ソメイヨシノの花が桜蕊となりつつあるが、実は、桜の先導を努めたり、妍を競ったりする野の花が、今年は開花が遅れ、出遅れた感じが強い。
宮代町の桜の季節には欠かせないノウルシ。
どうも、今年は元気がなく、桜に先を越させた感じ。
また、草の王という名前を持つクサノオウも、いつもなら桜と張り合うように花を咲かせるのだが、宮代町の状況を見る限り、どうも勢いがない。
もっと、いっぱいに花をつけていてもいいのだが。
じつは、この地点は桜とクサノオウが一緒に見られる地点なので、ここ数年、観察を行なっているが、今年はクサノオウの出遅れが目立つ。
クサノオウばかりでなく、宮代町の河岸を美しく飾るノウルシも遅いように感じる。
いずれも、春先に地中から芽を出し花茎を伸ばして花を開かせる。
地温と気温の関係が影響しているのか、地温のデータを取っていないので分からないが、ちょっと変。
いつもなら咲く誇っていてもいいのに・・・。
桜は散ったのに・・・・。
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