フィリピン仰天ニュース

フィリピン在住の為日本では信じられないような出来事を紹介します。

NO240.巷話ー5(真心)

2010年01月21日 09時57分22秒 | アジヤ・ニュース
我が家に20年間のながきにわたりパートのオバチャンが来ています。このオバチャンの住まいも人情長屋です。しかもこの長屋の女ボス的存在です。この女ボスが約25年前に捨て子(男の子)を拾い自分の子として育てました。2年後に自分の実子(男の子)が生まれ2人兄弟として育てました。苦労をして2人とも大学、専門学校を卒業させました。しかし、マニラも就職難で良い仕事が見つかりません。次男は、父親の関係でジプニーの運転のアルバイトをしています。長男は近所のお店で雑用係りのアルバイトをしています。 昨年、妻の父親が軽い脳梗塞で倒れ、、、11月に2度目の発作で寝たきりの状態になり介護とリハビリのため力強い男性が必要となり探していた所、この女ボスの長男が、妻の実家までの「交通費だけ出してくれますか?」勿論、「交通費、日当も出します」と言うと、この女ボスと長男が「交通費だけで結構です」妻との押し問答を聞いていましたところ女ボス曰く「2人の子供の入学金、学費などを妻から借金して卒業させました。人情長屋では大学まで卒業した者はいない。私たちには、なにもお礼が出来ません。せめてこの様な事態が起きたときは真っ先にお手伝いしましょうと家族で話していた。」との事。
妻もこの長男がまだ小さい頃から知っているので安心して父の面倒を見てもらえると思いお願いする事にしました。その後、真面目にリハビリ、下の世話、などを自分の父親のように介護してくれています。
    日本の若者にもこの様な真心がまだ残っている事を願っています。私も陰ながらこのやり取りを聞いて涙をこらえ切れませんでした。

NO239.巷話ー4(パートは偽者)

2010年01月11日 11時20分42秒 | アジヤ・ニュース
何年か前にこの偽者を記事にした事がありますが、いまだに続けているには頭が下がります。
この男の仕事は【偽交通監視員】です。私の家の近くにはフィリピンでは、超有名大学、超有名女子総合大学があります。毎朝、生徒達は自家用車で通学しており混雑は大変なものです。この偽者のいでたちは、腰に手錠、警棒をぶら下げ、手のは黒表紙の交通違反キップの綴り(偽物)を持ち、、、正式の交通監視員と交通監視員の中間に立ち笛を吹いて交通整理をしています。なにしろ交通規則、マナーなど無いも同然の国ですから違反車は沢山居ます。するとこの男は違反車を止め運転免許証を提示させ違反キップを書く振りをします。ドライバーも慣れたもので免許証の下に20ペソ(約40円)を忍ばせ彼に渡します。「OK行け!」此れで一件落着!!!毎朝、10件、200ペソ(約400円)がノルマだそうです。私の家の前の路地の出口には、バランガイ事務所及び警察官の溜まり場があります。この男が帰ってくると「今日はどうだった?」この男はタバコ(本売り)を警察官の頭数買って渡します。なんと適当な国なんだろうと思う反面住みやすい国でもあります。

NO238.巷話ー3パート(売春)

2010年01月09日 07時57分08秒 | アジヤ・ニュース
なにしろ話題の尽きない人情長屋である。この長屋の80%ぐらいの住人はサイドカーで生計を立てています。サイドカーとは自転車の横に小さな乗車スペースを付けて近場に乗客を運ぶ仕事です。なにしろ1年中暑いお国柄、近距離でも歩くのを嫌いますし引ったくりなどからも守れます。この仕事をしている42歳の男、妻が37歳、この男が近所ではなく見知らない客が乗ると「いい女が居るけどどうだい?」と声をかけるらしいと話題に上ったそうです。そこで、なにしろ暇をもてあましている住人達ですから「一丁からかいながら真意を確かめよう」と言う事になり、、、場外馬券売り場で知り合った男に、事情を話すと二つ返事で面白いOK.そこで近所のハリソンプラザ(商業施設)でこのサイドカーが、来るのを待っていました。やがてこのサイドカーが客を運んで来たので客が降りるのを待って乗り込みました。すると1分も走らないうちに、客の住まいを聞いたそうです。そして「いい女が居るけどどうだい?」と声をかけてきたそうです。この男も好き者「幾らだい?」「500ペソ(約1000円)」「高いもっとまけろ!」と掛け合いのうえ300ペソ(約600円)で話がまとまり近くの連れ込みホテルへ、、、今連れて来るからと言ってから10分ほどして女を連れて来たそうです。この好き者はしっかりとこの奥さんを食べ尽くし、、、意気揚々と引き上げてきて一言、、、「本当の話だったヨ、結構美味しかった。ヘヘヘ、、、」

