宮代町でサクラの花が野を覆い始める？！

秋の野に咲くサクラの花が宮代町の田を覆い始め、辺り一面を薄いピンクに染めている。



このサクラの名前は「サクラタデ」。



秋の桜というとコスモスが定番だが、野の花ではこの「サクラタデ」。



タデの花はアカマンマに代表されるように小さいものが多いが、サクラタデの花は比較的大きい花で、サクラの花のような色合いであることからサクラタデの名前が付いたといわれる。



湿地などに生える花だが、近年、数が少なくなっているといわれ、東京都などでは希少種の仲間に位置づけられている。



ただ、時折、休耕田などに突然群生するといわれており、そうした報告も多い。



宮代町でも広い休耕田の半分以上に群生しているもので、草刈りの時期がサクラタデにとって、良いタイミングだったため群生が現れたのではないかと見られる。



現在のところ。5、6分程度の咲き方で、蕾の数も多いことからここしばらくは花が楽しめそう。



場所を明らかにして、皆さんに楽しんで欲しいところですが、田んぼの中を通っていかなければならず、多くの人が訪れると迷惑がかかる可能性もあるため、割愛させていただきます。ご了承ください。