すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

商工会の例会に参加して

2006年07月13日 | 青年会議所の活動
12日、宗像市商工会青年部の例会が開催されました。
商工会青年部では石松常任理事は総務広報委員長、宮内宗徳君は地域振興委員長、高岡勝義君は情報交流委員長、小林慎二君は監査、永島直昌君は部会長として頑張っています。

私も昨年は商工会青年部で副委員長と部会長の役を受け、JCでは監事・福岡ブロック運営専務、そして次年度理事長と、目が回るような思いをしましたが、多くの方々のご理解とご協力のお陰もあって何とか役を終えることができました。

これから先、皆さんもJCだけでなく、各団体の役をはじめ、無理なことをお願いされることもあるかと思います。
「仕事が忙しいから」と断るのは簡単です。
受けたいと思いつつも「今は無理」と辞退することもできます。

しかし、人から頼まれるということは、「あなたならできる」いう信頼感があなた自身にあるからなのです。
また「あなたにやってほしい」という期待や願いもあるのです。

「失敗したら嫌だから」「会社や家族に迷惑を掛けたくない」など色んな考えが頭をよぎることでしょう。
と同時に「できるものならやってみたい」「せっかくの頼みを断りたくない」という気持ちも心の中にあるのではないかと思います。

是非、そんな時は思い切って「一歩前に」踏み出してください。
失敗したっていいのです。
いや、むしろ失敗する経験も大切なのです。

仕事では失敗を避けるため、思い切ったことや冒険はなかなかできないものです。
また、年を重ねるごとに、新しいことにチャレンジしようという気持ちは薄れてきます。

JCにしても商工会青年部の活動にしても、ある意味では仕事とかけ離れた自己修錬の場であると私は考えます。

仕事に関する勉強は自分でするものです。
しかし人間としての成長は、他人によって磨かれることでしか得ることができないのです。

私自身、これまで色々な役を経験したことが、自分の成長の糧となり、そのことで会社や家庭、地域にご恩返ししていかなければという使命感を持てるようになりました。

私は元来、わがままで自己中心的な性格でしたが、副委員長・副実行委員長・副理事長・専務理事・運営専務という、リーダーを支える役を与えていただいたことで、フォロアーとしてやるべきことを実体験で学ぶことができました。

そして、委員長・部会長・理事長というリーダー職をさせていただいた時には、行動力と判断力、感謝や思いやりの大切さを身にしみて感じさせられました。

役職に限らず、皆さんは今後さまざまな場面で「一歩前へ」と推されるチャンスがあるかと思います。

以前、麻生知事との対談の中で、知事本人がおっしゃられたこと。

「光陰矢の如し」

人生はあっと言う間です。

かく言う私も人生の中間地点(80歳まで生きられればですが)。
頑張らねば・・・。