関東三大施餓鬼の一つ、「どじょう施餓鬼」が22、23日の両日、埼玉県杉戸町の永福寺で行なわれ、小雨模様の中、多くの人が訪れ、どじょうを池に放った。
「施餓鬼」は、生前の行いが悪く地獄に落ちた人を、施餓鬼の修法で、これらを救う法会。
永福寺の施餓鬼は、どじょうを池に放つ「放生(生きものを放ってやる行事)」施餓鬼であるところから「どじょう施餓鬼」の異名がある。
22日には檀家の施餓鬼である「 壇中施餓鬼」が行なわれ、
23日には、各種の法会が行なわれた。
カメラマンらが集まる「 因幡が池忠魂供養 」は午前11時
衆僧の行列が因幡が池に向かい、
池を囲んでの読経が盛大に行なわれた。
「日月碑堂供養」「本尊法楽大法要」「だんご施餓鬼」などが行なわれる。
今年は、3.11東日本大震災が発生したこともあって、境内には、四十九日法要の写真も掲示されていた。