みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

食材の秋。

2013-11-02 21:36:46 | ちょっと論じる
例えば有名ホテルやグルメ番組で紹介された名店(と言われるところ)に行って、食べて、
「やっぱり美味しいワァ~~~~♪」と大感激する方は、
ニッポンジンの何パーセントくらいんなんだろう。。

私はそもそもあんまりそういう肩書や情報に踊らされない、というか、
踊らされることを好まないので、あんまりそういうところに行かないのですが、
たまに友人に誘われて、たまに個人的に気が向いて、そういうお店に行ってみたりしますが、
「やっぱり美味しい~~~~♪」と思ったことはほぼナイ。
まぁ、ハードル上げ過ぎてるということもありますが、ぶっちゃけそんなに美味くない。

・・・と思ってしまうには、血筋もあると思うけど。
今年の夏に、母と某ホテルにディナーしに行ったのですが、京都人の母は終始、
「美味しナイ」と酷評でした。(だったら誘わなきゃいいのに・・。)
関東ってだけで店の味をコキ下ろすのが京都人の母のプライドかも知れませんが、
京都某ホテルのランチコースについても「美味しナイ」と言ってましたので、
本当に母は自分の舌に忠実なんだと思います。

その母あってのこの娘ですし、且つ、私は幼少の頃から「コレは美味い」「コレはアカン」と
京都人夫婦の父と母の食卓の会話を聞かされて生きてきましたので、
自慢じゃないが、そこそこ舌は確かなの。
美味いか美味くないかは、お店のブランドやメニューの肩書じゃなくて、
アタシが決めること。
美味い店は、他人じゃなくって自分で探すもの。
有名だって、高くったって美味くないものは美味くない。
まぁ、以前同期と行った築地の寿司屋があまりに美味しくないのに
みんなが「さすが築地!」と絶賛しているのにハラ立てて
「築地の底力はこんなモンじゃない」「これで築地を語るなんてありえない」
などと絡み(ポン酒飲み過ぎてましてん・・)、場の雰囲気をめっちゃ悪くしてからは、
本音を言う場所と言う相手は選ぶようになりましたが・・。


で、前置きが長くなりましたが、昨今の「食材偽装」問題について。
当初のニュースの扱いが随分雑でびっくりしましたが、やはり大問題になりましたね。
この問題は、私は聞いた瞬間からアリエネェって思いました。

でも、

ちょっとだけ思うのは、それでも「やっぱ美味しい♪」とカンゲキした方がいるなら、
その方には怒る権利はないと思うのよねぇ・・・。
食べて、「ん?コレ本当に高級食材か??」と疑問を抱きつつ高いカネ払って帰られた方は
怒り心頭で怒っていただきたいが、満足してたならそれでイイジャン、と思う。

ブランドに誤魔化されるような舌を持ってるアナタが悪い。
あ、これはちなみに自分がだまされたとしても、そう思って諦める。

てか、ニッポンジンの舌がそうやってブランドや肩書でだましやすくなっちゃったから、
今回みたいなコズルい事件が続々と起こるんじゃなかろうか。


今日、いつも使ってる某大企業系スーパーとは違う、地元系小型スーパーで食材を買いました。
「食欲の秋」と言いますが、最近何買ってもイマイチで軽く戸惑ってたんですが、
ここで買った食材がいちいち美味しかった!手頃なのに。

大型スーパーのものとは異なり、どう見ても新鮮そうで尚且つ厚切りなお刺身。
実際食べてみたら、飛び上がりそうなほど美味だった。
ほたても、本マグロも、カワハギも。
それでいて、価格は500円ちょっとくらい。

原木シイタケも、そのまま焼いて塩するだけで、大感激な美味さ。
大小5コくらいで250円ちょっと。原木シイタケにしては安いと思いません?

自分の料理のウデが上がったのかと勘違いしそうでした。
刺身パック開けて、シイタケ焼いただけなのに(笑)。


食欲の秋だからこそ、「何食べても美味しい」に陥らず、
「本当に美味しいもので大満足」したいものです。
カネ払ったから、有名だから美味しい、と自己満足しないように・・・。