みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

現実逃避でもいい。

2011-03-30 21:27:48 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
職場のワカゾーくんのお母様が倒れられた。

震災直後にも一度ストレスで病院に行かれたらしいが、
本日再度具合を悪くされて病院に行き、
ストレス起因の心の病と認定されたらしい。

私には医学的知識なんて全くないから、あくまでも素人判断だけど、
絶対テレビの見過ぎだと思う。
しかも、情報番組や報道番組の。
バラエティ番組の放送が復活したとは言え、
主婦の方々がテレビ見てる時間帯の情報番組は、まだまだ被災地の話や
原発の話でモチキリですもの。

まぁ、同じ主婦でもウチの母親みたいに強めの余震に滅入ってる娘に
ノー天気にTELしてきて、「揺れた?揺れた??♪」なんて
確認してくるくらいの、毛がボーボーの強靭な心臓をお持ちの方いるので、
一概にくくれないが、少なくともこのワカゾー氏のお母様は、
風評も含めた色んな情報をいちいち気にして、いちいち不安に陥っちゃう
タイプの主婦だったのだろう。


身内で言うと、母親よりも父親が心配だ。
完全にTwitterにハマってる我が父は、
かなり偏ったお考えの評論者のご意見に賛同し、
過激な投稿をリツイートしたり、一生懸命政権批判に勤しんでいらっしゃる。
還暦あたりのオッサンが陥りがちな、変な使命感に取り憑かれた状態
としか思えない。

父にとってはそれがストレス発散にもなっているのかもしれないけど
もともと精神的に落ち込んだ経験があらっしゃるだけに、
なぁ~~~んか心配だ。


短絡的な考えかとも思うけど、精神的な不安を抱えてるならば
今世の中に流れてる情報には触れないようにした方がいい。
ジブリとかジャニーズのDVDを借りてきて、夢と元気だけをもらっておいた方がいい。

図太いワリには意外と繊細(※自称)な私は、
芸能ゴシップに等しいくらいくだらない震災・原発関連のリツイートが
蔓延しているTwitterを読むのは出勤中ということにしている。
会社で同僚に話して、笑い飛ばすためだ。

帰宅したら、バラエティしか見ないし、ニュースな時間帯になったら
寝てしまうことにしている。

あとは、「経済復興を推進するのじゃ!!」とばかりに
ライブに行ったり、飲みに行ったりしている。
(私の禁酒は、震災後2週間で終焉してしまった。。)
音楽に元気をもらい、お店の方としゃべって大笑いしたりしている。


それでも、ときどき変な夢を見る。
大余震に遭う夢や、被曝する夢などだ。

ここまで頑張って現実逃避しててもこれかいな!、と思ってしまう。


繊細なようで結構図太い私ですらこうなんだから、
繊細なようで本当に繊細な方々は本当にもたないでしょう。


頑張ろうとか気をつけようとか気にするなとか
色んな話や意見が垂れ流されるがままに流れている昨今だから、
そんな話にいちいち耳を傾ける必要性なんて、全然ないと思う。

外に出よう。
映画を見よう。
音楽を聴こう。
買い物しよう。
飲食しよう。
アホな話もしよう。

それを「現実逃避」と呼ぶ人がいるかも知れないが、
それでもいいじゃないか。

カラダとココロの元気が何よりも最優先です。
私に言わせりゃこういう事態ではレッツ現実逃避、だよ。
不謹慎な行動さえ慎めば(まぁ、この基準がまた曖昧ですが・・)、
ココロの清涼剤としてのリフレッシュやエンタメは必要ですよ。



本当はさ、報道でもサイトでもいいんだけど、
楽しく愉快な話ばっかりを掲載したものがあるといいのにね。

石川遼くんの賞金全額募金宣言、とか、
石井慧、9カ月で離婚、とか。。


・・・あ、後者に触れるのは不謹慎??

