みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

復興支援を続けよう。

2012-08-23 20:55:49 | 私なりの被災地支援
お友達のボサノバシンガー、リンリンさんからのいただきもの。
銀座の気仙沼アンテナショップで購入されたという、『鰤ほぐし』。


めっっっっちゃ 美味 !!


鰤の身のさっぱりシットリした感じと、お醤油の味にほのかな生姜の味も感じられて
ご飯がご飯がススムクン♪


フト瓶の裏を見てみる。




ん? 「ブリ」って書いてないじゃん、と思っているそこの素敵なアナタ!
そんなアナタのために、瓶の正面にちゃんと書いてあります!
 ↓ ホラ!!


ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
お勉強になる瓶ですね。



ですが、残念なことに、リンリンが鰤ほぐしを買ってくれた銀座のアンテナショップは、
今月いっぱいで終了されてしまうそうです。。

う~~~ん、残念。


震災から1年半も経っていない今ですが、
少しずつ、支援ムードが小さくなっているのが気になってきました。
アンテナショップもさることながら、ボランティアツアーが開催不可になったり、
ニュースも少しずつ減ってきたり・・・。

それが、復興が進んで震災地の皆さんの生活が元に戻ってきている証拠と
言えるならいいことですが、実際は元の生活なんて、まだまだまだまだ、、な方が
いっぱいいらっしゃるはず。。
震災直後のような報道も正直気が滅入ってしまいますが、
あまりに早く“もとどおり”になっしまうのも、
震災の記憶の風化が促進されてしまいそうで、不安を覚えます。


リンリンさんは今も被災地へのボランティアなどに勤しむ一方、
色んな形で被災地への想いを喚起していらっしゃいます。
桃梨』さんという、私が気に入っている別のアーティストさんは、
被災地に新品Tシャツを届けよう というプロジェクトをずっと続けていらっしゃいます。
支援を継続する、ということは、本当に立派だと思います。


自分のことを振り返ると、私は、震災直後は募金フリークとなりました。
そして、新作直後と昨年夏の2回、前述の桃梨さんのTシャツプロジェクトに
わずかながら協力をさせていただきました。

が、今年に入ってやったことは、昨年末より企画していた石巻への手作りCM募金と、
つい最近ようやく参加した、東北のライブハウス作りをお手伝いする募金のみ。。
金額が全てではないとは言え、募金額は昨年の半分どころか1/4かそれ以下。
世の風化を嘆きながら、自分自身の支援意識が風化しつつあるのに気づかされます。


SMAP×SMAPでは今でも毎週(多分、毎週)、
被災地への募金を呼びかけています。
誰の意思だとかそういうのは別として、こういう継続行動というのは素晴らしいと思います。



被災地ではまだまだまだまだ、支援は必要なはずです。
忙しいから、異動したばっかだから、お金がないから、なんて言い訳ばっか並べてる自分に反省。


何か、やらねば。



石巻 on the bright side。

2012-06-06 23:19:54 | 私なりの被災地支援
先日投稿した石巻のお話ですが、あらゆることに温かいような、切ないような、
複雑な想いをしたのは事実。

でも、今回の投稿は、トコトン楽しく、軽快な旅行記としての、
明るいフェーズの話をしたいと思います。
(創作脚色、という意味ではなく、一方の面の話を寄せ集めた、という意味です。念のため。。)


手作りCMの制作費カンパなどのバックアップに協力したヨコハマ某所の愉快な
仲間たち・「チームシエスタ」御一行はバスを貸し切って行かれたんですが、
私は諸事情ありまして、行きのみ自力で電車乗って行きました。


