NO241巷話ー6(人情) 2010年02月04日 15時05分53秒 | アジヤ・ニュース 私の日課は、毎朝AM5:30から自転車でマニラ湾に面した公園を、走りしその後マニラ湾の埋立地の道を何周も同じくサイクリングをし約20キロを走ります。数日前、例の人情長屋の前にさしかかると表の屋根の軒下におばあさんと 5,6歳の女の子、7,8歳の男の子が寝ていました。シャワーで汗を流しコーヒーを飲んでいると熊さんが来ました。コーヒーを渡しながら先程見た光景を話すと「子供は父無子で母親が蒸発し家賃が払えなくなり大家から追い出されたおばあちゃんと孫達」との事でした。私が「可愛そうに」と言うと食べ物は長屋中で少しずつ持ち寄って食べさせ水浴びもさせているとの事でした。私は、原則的には、長屋の人たちにお金は貸しません。クリスマスには、お菓子などをバンボール1箱寄付します。葬儀のときにも香典はもって行きます。例えば1人にお金を貸すと長屋全部の人たちに貸さ無ければならなくなります。家のお手伝いさんもよく頼まれるらしいですが断っているそうです。皆さんに公平な友達で居たい為です。話を戻しますが、「あの人達はどうなるのか?」と聞いたら「ボス心配する事は無いです。母親はどこかの男に付いて行きお金がたまったら帰ってくる」だって!!「それまであの3人は軒下か?」「前も同じ事が有り約2ヶ月後に帰ってきた」だって、、それまで皆で面倒を見るんだって!! これこそ「人情長屋」だと思いました。私は熊さんにお菓子を渡して子供達には熊さんからと言って渡すようにと、、、熊さん曰く「半分は自分の子供達に渡す」だって!?! #海外ニュース « NO240.巷話ー5(真心) | トップ | NO242.巷話ー7(盗電) »
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