虚。

2011-03-29 21:08:44 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
喉元過ぎた、とは思いたくないが、首都圏では余震もほとんどなくなり、
食物の品薄もそれなりに落ち着いて来ており、電車も比較的普通に運行。
今日に至っては計画停電もなかったりして(あっても会社は都内なので関係ないんだけど)、
何だか大混乱だったことが夢の中の出来事であったような錯覚さえ覚えるときもある。

でも、テレビを見ると、震災はまだまだ「今」のことだし、
弊社でも、まだまだまだまだ現場の混乱は続いている。


・・・にも関わらず、だ。


なんでウチの会社はイケてないんだろう。。


節電に協力すべく、定刻退社が基本ルールとなっている。
特にサービス開発という、今すぐのことに何ら関わりのないウチの部署は
ダントツで残業不要の部署となっている。

とは言いつつも、復旧復興に関わる業務もあったりしているので、
ごくたまに、緊急の残業をすることはあるにはある。
が、それも、「なるべく早く帰るように」ということを心がけている。

そんなウチの部署なりの努力も虚しく、昨晩20時過ぎに弊社社屋の前を
(お世話になっている居酒屋さんに健全を伝えに)飲みに行った帰りに
見てみたら、9割以上のフロアに煌々と明かりがついていた。。

確かに、残らざるを得ない部署はある。
前述したように、復旧復興に関わっている部署などがそうだ。
そこに対して「おい、節電しろ!」と怒るほどワタシも狭量ではない。

ただ、経営企画部や人事部など、緊急性がなさそうなところまで残っているのは
全くもって解せない。
「ウチの部署は特別だから。。」と思いこんでいるとしか思えない。

そのことを、経企の同期に指摘したところ、「世間に当社の方向性を
きちんと示す必要がないってことかな?」と言われた。

ちゃうっつ~の。
それを、通常時と同じような残業をしてまでやらなきゃいけない理由が
ドコにあるんだっつ~ことだよう。。

生憎このときのやり取りは、同期嬢は残業真っ最中でテンパり中、
ワタシは居酒屋で飲酒中での携帯メールでのやりとりであったため、
冷静なやり取りは到底ムリと判断し、彼女の仕事のピークが過ぎ去る
明日以降にジックリ話し合うことにして、意見交換を中断しているところだ。
決して彼女の職場の意義を否定したわけではないということを理解いただきたいし、
何よりも、「自分の部署は特別」なんて各部署が考えて色んな例外を認めることは
大袈裟にいうと会社の統制を経企自身が乱すことになりかねないことを
言っておきたいと思っている。

緊急じゃない例外を認めるというならば、
「ウチの会社は悪いけど節電には協力できないぜ!」と宣言しろっちゅ~の。


「こういう事態」ってのを、それぞれが自分のいいように捉えている傾向は
色んなところで見受けられて、特に顕著なのが社員の思考能力が
以前にも増して下がっている、ということ。。

エラい方々の言いなりですよ、完全に。

まぁ、そのエラい方々の指示が必ずベスト解だったらいいんですけど、
往々にしてかなり偏った考えだったりしてるわけだ。
これもまた残念なことだけど。

あまり詳細に言うと弊社の恥になるので控えておくが、
幹部のエゴイスティックな使命感に付き合わされて、結果的に現場に混乱を
もたらしてることがあちこちで起こっている。


本当に、残念なことである。

幹部が冷静且つ広い視野でモノゴトが判断してくださることがベストだが、
そうできていない時には、周りがちゃんとした判断を導くべく
適切な情報提供をし、場合によっては反対意見を述べなければいけいないのに、
それが全然できてない。
ウチの幹部も真性のアホはそんなにいないので、言えば分かるハズなんだけどな。


私、昨日、某部長ととある件でモメたんですよ。

部長さんは、早急にこういうことをしろ、と言ってきたんですが、
私はそのソリューションは却って現場が困ると思えてならなかったので、
それを切々と説いて、折衷案も提案していたのだが、
早急の対応を焦られている部長氏もご自身のお考えを譲らない。

揚句の果てには、「キミと話してることは時間のムダになる」と言われ、
現場のA部長と直接連絡を取られ、A部長からB部長に話が取り次がれ、
・・・・・・結局、自身のお考えを撤回された。

撤回の理由について詳細の記載は避けるが、
原因は、わずかな情報だけをもとに、反射的に対応を考えられたことにある。
残念ながら私の説得だけでは理解していただけなかったが、
私、A部長、B部長それぞれが異口同音に同じような懸念と代案を示したことで、
この部長氏はご自身の考えの誤りに気付いてくださった。

「時間のムダ」と言われたときは、アタマに来るというよりは、
結構尊敬していた部長さんからのコトバだっただけに残念な気持ちだったが、
最終的にこの部長さんはこっちが恐縮するくらいの猛省を示された
詫びメールと詫びのTELを私にまでくださった。
ちょっと余談となるが、ここまで自分の非を認める部長さんは
当社ではかなり珍しい。その潔さというか、誠意みたいなものに、
私は「さすが私が尊敬していた部長さん!」、と、ちょっと嬉しくすらなった(笑)。


