ＴＶニュースなどで大々的に報じられています。回教徒ゲリラ(アブサヤフ)との和平交渉が成立し国軍とアブサヤフとの銃撃戦が終了して約1年になろうとしています。成立前は毎日戦闘が繰り返されていました。今回の銃撃戦は、麻薬組織との間で発生いたしました。6ヶ月あまりの内定捜査で26箇所の拠点民家を特定し国家警察が一斉に踏み込みました。ところが、各所で麻薬組織グループの激しい抵抗に遭い激しい銃撃戦となりました。国家警察軍は『Ｍ１６ 自動小銃』と拳銃で応戦しました。ご存知のように『Ｍ１６ 自動小銃』は、米軍がベトナム戦争用に開発した軽量小型の自動小銃です。フルオートに切り替えると機関銃の様に速射できる銃です。(小生も何回も試射したことがあります。)麻薬組織は殆んどが拳銃を使用した為警察軍に押し捲られ現段階では7人が死亡し36人が投降逮捕されました。此処で日本と違うところは、銃撃戦の模様や、射殺された犯人等が映しだされることです。また、フィリピンはメキシコ系の麻薬組織の中間拠点となっているようです。国家麻薬取り締まり局が躍起となって撲滅に取り組んでおります。昨年大掛かりな密輸覚せい剤1回分として850キロが摘発されました。殆んどが北朝鮮、中国からフィリピンへ密輸されフィリピンから欧州へと運ばれるそうです。資金源はメキシコ系が出していると言われています。
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