ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

調理が出来なくても食材があれば食べていける

2011-12-05 10:07:39 | これってグルメ
 日曜日の午後のTVで「「やってト~ラ~ァ~イ」なんて番組がある。
 女子大学生などが課題の料理に挑戦するのだが、これが全く出来なくシッチャカメッチャカで笑いを誘うのである。

 アジ、サバ、サンマなどの見分けがつかない。三枚に下ろすなどとても出来ない。
 課題は「アジのタタキ」「茶碗蒸し」「かき揚げ」など・・・準備された数ある素材を手当たり次第に混入して不味そうなものを作り上げる。

 「自分の作るカレーは家族が美味いという」と自慢している知人がいた。私は「ルウはカレー粉や香辛料からやってこそ自慢できるのでは・・・」と言ったことがある。

 子供のころ、母が時々作ってくれる我が家のカレーは「缶に入ったSBカレー粉にメリケン粉、僅かな牛肉」だけのものであった。
 これを何杯も食べて、鍋にこびりついたカレーにまでご飯を入れて食べ尽くしていたものであった。

 最近では、「朝カレー」と称して、ジャガイモ、玉ねぎ、人参、豚肉など極くわずかをレンジで調理、ルウ2片を入れて一人前を作っている。

 ある人は、定年後は朝飯は自分が作るからとセッセとやっている。「男子厨房に入る」時代である。

 この間、男性が作り、出来上がった頃に女性が来る食事会に参加した。公民館の調理室を借りて手際よく喜喜としてやっていた。私は炊飯器でご飯を炊いたくらい・・・

 まあ、シャベクリがメインで初期の目的は達し全員大満足であったようである。

 「やってト~ラ~ァ~イ」も失敗ばかり出して番組を面白くしているのではと思ったが「正しく出来たのは10人中3人でした」と公表しているので、そんなものだろうと納得・・・これ位、若い女性は料理が出来ないのも事実で、彼女達の親も出来ない人が多いのではとも思う。

 「ファミレス」「コンビニ」では安くて美味いものが氾濫しているが「裁縫と料理」は必要で、木の皮で衣服、蛇や蛙も食べなくてはならないこともある。

 「衣食足りて礼節を知る」なんっちゃって・・・


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