今回の出来事は、ある意味常識的な考えをもち、それをちゃんと伝え、
且つ、相手の考えも理解できる人たちとの関わりだったので
うまく収束できただけなのかも知れないが、
そういう解決の可能性をショッパナから放棄し、
な~~んにも考えないでヘイヘイと上司・幹部のいうことに従っていると、
本当に危険なのではないか、と私は痛いほど実感した。


・・・が、そういう風に思ってくれている社員が、
いまの弊社にどれくらいいるんだろう。。

ゼロではないさ、さすがに。
でも、・・・・少なそう。



そう思うにつけて、私はただただ虚しくなるばかり。
弊社の将来は大丈夫なんだろうか。。

こんなにも独りよがりだったり意志薄弱だったりする社員が
本社に蔓延してて、果たして被災地のお役に立てるのだろうか。。。


考えれば考えるほど、虚しく、悲しい。


PRAY For Tohoku, PLAY For Tohoku

2011-03-21 22:09:58 | ちょっと論じる
テレビでは徐々に・・・というよりはもっと急激に、
震災報道が薄くなってきたような気がする。
そして、Twitterでは(私がフォローしていないだけかも知れませんが)、
「【拡散希望】○○の安否を探してます」というリツイートを
ほとんど目にしなくなり、果たしてこれらの現状は、いいことなのか悪いことなのか、
またしてもよく分からなくなってきた昨今です。

バラバラになった避難者の皆さんや、行方が分からなくなった方々の情報、
ちゃんと届くべきところに届いてるんでしょうか・・・?

原発の話もシーベルトの話もヨウ素の話もそれなりに関心はありますが、
そのせいで大切な情報を流す時間が奪われているのだとしたら、
ヨウ素の話はもっともっと薄くしていいんですけど。。。
風評を信じる人には、いくら厚く報道しても通じないと思うよ。


被災地への関心は絶対なくしちゃいけないし、
ひとりでも多くの方の無事をみんなで願いたい。
海外からは、「PRAY For JAPAN」と主に言われているが、
ニッポンにいる私からすると、「PRAY For TOHOKU」のコトバが
もっともっと広まって欲しい。


その一方で、過度の自粛ムードは早いところ取っ払いたい。
再生復興のエネルギーの素となる元気を養いたい。


相変わらず賛否あるようだが、音楽・演劇の興行・イベントは
どんどんやるべきだと私は思う。
あまりにも大規模になると節電の観点から望ましくないのかも知れないけど、
ある程度の娯楽はどんどんやればいいさ。


それがニッポンを元気にするんだもの。



私は、この前の木曜日には川上次郎さんの主催のチャリティーイベント、
翌日のCLUB251でのwash?さんのライブに続き、
今日は日比谷シアタークリエでミュージカル『ウェディング・シンガー』を
観てきました。

いずれの公演も、開催・継続にあたっては賛否両方の意見があったようです。
ファンと思しき方でさえも、「不謹慎だ」「公演中に地震が来てけが人が出たらどうするんだ?」
などなど、、厳しいコメントを、関係者のブログなどで目にしました。

でもね、実際に現場に行った者からすると、やっぱりやっていただいてよかったな、って
思うわけですよ。結果オーライと言われるかも知れませんが実際事故はなかったわけだし。

人の絆を感じさせるライブ、トコトン元気なライブ、愉快で快活で楽しいミュージカル。
いずれの公演も、ここ最近緊張しっぱなしだった私のココロを軽く、温かくしてくれました。


何よりも、私が観たこの3公演はいずれも、気持ちを東北に寄せられている。
本当は直接何かを施したいけど、自分たちにできることは歌い、踊ること・・・。
多分だけど、そんな気持ちで皆さん演奏・演技をされているのです。

だから、私たちも余計に元気がもらえる。
元気をもらって、「私たちも、何かしなきゃ!」って前向きに考えられるようになる。



“PLAY” For Tohoku.


