フィリピン仰天ニュース

フィリピン在住の為日本では信じられないような出来事を紹介します。

NO245.巷話ー10(覗き)

2010年02月18日 13時28分19秒 | アジヤ・ニュース
人情長屋では、正式な風呂場(シャワー室)はありません。大体、トイレの横に青い大きなポリ容器(日本のゴミ入れ)を置き水を溜めておき、ひしゃくで汲んで水浴びをします。しかし、狭い部屋には、トイレが無く共同トイレとなります。当然水浴びもこのトイレにポリ容器を持ち込み水浴びをします。この共同トイレ兼風呂場(?)のドアは上下が開いていて誰かが使っていると表から分かる様になっているそうです。年配者は、昼間気温の高い時に水浴びをし、高校生以上の娘達は、薄暗くなってからの水浴びが多いいのだそうです。しかし、長屋のある二階(勝手に作ったバラック)から中が手に取るように覗けるそうです。人情長屋の若者達は、夕方になると密かにこの部屋に集まり若い娘達が、早く水浴びに来ないかと息を詰めて待っているそうです。忍耐の要ることですが、仕事も無く暇な連中ですから、、、、、八つあん曰く(俺も暇であるだと)
  ところで、バス(風呂に入った)とシャワー(シャワーを浴びた)の違いが分かりますか?
  *バス*とは、頭をシャンプーしたのをテイク・バス(風呂に入った)と言う。*シャワー*とは、頭を洗わないのをテイク・シャワー(シャワーを浴びた)と言います。!?!

NO244.巷話ー9(割礼)

2010年02月10日 14時19分13秒 | アジヤ・ニュース
フィリピンでは、3月末~4月の上旬から夏休みが始まり6月上旬に新学期が始まります。この夏休み期間中に小学校卒業した男子は大体、割礼をすることが多いいのです。中学校がなく高校へと進学する前に割礼をするのです。(宗教上の儀式)色々な手術方法があるらしいのですが、一番簡単な方法が上部を入り口から一直線にカットする方法です。この頃になると割礼した男の子たちの面倒を見るのが経験済の年長者たちです。カットした傷口が治るまで極力家から出ないで日本で言う「デカパン」を履き一物がパンツに触れない様にパンツをつまんで歩きます。よく言うテントを張った状態です。我が息子もごたぶんにもれずこの経験をしました。後学のために嫌がるのを、父親の権限を最大限利用し手術後を見せてもらいました。可愛いらしい息子が(本人の息子)余計哀れになりましたが、成長する過程において必要な事だと思いました。また、夏休みが近づいてきましたので外科医の稼ぎ時がやってきます。

NO243.巷話ー8(脱皮)

2010年02月08日 14時37分28秒 | アジヤ・ニュース
芋虫~蝶へ まさしく脱皮でした。私の記憶では、つい最近まで裸足で駈けずり回っていた芋虫【女の子】が蝶へ、、、、身長約170cmぐらいで凄い美人が人情長屋へ入って行きました。スペイン系の超美人でしたのでつい見とれてしまいました。熊さんが来た時に聞いてみました。「ボスも知っているでしょう!!Aさんの娘で15歳ですよ」「エー!!あの洟垂れ小娘が、、、、」私の記憶では、裸足で駆けずり回っている時も確かに整った顔をしていた事を覚えていますが、ほんの短い期間でこれほど変わるとは、、、、、確かにお母さんも整った顔をしていますが身長は、150cmぐらいか有りませんし父親も160cmぐらいしかありません。きっと何代か前のスペイン系の血がよみがえってきたとしか考えられません。きっと日本に連れて行き美少女コンテストでもエントリーさせたら、かなりいいところまで行くと思われます。へたをすると優勝してしまうかも知れませんヨ。熊さん曰く「皆、狙っているが全然見抜きもしないヨ!どこだか映画会社から声がかかったとか、テレビ局から声がかかったとか言われているヨ」私も、もし日本なら街でも歩いていたら直ぐにスカウトされてしまうと思われます。
まさしく芋虫からの蝶への脱皮でした。

NO242.巷話ー7(盗電)

2010年02月05日 15時24分28秒 | アジヤ・ニュース
「盗電」日本では、死語となりましたが、フィリピンでは、まだまだ健在です。3,4日前には、4~7歳の子供たちが5人一度に盗電している電線にふれて感電死しました。またマンゴーの実を取ろうととして盗電線にふれて大人が感電死しました。低所得者たちが住んでいる地区では盗電は日常茶万事に行われています。人情長屋でも同じです。昨日、電気会社から調査員が来たそうです。しかし、騒がず、裏へ調査員を呼び込み住人から少しずつ集めたお金1000ペソ(約2000円)を握らせ帰って貰ったそうです。私が「そんな事できるのか?」と聞いたら「いつもの事だよ!?」だって、、、しかし、あまり目立つと作業員が10人位突然とやってきて盗電線を全てカットし一家族一律に罰金を請求されるそうです。数年前にやられた時は一家族7000ペソ(約14000円)だったそうです。低所得者には大金ですので今では、盗電技術もかなり進歩したそうです。この国では、いまだに感電死する人が多く出ます。約10年位前でしたが、私の大親友で東京の在日フィリピン大使館の総領事が自宅の風呂場で感電死しました。休暇でフィリピンに帰国しマニラで一所に食事し「泊まっていくように」と言ったのですが車で8時間かかる自宅へ帰っていきました。その夜、感電死、、、、本当に悔やまれました。「なぜ、強引に引き止めなかったのだろう」今思い出しても、、、悔やまれます。

NO241巷話ー6(人情)

2010年02月04日 15時05分53秒 | アジヤ・ニュース
私の日課は、毎朝AM5:30から自転車でマニラ湾に面した公園を、走りしその後マニラ湾の埋立地の道を何周も同じくサイクリングをし約20キロを走ります。数日前、例の人情長屋の前にさしかかると表の屋根の軒下におばあさんと 5,6歳の女の子、7,8歳の男の子が寝ていました。シャワーで汗を流しコーヒーを飲んでいると熊さんが来ました。コーヒーを渡しながら先程見た光景を話すと「子供は父無子で母親が蒸発し家賃が払えなくなり大家から追い出されたおばあちゃんと孫達」との事でした。私が「可愛そうに」と言うと食べ物は長屋中で少しずつ持ち寄って食べさせ水浴びもさせているとの事でした。私は、原則的には、長屋の人たちにお金は貸しません。クリスマスには、お菓子などをバンボール1箱寄付します。葬儀のときにも香典はもって行きます。例えば1人にお金を貸すと長屋全部の人たちに貸さ無ければならなくなります。家のお手伝いさんもよく頼まれるらしいですが断っているそうです。皆さんに公平な友達で居たい為です。話を戻しますが、「あの人達はどうなるのか?」と聞いたら「ボス心配する事は無いです。母親はどこかの男に付いて行きお金がたまったら帰ってくる」だって!!「それまであの3人は軒下か?」「前も同じ事が有り約2ヶ月後に帰ってきた」だって、、それまで皆で面倒を見るんだって!! これこそ「人情長屋」だと思いました。私は熊さんにお菓子を渡して子供達には熊さんからと言って渡すようにと、、、熊さん曰く「半分は自分の子供達に渡す」だって!?!