! 早かったー! なので撮影するタイミングを逃した… (T_T) ただ食べ足りないのでアジとヒメチ、鉄火巻きを追加しちゃいました。
立派な店構えの“幸鮨”さん。
立派な店構えの“幸鮨”さん。
ツーリングの目的もほぼ達成したので、昼からはのんびり走って帰るだけ。
県道29号から紅葉にはまだまだ早い高野龍神スカイラインを走り抜け、かつらぎ西から京奈和自動車道に入り高速で帰ってきました。

帰宅は午後7時、シャワーを浴びて“かみかみこんにゃく”で一杯 (^^♪
道の駅“龍神”で購入した“かみかみこんにゃく”が今夜の肴。
道の駅“龍神”で購入した“かみかみこんにゃく”が今夜の肴。
乾燥したこんにゃくは「噛めば噛むほど味がでる」んだけど、お湯と麺つゆに少し浸けておくとウマーでした。涼しい風が心地良く残暑は感じられないツーリングでしたが、秋はまだまだこれからですね。


和歌山までは高速を使って国道42号で白浜へ。
帰りは県道29号~高野龍神スカイラインを北に走っていきます。


こちらの記事もどうぞ
  ニャンコの駅長に会って新鮮な魚を食べるツーリング