そんな動きもすごく意味のあることだと、
私は思えてならない。



PRAY For Tohoku
PLAY For Tohoku


それぞれ、とっても大切なことなのだ。
きっときっと。。。

首都圏の混乱は確実に鎮静化。その次にやるべきことは。。

2011-03-19 11:26:47 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
弊社でも、弊社なりに被災地復興策が検討されているんですが、
その策を誰が実行するのか、ということで議論になるお粗末ぶり・・・。

担当では、「オレたち、現地に行かされるのかなぁ・・」という話題が挙がる。
私を含め、派遣されることに全く抵抗のない者もいるにはいるが、
「オマエ行けよ」「イヤイヤ、俺にはまだ家族計画が・・・」とか、
ヘラヘラデカい声で話しているバカモノが担当部長含めて多数おり、
そんな彼らに心の中でここでは書けない不謹慎な罵声を浴びせている私です。

まぁ、こんなご自分主義なアホウを派遣されても、被災地の方々の迷惑になるだけでしょうから、
別にいいんですけどね。。。


そんな私の癒しは、気の合う人との会話、睡眠、NHK(登坂アナも支援登板!)、
そして音楽、ですね。

計画停電が夕方に予定されていた昨日一昨日は、ライブに行って募金をしてきた。
・・・と書くとものすごい善人みたいですので正直に書くと、
募金しつつ、音楽を楽しませていただいて、元気をもらってきた。

昨日、地元駅についてのは0時過ぎ。
家に足りてない物資は特にはないのだが、数日前にスーパーに行ったら
報道されているとおり何にもなかったので、その数日後の姿が
どう変わっている(or変わっていない)か、確認してきた。


先日なかったもの:
 トイレットペーパー、ティッシュ、おむつ、生理用品、米、乾電池
 水ペット、お茶ペット、カップ麺、パスタ、醤油(高いの以外)、牛乳、粉ミルク

数日前、これらのコーナーは、文字通り空っぽ。何の商品も陳列されていなかった。
まさに、異常事態。


で、昨日の深夜に寄ったスーパーの状態。
相変わらず、上の段に記載したもの(ペーパー類、米、乾電池)は、なかった。
牛乳、粉ミルクは自分的に全く必要なかったのでチェックし忘れたが、
水ペット、お茶ペット、カップ麺、パスタ、醤油は、一部数の少ないのは
あったものの、全て復活。

ラスト1本だけ残ってたご愛用の「サントリー天然水」を買ってきた。
これはラス1だったが、キリンの水はまだ沢山並んでた。

パスタも、一部麺は品薄だったが、ショートパスタは潤沢且つ“生活応援価格”で
ご提供。ちょうど家になかったので、2種類ご購入。


卵の売り場には、ダース売りのもの少しと、たくさんの「ヨード卵・光」が並んでた。
ここぞとばかりに、誰かへの見せしめのように(誰もいないんだけど)、
「ヨード卵」買ってやったわよ!!


どうじゃ!!


このペースだと、3連休中には何事もなかったかのように普通の営業に戻るんじゃないかしら。
その様子を見て、そもそもこの状況を作った買い溜め民族たちはどう思うんだろう?
買い溜めした自らの行為を恥じるのか、フツウに「あーヨカッタ♪」と安堵するのか・・・。

もちろん、ひとり暮らしの私と、家族もちの方とでは、モノの消費のペースが
全然違うし、その分、こういう事態における緊張感や切迫感も違うんだと思う。
でも・・・・・。
・・・・・・・・・・何かやりきれないのは、私の理想主義ゆえなんだろうか。


私も日々たくさん笑ってるし、「あーヨカッタ♪」って思うことだっていっぱいある。
正直、今日計画停電がなくなったことも、大変嬉しい。

でも、昼間っからキャッピキャピのバラエティ番組を放送しながらも、
いまだL字型枠での震災関連情報が取れていないテレビ放送のように、
・・・ていう例えが適切かやや不安だが、
ココロの隅っこ・・よりももっと大きな割合で、被災地の方々に想いを馳せ、
自分の状況に申し訳ない気持ちになる。

意識してそうなる、というよりは、条件反射のように、そうなる。

で、そう思うことが、復興への原動力になるような気がするんだ。


自分の周りの環境が正常化していくことを望み、喜ぶのは、
ある意味当たり前で仕方がないこと。
キモは、自分の環境が満たされたとき、全体「ハイこれで終了~」って思わないで、
「じゃ、今度は自分以外の方々を満たせるようにならなきゃ」って思うことだと思う。

それが、必ずしも現地派遣ではないとも思うけど、気持ちは震災地に向けて欲しい。
向けていたい。
ウソでも冗談でも、・・例え本音でも、
「あんなトコ行きたくないッスよぉ~~」なんて、聞きたくない。

