雨の似合う鳥というとツバメを真っ先に思い浮かべる。
ツバメに聞いても会話にならないと思うので、あえて聞かないが、ツバメだって雨が好きというわけではないのではなかろうかとも思う。
雨の中、電線につかまって雨に耐えているが、晴れ晴れした顔ではないように見受けられる。
雨なのに、どうして・・・。
それは子育てのため・・・。
巣だったばかりとみられる子ツバメが羽繕いをしながら、親が持ってくる餌を待っている。
親が来ると、大きく口をあけ、翅を広げて餌をねだる。
こんな小さな子が口を開けて待っているのでは、雨なんて言っていられない。