私のふるさと稚内市のお隣りの幌延町には、
ウランとプルトニウムを回収した後に残る高レベル放射性廃棄物を
最終的に地下深い地層中に処分するための研究施設があります。
深地層研究所についてはこちらを読んでください→
ここ
なので、原発関連施設がもたらす眩い光とともに、
反面、そのすさまじく深い影のことは
とても身近でわが身のことことでした。
施設建設の推進派・反対派が、ともに小さな地域で暮らしてゆくことも
本当にやりきれなくて切ないことです。
この映画の舞台になる青森県六ヶ所村は、1993年から現時点まで
約2兆1,900億円の費用をかけてつくられている
日本原燃が所有する核燃料の再処理工場「六ヶ所再処理工場 」があるところです。
この工場では、国家事業として、日本各地の原発から出る
使用済み核燃料を集めて、その中から核燃料のウランとプルトニウムを
取り出すための再処理が行われています。(幌延に来る前の処理ですね)
現在はまだ試運転中です。
どのようなエネルギーを選択するのか、
どんな社会で生きてゆきたいのか
私たちはずっと問われ続けているのだと感じています。
お時間の許す方は、ぜひぜひ見ていただきたい映画です。
「六ヶ所村ラプソディー」上映会 in 旭川市
日時 2011年 4月 29日 (金曜日)
会場 旭川建設労働者福祉センター(サン・アザレア)
旭川市6条通4丁目
【プログラム】上映①10:00 ②13:00 ③15:30 ④18:30
【参加費】一般1000円/ 大学生 500円 高校生以下 無料
【主催】「今だからみたい!この映画」
【問合せ先】こども富貴堂/0166-25-3169