テレビやTwitterを見ていたら、たくさんのアスリートや有名人が、
「自分にできることは何なのか考えたい」「自分に何ができるだろう」と
考えてくださっている。
一瞬、「誰も解持ってないンかいっ!」とツッコミたくもなるくらい、
皆さん異口同音に仰ってる。

それが、新たなmovementへの序章・助走なんだと私は思う。
これからみんなが自分にできることを考え、自分なりに実行する。
すでにそれをやって、実行に移してる人々だって、いる。


正解なんて、ない。
でも、すべてが正解になることだって、あると思うんだ。

想いの結集。

2011-03-18 00:16:49 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
某銀行のATMが停止したというニュースを聞いて、
そこがお給料の振込口座になっている私は怒り、怯えた。
オウ、給料日に給料入ンなかったらどうしてくれるんだ?、と。
本当に入って来なかったらどうしよう・・・?、と。

昨日某局の募金口座になけなしのお金を振り込んだけど、
それもちゃんと届いてるのカヨウ?
こちらの口座からはしっかり抜かれて、向こうに届いてないってことは
まさかあったりしないダロウなぁ・・?

しかしその不具合理由を知り、怒りや不安は一変、和みへと変わった。

・・・募金の振込手続き過多が原因と推定されるんだそうだ。
美しい話じゃないか。


今日は、大規模停電が起こるかもというくらいの電力不足で
国交省が鉄道会社たちに電車の数を減らせといい、
電車が減ったら帰るのに時間がかかるからヤバイとの話になって
早期退去命令がいくつかの会社さんで発令されたらしい。
ウチの会社は命令というほどではなかったが、早退許可が出た。
「ミヤマイちゃんも、帰っていいぞ」と言われたが、
私にはモタモタしたい理由が2つあった。

その1. どうせ今頃新宿も渋谷も大混雑だ
その2. そしてどうにか帰っても、自宅は計画停電真っ最中だ

こんなの、気を滅入らせるために帰るようなものでしょうよ。
だったらライブ行くでしょうよ。

川上次郎さん呼び掛けによる、
ライトダウン・アンプラグド・生歌 チャリティーライブ。

こういうイベントには賛否あるし、まだまだ余震の心配もあるので
余計なお世話ながら集客が心配だった。

・・・が、それは本当に余計な心配だった。


大入御礼・大盛況。
途中で一度ケイタイからの緊急地震警報が鳴り、そのあと少々揺れたが、
混乱することも全くなく、イベントは滞りなく終わった。

少しでも電気を使わないようにするために、席に設けられたキャンドルたち。
優しいあかりと、予想以上の温かさを提供してくれて、
それだけでみんな和めるのに、そこに数々のアーティストによる
素敵な音たちが繰り広げられ、ますます和まされ、元気づけられ、盛り上げられる。

クッサイ表現にしかならない自分の国語力が残念だが、
会場がひとつになって、感動すら与えられた。

これまたうまく言えないが、このイベントをひと言でたたえるとしたら、
「成功」ではなくて「正解」だったんだと思う。

こういうイベント、単なる茶番だったり、自己満足だったり、
内輪盛り上がりだったり勘違いだったり・・・、
批判されるための材料や表現はいっぱい取り揃っている。
でも、今日のイベントは、本当に震災のために何かアクションをしたい、
そんな純粋で一途な気持ちが結集したことにより、
たくさんの方が来て、
たくさんの募金が集まって、
たくさんの方々の気持ちが温まったんだと思う。



被災地の方々からすると、決して気持ちのいい話にもならないのかも知れない。
被災地ならずとも、不謹慎だと思う方もいるのかも知れない。

でも、ちょっとだけでもいいから分かってほしい。
企画者でもなく、出演者の熱狂的なファンというわけでもなく、
(珍しく)酒も飲んでいない私が、
「正解」と感じる、そんなイベントだったということを。

全然まともに表現できてませんが、

分かってもらえるといいな。



余談ですが、自宅に帰ってみると、停電した形跡があった。
なんか・・・・・満足。



頑張ってるさ。頑張っていこう。

2011-03-14 20:35:51 | ちょっと論じる
スーパーに行くと70年代か?、って思うくらいトイレットペーパーがない。
ミネラルウォーターやお茶類もないし、何ならワインもだいぶ品薄。
(言っとくけど、アタシャ買ってないぞ。)
カップ麺も少し前からなくなってるけど、パンもスナック菓子すらもない。

