東日本大震災以来点検や計画停電の影響などで営業を休止していた東武動物公園が26日、営業を再開、久しぶりに子どもたちの明るい声が響いた。
東武動物公園では、再開にあたって、子どもたちに笑顔を取り戻してもらい、日本を元気にしようと、4月6日(水)までの春休み期間、小学生以下の子どもの入園料を無料にするプレゼントを実施する。
これは、東武動物公園をはじめ、東武鉄道の関連施設である東武博物館(所在地:東京都墨田区)、東武ワールドスクウェア(本社:栃木県日光市)でも、同様のプレゼントを行っており、子どもたちの笑顔で震災から立ち上がる元気を・・・というもの。
26日は開園を待ちきれなかった子どもたちが開園前から列を作り、真っ先に向かった先は、リニューアルオープンした「ふれあい動物の森」。
動物園と遊園地というハイブリッドレジャーランド東武動物公園が開園30周年を迎えるのを機に、新たに、動物と直接「ふれあう」ことのできる施設、いわば『ふれあいのテーマパーク』を誕生させた。
「動物を見て」「遊園地で遊んで」のほかに「動物たちとコミュニケートする」楽しみを提供するふれあい・体験型のレジャー施設。
見学者と動物が同じ空間で遊んだり
餌をあげたり
抱っこしたり
ドキドキしながら動物に近づいて、喜んだり、驚いたり、うれしくなったり子どもたちは表情を変える。
そんな貴重な体験がたっぷりできる「ふれあい動物の森」は、5600平方メートルという広大さ。
カンガルーステップ(本物のユーカリ林の中でカンガルーに大接近)、ワオワオガーデン(ワオキツネザルにエサをあげることができる)、森のふれあいハウス(ウサギ・ヒヨコ・モルモットとふれあうことができる)、森のステージ(「ふれあい動物の森」にいる動物たちによるステージを見ることができる)、ポニー乗馬コーナー、アルパカファーム、シープデッキ、ヤギさんのアスレチック、森の教室、ゾウガメ広場、ふれあいショップ「わとと」など多彩なふれあいと体験ができる。