宮代町議会は6日、議長を除く全議員が質問に立った一般質問が終わり、6月定例会のヤマ場を越えた。
一般質問では、多くの課題や問題点が指摘され、宮代町のこれからについての論議が行なわれた。
【一般質問を傍聴して】
傍聴した私だけかも知らないが、執行側の答弁の中に「おや!」今までだったらこんな答弁はしなかったのではないかなと思うことが、数回見られ、その姿勢からか議論がかみ合っているように感じられる場面があった。
それは、執行側の答弁者の課長が真摯に議員の発言に耳を傾けるようになったためか、一部議員の質問テーマに対する勉強が深く、議員の発言を無視できなくなったのか・・・、ともかく、「かみ合っている」という感じを受けた議会だった。
それだけに、傍聴していても、退屈に感じることがない一般質問が数人の議員で見られた。
その要因は何なのか、課長の一人に聞いてみたが「これまでと特に変わった答弁を行なったとは思っていない」という。
私の、思い違いだろうか。
町長選を前に、執行側の課長が全方位となったとうがつことも出来るが、そうしたことではなく、ともかく、議会の論戦としては面白かった。
だが一つのことを除いては・・・・。
その一つとは・・・・。
論戦の中で浮かび上がってきたのは、この町の防災意識は本当に大丈夫かということ。
東日本大震災から2年余。その教訓を生かした、防災対策の進行具合は・・・・。
与党議員(?)がこの問題に切り込んだ。
「防災計画の見直しは進んでいるのか」と
「国や県の見直し等を待って・・・」と答弁。
「上位計画を待たなければ見直しは出来ないのか」
与党議員がいらだつのも分かる。災害対策は待ったなしである。なのに、国や県の見直しを待ってから・・とは・・・。
宮代町として3.11等で学んだことがあるだろう、そうしたことを盛り込んで、見直しを行い、早急に現時点で出来る最大限の「町民の生命と財産を守る」方策を計画すべきである。
なのに、役人的発想の「上位計画を待って・・」とは・・・。その間に、災害が発生したら・・・。
この与党議員の勉強力、理詰めの論理には敬意を表したい。良くぞ、指摘してくれた・・・。
与党議員のなかから、こうした指摘が出るほど住民の生命財産を守る意識が低い要因は何処にあるのだろう。
実は、この与党議員の質問の翌日。
例の、町長以下課長など幹部職員が平日の午後、休暇をとって、懇親会を開いた問題を取り上げた議員の質問に答えた町長答弁に見られる。
「過剰な危機管理意識は職員を疲弊させる」と発言したのである。
これまでも、失言と思われる(町民目線からすると)発言をしてきた町長なので、見過ごした議員もいたようだが、我が耳を疑った議員、傍聴席も少なくなかった。
危機管理に普通と過剰があるというその線引きをうかがいたいところだが、それはさておき、町民の生命・財産を守ることを「過剰な危機管理」と表現。
それより、職員の健康が心配というわけである。
不適切な表現かも知れないが、言い換えれば「税金を払っている人よりも、税金で食べている人の健康が大事」ということ。
だから、町民の生命・財産を守ることより懇親会を選んだということなのだろう。
この発言を聞いて、まず、思ったのは「職員がかわいそう」ということ。
住民は自分が選んだトップなのだから・・・・。
でも・・・・。
「職員は、住民全体の奉仕者として・・・」と宮代町職員服務規程にあるとおり、使命感を持って宮代町役場で働こうと思っている職員が、こうしたトップの下で、数年間を過ごすと・・・・。
町民が選んだトップであって、自分が選んだわけではないのに・・・・。モチベーションを持ち続けられればいいが・・・・。
一般質問では、多くの課題や問題点が指摘され、宮代町のこれからについての論議が行なわれた。
【一般質問を傍聴して】
傍聴した私だけかも知らないが、執行側の答弁の中に「おや!」今までだったらこんな答弁はしなかったのではないかなと思うことが、数回見られ、その姿勢からか議論がかみ合っているように感じられる場面があった。
それは、執行側の答弁者の課長が真摯に議員の発言に耳を傾けるようになったためか、一部議員の質問テーマに対する勉強が深く、議員の発言を無視できなくなったのか・・・、ともかく、「かみ合っている」という感じを受けた議会だった。
それだけに、傍聴していても、退屈に感じることがない一般質問が数人の議員で見られた。
その要因は何なのか、課長の一人に聞いてみたが「これまでと特に変わった答弁を行なったとは思っていない」という。
私の、思い違いだろうか。
町長選を前に、執行側の課長が全方位となったとうがつことも出来るが、そうしたことではなく、ともかく、議会の論戦としては面白かった。
だが一つのことを除いては・・・・。
その一つとは・・・・。
論戦の中で浮かび上がってきたのは、この町の防災意識は本当に大丈夫かということ。
東日本大震災から2年余。その教訓を生かした、防災対策の進行具合は・・・・。
与党議員(?)がこの問題に切り込んだ。
「防災計画の見直しは進んでいるのか」と
「国や県の見直し等を待って・・・」と答弁。
「上位計画を待たなければ見直しは出来ないのか」
与党議員がいらだつのも分かる。災害対策は待ったなしである。なのに、国や県の見直しを待ってから・・とは・・・。
宮代町として3.11等で学んだことがあるだろう、そうしたことを盛り込んで、見直しを行い、早急に現時点で出来る最大限の「町民の生命と財産を守る」方策を計画すべきである。
なのに、役人的発想の「上位計画を待って・・」とは・・・。その間に、災害が発生したら・・・。
この与党議員の勉強力、理詰めの論理には敬意を表したい。良くぞ、指摘してくれた・・・。
与党議員のなかから、こうした指摘が出るほど住民の生命財産を守る意識が低い要因は何処にあるのだろう。
実は、この与党議員の質問の翌日。
例の、町長以下課長など幹部職員が平日の午後、休暇をとって、懇親会を開いた問題を取り上げた議員の質問に答えた町長答弁に見られる。
「過剰な危機管理意識は職員を疲弊させる」と発言したのである。
これまでも、失言と思われる(町民目線からすると)発言をしてきた町長なので、見過ごした議員もいたようだが、我が耳を疑った議員、傍聴席も少なくなかった。
危機管理に普通と過剰があるというその線引きをうかがいたいところだが、それはさておき、町民の生命・財産を守ることを「過剰な危機管理」と表現。
それより、職員の健康が心配というわけである。
不適切な表現かも知れないが、言い換えれば「税金を払っている人よりも、税金で食べている人の健康が大事」ということ。
だから、町民の生命・財産を守ることより懇親会を選んだということなのだろう。
この発言を聞いて、まず、思ったのは「職員がかわいそう」ということ。
住民は自分が選んだトップなのだから・・・・。
でも・・・・。
「職員は、住民全体の奉仕者として・・・」と宮代町職員服務規程にあるとおり、使命感を持って宮代町役場で働こうと思っている職員が、こうしたトップの下で、数年間を過ごすと・・・・。
町民が選んだトップであって、自分が選んだわけではないのに・・・・。モチベーションを持ち続けられればいいが・・・・。