今日ビックリしたのは、オムツや粉ミルクなんかもなくなってる。
赤ちゃんにいるご家庭はさぞかしお困りなんじゃないか。。

「不要不急の買い物は控えて」と言われながらもみんな買い込んでるんだろう。
残念なことだ。
・・・と言いつつ自分もやはり会社のコンビニで水ペットを見つけて買い込む。
我田引水な心を持つ自分を実感し、自己嫌悪に陥る。


方や、被災地はそんなぬるいモンじゃない。
本当に、何にもないんだ。
水や食料、命にかかわる医療器具もない。
涙ながらに救援を訴える町長さんのインタビューに、もらい泣きをするとともに、
何の手も差し伸べられない自分を恥じる。

家を失った方、伝統を途絶えさせざるを得なかった方、仲間を失った方。。
たくさんの喪失が、人々の心に傷を残す。


やりきれないね。


方や、原発や電気会社や電車会社の非難批判をする声が挙がる。
言ったって仕方がない。彼らだって手を抜いているワケではないだろう。
9.0なんていう、未曾有の大地震のあとで、何とか日常生活に支障を
きたさないよう、一生懸命やってるはずだ。
ウチの会社があの会社のどれかだったら、もっとヒデェことになってる自信がある。
まじでまじで。


募金の活動が広まっているのは嬉しい。
コンビニなんかはもちろんのこと、ネット募金も広まってるし、
野球のオープン戦のニュースをさっき見たけど、
たくさんの募金が寄せられていた。
阪神大震災を経験した方も、募金されていた。
別のオープン戦では、バックネットの電光掲示板は表示されていなかった。
節電も心がけてくださっている。

こういう動き、嬉しいね。


私が大好きな音楽の世界でも、動きが出てきています。
節電のために営業を中止するライブハウスなんかもいらっしゃいましたが、
逆に営業をして、募金を募る動きも活発になってきました。
演奏は、極力電気を喰わないよう、アンプラグドなアコースティックライブがメイン。

「自分にできることなんて何もない」と決めつけず、
できそうなことを考え、見つけて、やってみることが大事だと思う。
目立たなくてもいい。微力でもいい。
みんなと同じでも、違っててもいい。

今すぐできなかったら、ちょっとあとでもきっと、いい。


できることを、できる人が、できる限りやれば、
それでいいんじゃないだろうか。


みんなが今頑張ってると、私は信じたい。


絶望と、希望。

2011-03-12 23:25:45 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
東北にいるわけでもないのに被害者ヅラする気は全くないが、
昨日の地震は本当につらかった。
初台弊社社屋の揺れの大きさ・長さもさることながら、
窓から見える隣のビルの異様な揺れよう、
度重なる余震に怯え疲れ切ってしまった。

これまで何度も「会社辞めたい」と思うようなストレスを感じてきたが、
今回の恐怖によるストレスはそれをゆうに上回るものでした。。。


そんな緊張感をほぐそうとしているつもりか虚勢を張ってるのか、
「すごい地震だね~~~♪」と、ヘラヘラ・ニヤニヤしているだけで
何の統括性を発揮しないブチョウ氏にはそもそも期待はしてなかったけど
やはり失望した。仕事ぶり見て分かってたけど、彼にはやはりリーダシップはない。
その後のテレビの報道映像に、ひとりが反応するのをきっかけに
まるで街頭テレビのようにみんなして群がり、
「おぉ~~~、スゲェ♪」「これマジやべぇよな♪」と、
対岸の火事ならではのお気楽感で、あたかもエンタメ番組でも
見てるかのようなチャラく不謹慎な反応をする社員に幻滅した。
すぐそばに東北に肉親・親戚をもつ社員がいるかも知れない、なんていう
配慮のかけらも見えない、無遠慮な“楽しみ方”だった。
かと思えば、思いだしたように宮城のトモダチ、トモダチのトモダチなんかの
名前を挙げて会社の電話から何度も何度も電話して
「やべぇつながんねーつながんねー」とか言って
深刻そうに心配する自分に酔っているワカゾーたち。
心底怒りを覚えるとともに、とうとう我慢しきれなくなって
叱り飛ばしてやりました。

