小生のブログ愛読者で東北地方在住の方からメールを頂きました。『通称、山下ゴールド』と呼ばれる太平洋戦争時代の埋蔵金塊を、見つけたので掘り出す為の資金提供して欲しいという事に関して事実でしょうか？と言う質問でした。もう30年間使い古された詐欺です。フィリピンには、埋蔵金や、マルコスの隠し財産等々話を持ち回り詐欺を働くグループが５グループ確認されています。
日本の皆さん、第一にこの様な話は絶対にありません。！！第二にフィリピンの法律をご存知ですか？フィリピンの国内法も知らないで『美味しい話に飛びつかない事！！』小生の知っている限りにおいて、すでに17人の方々が被害に遭っています。お金だけの被害なら諦めもつくでしょう。何故なら詐欺に引っかかったのは自分が欲をかいたからです！！まだ、悲惨なのは金塊が発見したけど各方面にワイロつかませないと日本へ運べないとか、香港に持っていけないとか言って日本から資金を持ってきてくれ、、、、そうすれば金塊を持って日本へ帰れる！！などと言ってマニラへ呼び出し資金を取り上げて『ドロン、電話が不通になってしまう』福岡県の或る信用金庫の支店長のケースです。合計1800万円被害にあいました。その他では、犯人を探し追いかけて殺された日本人も居ます。あまり煩く追求すると100％殺されます。此方には5万円で殺人をする人々がごまんと居るのですヨ！！携帯電話番号を知っているからと安心していると、何時でも何処でも新しい電話番号が買えるので簡単に番号変更してしまうのです。日本ではあり得ない事が此処フィリピンでは起こるのです。 
美味しい話など絶対にありません！！ この東北地方の読者の方はその後のメールで話を断ったといってきました。小生の拙いブログを読んでいた為詐欺被害に遭わなくて本当に良かったです。
この所この様なメールの問い合わせが多くなってきました。
しかし、まだまだ色々な詐欺話があります、十分気をつけて下さい。
フィリピンに関する事で何かお困りの方は、遠慮なく下記までメールを下さい。 お力になれるかも知れません。
この所、集団すり(子供集団も含む)、集団ホールドアップ、警察官を名乗り恐喝、置き引き(レストラン内等)、強盗、引ったくり等の被害が多発しております。何時も思うのですが日本人は何故！！大金を持ち歩くのでしょうか？兎に角万全の注意が必要です。12月に入ると毎年、もっともっと被害が増えてきますので日本からの旅行者の方々は特に気を付けて下さい。また、町で買ってきた女の子に寝ている間に、財布、PC,携帯等を持っていかれ目が覚めたら誰も居ない、、、、、、、、この様な事件も多発しております。
台風30号がレイテ島に上陸してから約2週間が経ちました。日本でもTV.新聞等で甚大な被害状況が報道されています。世界各国から救援、援助の手が差し伸べられています。日本から３隻の自衛艦、多くの輸送機と１１８０人の自衛隊員が到着いたしました。小生もレイテの在る市長と友人関係なので連絡取っていましたがやっと連絡がとれました。何とかレイテ島に行きたいのですが、一個人で外国人である小生には行くすべがありません。セブ島経由そしてセブ島から船でレイテ島に行くことができますが何日かかるか分からないとの事で諦めました。市長もレイテ島には来ないでくれと言ってました。約５２００人が亡くなり未だ約１８００に不明者がおり、瓦礫の下に多くの犠牲者が居ると見られています。そして９８％を失ったタクロバン市では、未だに死臭が漂う悲惨な状況が続いています。もっと早くNO.439の続報と思っていましたが、毎日毎日、被災者、死亡者などの被災状況が変わり情報が錯綜していたのであえて記事にしませんでした。アメリカ海軍の航空母艦、補給艦、日本のヘリ空母、輸送艦、補給艦多くのC130輸送機が展開されている中、中国の援助がマニラ一般市民たちの間で笑いものにされています。何故か？ 此方の大企業の寄付金と同じ金額しか援助金を出さない。援助金はありがたいが、、、、、フィリピンも日本と同じように領土問題を抱えて中国と争って居る為だろうと言っていました。アメリカ、日本はいち早く軍、自衛隊を送り救援活動＝中国に対するデモンストレーションなのです。
