ムネコマサン

写真付日記で~す。物忘れないうちにメモして、日々の出来事、アチコチ出かけコンデジ・一眼画像をアップしてます。

若狭鯖街 熊川宿を観てきました(後篇)

2015-06-07 09:04:15 | 旅行記

熊川宿 若狭湾 小浜(おばま)から 約16kmの場所にあり 古くから 都への 物資を
運ぶ 街道であったそうですよ

古くは 平安時代くらいから 朝廷への食料を運んでいた その道を

御食国(みけつくに)の道と呼ばれているとか

若狭湾は 伊勢・志麻・紀伊・淡路などと共に 朝廷に食料を貢ぐ
「御食国」で有ったことが出土した木簡で明らかになっている
若狭の国造(くにのみやつこ)であった 膳臣(かいわでのおみ)一族が 朝廷の食膳を担当し 更に大陸との外交などにも活躍したのではと推定されてます
 熊川宿が位置する上中町に古墳も集中して存在しています



デジブックを作りました よければ 次のURLで 観れます
ただし 2015/6/20頃には 消滅しますので あしからず
http://www.digibook.net/d/dd45cddb80180a7160bd79e0abb75713/?viewerMode=fullWindow


中の町(なかんちょ)と 下の町(しもんちょ)の境目にあたる場所の 案内図
街道が この場所で 直角に 曲っており どことなく 城郭の作り方に似ていると
いわれてます


こんな 蔵も残ってました


土産物屋さん
建物に特徴が有りますね 2階の窓付近 柱が 土壁で塗りこまれてます
2階の 右端の方には 袖壁卯建(そでかべうだつ)も残ってます
この壁は 近隣火災時の防炎の役目もあるそうです


街道わきの 大岩 別名 子守り岩とも
昔から 子供たちの遊び場になっていた


陶器がたくさん並んでます
古い 脱穀機(精米機?)が 私も 母親の実家で その昔 見かけたものでした
手回しで風車を回し 米を選別するような仕掛けでは・・・・
珍しいものも ありました


主なものだけで紹介しました

街道筋には 電柱も無く すっきりした 街並みが印象的です
1300年ほどの古から 築かれた 場所では と思います
上中町全体を見ながら 歴史に触れるのも 面白いものですね
 最後まで ご覧いただき ありがとうございます