あんなオトナたちに誰が育てた・・・。
「会社やめたい」の気持ちは大上昇。
余震のストレスも加わり、胃通まで覚える始末。


私のケイタイは地震直後から音信不通になってしまったので
ずっと電源を切ってた私ですが、22時過ぎにフト思いついて電源をONに
戻したところ、10をゆうに超える数の友人・知人からの安否確認メール。
物質的には何の被害にも遭っていない私でも、めっちゃ救われた気持ちになった。

しかし、そんな優しい方々も含めた善意ある人々の気持ちを弄ぶように
垂れ流される、無責任・未確認・無根拠なチェーンメール的情報。。。
悲しくなった。


そんなチェーンメール情報を否定するエダノ氏の話を生放送する報道機関。
しかしその一方で、恐怖をあおるようなドキュメント映像だけを流し、
ともすれば自慢でもしているのかと思ってしまうほどの勢いと強さで
「壊滅的」というコトバを連呼しているキャスターやアナウンサー。
インタビューをさけまくってる被災者の方々から何とかコメントを得ようと
執拗に追い回すレポーター(どっかの局で生放送してた)。
私的過剰演出や私的使命感ばかりが画面から伝わってきて、沈鬱な気持ちになる。

でも、再会を喜ぶ親子の映像や、救出される方々の様子をここ数時間は
重点的に報道している某局。
電力の復活や配給に感謝するツイートのRT。
国内企業による支援や、海外からの支援・応援メッセージ。
節電の呼び掛け、募金の呼び掛け。
惨状の中に垣間見える美しく温かい、人の強い心。
勇気と希望をもらえた。


私たちは本来は、きちんと心を痛め、きちんと希望をもち、
きちんと元気をあたえられる人たちであるんだ。
そうじゃない人を見て不快に思う気持ちはやはりあるが、
そんなのに構うことなく、私たち本来の“強さ”を信じ、
その存在をちゃんと見抜ける人間でいよう。


いまの私には、そう決意することくらいしかできない。



ちっちゃいオトナ。

2011-03-07 23:46:17 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
まぁ、ウチの会社も大概ちっちぇ~ニンゲンが多くて
悶々・クサクサとしてしまうことがままありますが、
最近は弊社のみならず、世の中全体的にちっちぇなぁぁぁ、
と、思わざるを得ないわよねぇ。


まずは、ヤホウ知恵袋で“公開カンニング”をやってのけた青年のこと。
やった本人もアホウだが、こんなことを深刻そうに報道してた大人たちも
オトナたちだ。

私が見たテレビでは、「単独犯はありえない」と決めつけて
わざわざ色んな検証してましたよ。ヒマねぇ~。
aicezukiくんが本当に単独で実行したかどうかはまだ分かんないけど、
単独だろうと複数だろうとヤホウ知恵袋を利用するなんていう
お粗末な手段を使った19歳のお粗末な知恵を小馬鹿にすればいいんだ。
アホウな話をどうしてそこまで重大事件のように扱うのか。。。


もっとアホウなのは前原くんへの追及ですよねー。
鬼の首取ったみたいに4年で20万の献金を追及するオトナたち・・。
昔の黒い献金といくつゼロの数が違うんだろうか。。

もちろん、額が多ければ悪で少なければ悪じゃない、というつもりはない。
でもさぁ~、もっと優先して協議すべきことがいっぱいあるでしょうよ。
重箱の隅っこをつつきまわす、新手の牛歩戦術のようにしか思えないって。

そのうち、「街なかで歩きタバコをしてた」「燃えるゴミの日に不燃ゴミを出した」
とかいう理由で辞任されちゃう閣僚がでるぜ、こんなことしてると。


もっと大上段に構えて、虚勢でもいいから威勢よく振舞えないかね、
ニッポンのオトナたちよ。
こんなチマチマしてるから、薄っぺらい年金救済策を出しちゃうのよ。


・・・お?何か知的じゃない?アタシ(笑)。



最近の報道に出てくるおかしなオトナたちのちっちぇ姿の縮図が、
弊社で展開されている。

これはある意味、仕方ないことなのか?
そうは思いたくないねぇ。。。




何にもしない週末

2011-03-06 23:04:21 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
初台の某名医(←あくまでも個人の意見です)のおかげで
咳は徐々によくなっていたのですが、最近になって徐々に悪化してる
雰囲気もあり、名医に相談。
いわく、「花粉症ではないか」とのこと。

10代の頃かなりひどい鼻炎だったワタシですが、
当時の名医(@大阪)のおかげで完治し、
以来風邪のときを除いては鼻水とは無縁。

んで、今も無縁。。。
花粉症なんてありえましぇ~~~ん!!


