みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

絶望と、希望。

2011-03-12 23:25:45 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
東北にいるわけでもないのに被害者ヅラする気は全くないが、
昨日の地震は本当につらかった。
初台弊社社屋の揺れの大きさ・長さもさることながら、
窓から見える隣のビルの異様な揺れよう、
度重なる余震に怯え疲れ切ってしまった。

これまで何度も「会社辞めたい」と思うようなストレスを感じてきたが、
今回の恐怖によるストレスはそれをゆうに上回るものでした。。。


そんな緊張感をほぐそうとしているつもりか虚勢を張ってるのか、
「すごい地震だね~~~♪」と、ヘラヘラ・ニヤニヤしているだけで
何の統括性を発揮しないブチョウ氏にはそもそも期待はしてなかったけど
やはり失望した。仕事ぶり見て分かってたけど、彼にはやはりリーダシップはない。
その後のテレビの報道映像に、ひとりが反応するのをきっかけに
まるで街頭テレビのようにみんなして群がり、
「おぉ~~~、スゲェ♪」「これマジやべぇよな♪」と、
対岸の火事ならではのお気楽感で、あたかもエンタメ番組でも
見てるかのようなチャラく不謹慎な反応をする社員に幻滅した。
すぐそばに東北に肉親・親戚をもつ社員がいるかも知れない、なんていう
配慮のかけらも見えない、無遠慮な“楽しみ方”だった。
かと思えば、思いだしたように宮城のトモダチ、トモダチのトモダチなんかの
名前を挙げて会社の電話から何度も何度も電話して
「やべぇつながんねーつながんねー」とか言って
深刻そうに心配する自分に酔っているワカゾーたち。
心底怒りを覚えるとともに、とうとう我慢しきれなくなって
叱り飛ばしてやりました。

あんなオトナたちに誰が育てた・・・。
「会社やめたい」の気持ちは大上昇。
余震のストレスも加わり、胃通まで覚える始末。


私のケイタイは地震直後から音信不通になってしまったので
ずっと電源を切ってた私ですが、22時過ぎにフト思いついて電源をONに
戻したところ、10をゆうに超える数の友人・知人からの安否確認メール。
物質的には何の被害にも遭っていない私でも、めっちゃ救われた気持ちになった。

しかし、そんな優しい方々も含めた善意ある人々の気持ちを弄ぶように
垂れ流される、無責任・未確認・無根拠なチェーンメール的情報。。。
悲しくなった。


そんなチェーンメール情報を否定するエダノ氏の話を生放送する報道機関。
しかしその一方で、恐怖をあおるようなドキュメント映像だけを流し、
ともすれば自慢でもしているのかと思ってしまうほどの勢いと強さで
「壊滅的」というコトバを連呼しているキャスターやアナウンサー。
インタビューをさけまくってる被災者の方々から何とかコメントを得ようと
執拗に追い回すレポーター(どっかの局で生放送してた)。
私的過剰演出や私的使命感ばかりが画面から伝わってきて、沈鬱な気持ちになる。

でも、再会を喜ぶ親子の映像や、救出される方々の様子をここ数時間は
重点的に報道している某局。
電力の復活や配給に感謝するツイートのRT。
国内企業による支援や、海外からの支援・応援メッセージ。
節電の呼び掛け、募金の呼び掛け。
惨状の中に垣間見える美しく温かい、人の強い心。
勇気と希望をもらえた。


私たちは本来は、きちんと心を痛め、きちんと希望をもち、
きちんと元気をあたえられる人たちであるんだ。
そうじゃない人を見て不快に思う気持ちはやはりあるが、
そんなのに構うことなく、私たち本来の“強さ”を信じ、
その存在をちゃんと見抜ける人間でいよう。


いまの私には、そう決意することくらいしかできない。