NO237.巷話ー2(覗き)

2010年01月07日 10時07分56秒 | アジヤ・ニュース
低所得者層の長屋は、隣と壁は約1CMぐらいのベニヤ板1枚です。一番狭い部屋で家賃1ヶ月700ペソ(約1400円)です。狭い部屋は6畳ぐらいに台所、トイレ、水浴び場です。何処の国にも助平な人が居るものです。なにしろベニヤ1枚ですから隣の事は全て何をしているか分かってしまいます。ある部屋の住人が家賃を溜め大家にホッポリだされました。直ぐに新しい入居者が来たのですが、20代半ばの夫婦者でした。毎晩悩ましい声や、音を聞かされていた隣の住人は、仕切りのベニヤに小さい穴を開け毎日、覗き見を楽しんでいました。ところがこの住人がおしゃべりの為、友達に全てを誇らしげに話してしまいました。もう、長屋中の主だった人々に知れ渡り毎晩、入れ替わり立ち代わり住人が押しかけ覗きに来るようになり、、、「熊さん」が「ボス(私のこと)今晩どうですか?覗きに来ませんか?」だって、、、呆れて「いい加減に辞めておけヨ!若い夫婦者にバレルぞ!」と言ったら「熊さん」曰く「もう、とっくに旦那には、バレテいるんだ。旦那は誰か覗いているとエキサイトするんだって奥さんだけが知らないそうだヨ!」その為、長屋中の男達は奥さんにとっても親切にしているんだって!?!

NO236.巷話ー1(夫婦交換)

2010年01月04日 07時51分59秒 | アジヤ・ニュース

昨年の12月24日、Aさん夫婦とBさん夫婦がBさん夫婦の部屋でクリスマスを祝ってヤシの実でつっくた安酒(ウイスキーの様な物)を、各々1ボトルを持ち寄って飲み始めました。夜も更け2本目が空になる頃には、4人ともベロベロに酔いノックアウトダウン、雑魚寝状態です。此処まではよくある光景ですが、、、朝目が覚めてビックリ、4人全員がスッポンポン、そして、、、Aさん、Bさん、抱き合っているのがAさんがBさんの妻、BさんがAさん妻、スワップ状態でした。此処で4人が話し合いこのことは秘密にし、そして妻同士が話し合い時々夫を交換し倦怠期を楽しもうと言う事になったそうです。以後2日おきぐらいに楽しんでいましたが、秘密ごとはバレルものです。 ある朝、「熊さん」がBさんの部屋に行ったところAさんの妻が寝ていたとの事!!噂が長屋中を駆け巡りました。今では、Aさん、Bさん堂々と夫婦交換しているそうです。

 


NO235.熊さん、八っあん復活!!

2010年01月02日 13時11分03秒 | アジヤ・ニュース
私の家の近くに貧困層の人たちが住んでいる長屋があります。全ての住人が明るくお人よしです。此処に私が日本の落語に出てくる人情長屋を思い出させる通称「熊さん」「八つあん」も住んで居ます。最もこの名前は私が付けたあだ名です。なにしろ巷の噂話にかけては右に出るものが無いでしょう。
毎朝、私がコーヒーを飲んでいると「おはようス」と言いながらコーヒーを飲みにきて一頻り巷の噂話をして帰っていきます。かなり前ですが結構この紙面でも紹介していました。新年から暗い話や、残虐な事件を紹介するのもなんですからネ 巷の下ネタ、おかしな話を紹介していきたいと思っています。
 一つだけ、、、、12月下旬から1月1日までの花火、爆竹での死傷者は約600人、花火、爆竹による火災は約40件を数えました。***毎年の事ですがネ、、、懲りない面々です。***

NO234.謹賀新年。

2010年01月01日 08時53分11秒 | アジヤ・ニュース
謹賀新年  旧年中は「フィリピン仰天ニュース」へお立ち寄り下さいまして誠に有難うございました。 昨晩から今朝までフィリピン恒例の花火、爆竹の騒々しい音で2010年を迎えました。いまだに外は紫煙が漂っておりますが、今年もお時間が有りましたら「フィリピン仰天ニュース」にお立ち寄り下さい。 新年が皆様方に幸多かれ年になりますように祈っております。