・・・と思いつつも、ヤホウで「花粉症 咳」なんて感じで調べてみると、
咳だけの花粉症ってのもあるそうな。

初台の名医はアレルギーにはお詳しくないらしく、調べてもらえなかったので
武蔵小杉界隈のアレルギー科を調べてみる。

と、駅の反対側にあるのをみっけ。
お散歩ついでに行ってみる。

初台の某名医は、名医過ぎて誰も近寄らないため(←個人的見解です)、
全然患者さんがいないんですが、ムサコのクリニックさんは大人気。
20人近くの方が待ち受け状態。
延々々々々々・・・待って、診療に呼ばれたのが1時間後。

最初に通されたのが、「耳鼻咽喉科」。
中に入ると、おじぃちゃん先生。
申し訳ないが、少々ヤな予感。


案の定、問診票に「セキが出る」とデカデカと書いておいたのも関わらず、
「どうしました?ハナですか??」と聞かれた。
・・・まぁ、花粉症の時期ですからね。仕方ない。

「イヤ、、、鼻水はでなくて、咳がひどいんです。。」と申し上げたところ、
「ほぉ~~~~、で、どんな感じで出るの?ハナミズは??」
噛み合わなぁ~~~~~~い!!!

そんなトンチンカンなやりとりをしつつも何とかワタシの症状と、
アレルギー診断をして欲しいんす、という意向をご理解いただく。
別のお医者で咳の薬を処方されていると知ったおじぃちゃんの不機嫌さといったら・・。

その後、血液検査用の採血なのですが、
・・・・ワタシ、ヒトサマよりも腕の血管が細く、しかも深いところにあるらしく、
人間ドックでも献血でもいつでもどこでも採血にひと手間かかる。
大抵の看護師さんが、「・・・・あらぁ~~~・・・」と難色を示し、
右腕から左腕、また右腕、といった具合に左右の腕を見比べて、
五十歩百歩ながらもどっちがマシかを吟味される。

今回も、例にもれず、腕を見た瞬間にご沈黙。
いたたまれなくなって、「ワタシ、血ぃ抜くの難しいらしいんです。。」と自己申告。
「ですよねぇ~~~・・・」と、看護婦さん。

自信なさげに針を刺した看護師さんでしたが、意外や採血は順調に済み、
待ち時間が9割以上を占めた総計2時間くらいの診療が終わりました。

診察料6千円以上だって! 血液検査ってそんなにかかるの・・??
今月は本当にカネがかかる・・・(涙)。


金欠だから、というワケではないが、この土日は医者通いを除いて
ほとんど家から出なかったワ。
ヒトサマを招いてダラダラしてただけ。


食って、飲んで、寝て、起きて、食って、歌って(Wiiカラ)、食って、
洗濯して(色々あって4回も)、ボ~~~ッとしてる。


何か、脱力して仕事を忘れられた、いい週末だったなぁ~~~・・・。
パワーをもらった感じこそしないけど、緊張がほぐれた実感はある。

いい週末だ。


ちなみに血液検査の結果は来週判明です。
季節的な色んな花粉、ハウスダスト、ネコ(←自覚があるため確かめたかった)に
対するアレルギー性が明らかになるのだ!!

乞うご期待!!?

オンニャノコの節句ですから・・♪

2011-03-03 09:22:34 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
朝10時の打ち合わせに直行なのをいいことに
優雅に寿司太郎(笑)。


年に一度しか作らない錦糸卵。
最近はこんなものまで売ってるんだ~、なんて昨晩すうぱあで感心してしまいましたが
さすがに買わずに自分で焼いた。

卵の下に敷いた桜でんぷたるものは初めて買った。
カワイイ色してなかなか魚臭いぞ。

えびは外せないね。
勢いあまってイクラもつけたぜ。
余談ですが、ひそかにイクラよりも好きなとびこちゃんは
残念ながら冷蔵庫で腐ってます・・。


はまぐりくんたちも昨晩からたっぷりと砂を吐いてくれていたので、
やや塩分過多な感じのお吸い物もまぁ許せる範疇。



天気もいいし(寒いが)。


「今日は楽しいひなまつり」、日和。

朝から雰囲気はバッチリですわ。


綺麗にできた寿司太郎とお吸い物。


残業帰りの私の

優しい夜食にもなることでしょう。