コストはかかる

　よく「コストは幾らくらいですか？」などと聞く人がいる。
　コスト（COST）とは、費用、代価がかかるなどの意である。コストパフォーマンスなどと・・・

　未曾有の災復興財源を何処から捻出するかと論議されているが、詰まる所はすべて国民の負担にかかって来るのである。所得税にしろ消費税にしろ、此処から以外に何処からも出て来ない。

　取りやすいところから取っていく算段をしている。「朝三暮四」みたいでもある。

　時折「埋蔵金」の話題が出て来るが「打出の小槌」も出てきて欲しいものである。「兆」の額が飛び交っているが貧乏人には空恐ろしいお金・金額である。

　高額費のがかかるダム建設とか公務員住宅建設とかの着工後の中止騒ぎで、さてキャンセル料の支払いとなるとこれまた税金の無駄遣いである。

　何事も計算してやっているのであろうが、無理無駄の繰り返しの感がする。

　「デジカメを買いたいが、プリントアウトなどのコストがかかるので止めた」という人がいた。
　良く計算するとやってはおれないが・・・・金に換算できないものもある。

　プリントはお店に頼んだ方が安上がりには違いないが、自分でやるのは金には代えられない楽しみもあり、人にあげて喜ばれるのもまた楽しいものである。

　コストなど考えていては何もできないこともある。

　昨年の我が病気治療の金額は昨年はざっと１０００万円くらいで１割負担で１００万円かかっている。簡単に言えば、若い時の保険料は払い過ぎで、高齢になって使い過ぎである。それでも払った方が多いのでは・・・これもコスト計算か・・・

　我が人生のコストはどの様に計算したらいいのか、幾らだったでしょうか？清算はどうする。