JR石巻線、素敵です。





1席が向かい合ってる電車、初めてでとってもワクワク。


石巻駅に到着した私を出迎えた「009」さん。



石ノ森先生からの、「ようこそ」。



なかなか見られないコラボ。


ほかにも散々石ノ森ワールドを堪能し、お外に出たら駅舎もやっぱり石ノ森ワールド。



「マンガロード」と呼ばれる、立町商店街へ。
広島の尾道との寄せ書きが書かれたこいのぼりたちが泳いでます。


その途中にある、仮設商店街。
先日の投稿の、「仮面ライダーパンジー」の絵が描かれている施設です。


翌日買ったシルク食パン、美味しかったです。



事前学習ゼロだったせいでやや迷いつつも、〈石巻・手作りCMプロジェクト〉の題材とさせていただいた
【かめ七】さんに到着。





左にある階段を上がったところが今回宿泊させていただいた、「復興民泊002号」。
(↓今回は女子部屋として使った方のお部屋)



街を散策すると、手作りCMのお店があちらこちらに。
(※実際に歩いた順番とは少々異なりますが、一気にまとめさせていただきます。)

【カネナオ】さん。


(CMで登場するネコの市川あび蔵さんには会えず・・・。)




【大町 品川や】さん。 カネナオさんのお隣です。




【向山靴店】さん。 こちらも、すぐ近くです。





ちょっと歩くと、

【COFFEE SHOP ROOTS】さん発見


手作りCMでは、この左側の建物が店舗でした。






【復興バー】。ライブのあとにこちらでしこたまウィスキーを飲んでしまいました。




【プロショップ まるか】さん。




ここがスゴかった!

おさかな!


カニ!


こんなに見てたらもうすぐ夕飯なのに、ついついつまみたくなって同行者4名でお刺身購入
&イートイン♪


優しいおばちゃまから、お茶やご飯やアレやコレやの大サービス。
何もかも、美味しくて嬉しかったです。

ちなみにこちらでは、割烹「滝川」さんも営業。


97年続く老舗割烹らしく、震災の影響で閉店中の店舗の立派なたたずまいと
「がんばろう石巻」の絵を、途中のお散歩中に撮影して印象に残っていたお店でした。





そして、万をじして(?)のお夕飯。
「松竹」さんの、素晴らしい割烹料理。



・・に加えて、ウニ飯!


・・・・に加えて、カニさんの茶碗蒸し!!


みんな大感激だったことは言うまでもなく、
まるかさんで既に食べ過ぎた私たちは、申し訳ないことに食べ残してしまいましたが、
優しい松竹さんは、お持ち帰りをさせてくださりました。


「もう帰って寝るんでいいんじゃない?」なんて薄情な台詞が横行する中(笑)、
当初の目的だったはずの、「原田博行withシエスタ」ライブ会場、囲(IRORI)へ。
IRORIさんのロゴマークのオレンジと奇しくも同系色だった、ツアー横断幕を貼って、準備万端!


中から見たら、こんな感じ。


で、ライブ。


我々一行が前方を陣取ってしまいましたが、
見に来てくださった商店街の皆様にも楽しんでいただけたと思っています。

演者たちも、感激しています。
 ⇒ 原田博行
 ⇒ SIESTA (じゅん / あかね(ATLIER SIESTA)


Facebookも出来てました。
石巻・手作りCMプロジェクトFacebook



1泊2日の強行スケジュールでしたが、濃厚で、思い出深い旅でした。
でも、きっとこの旅だけで終わることはないと思います。
きっときっと、近々、またフラリと遊びに行っちゃう気がします。
「遊びに」、というコトバはまだ不謹慎なのかも知れませんが、
それでも私は行くと思います。

そして、わずかながらでも、このブログや数少ない友人などへの発信を通して、
石巻への関心が絶えず降り注ぐようにしたいです。

なんとなく懐かしく、優しく、あたたかく、それでいて力強い街。
それを、できる限り多くの方々に知って、楽しんで、応援してもらいたい。


今回、強く強く思ったことです。



石巻行ってきました。

2012-06-04 23:39:29 | 私なりの被災地支援
いや~~~、、、5月は全く何にもできませんでした。
仕事しかできませんでした。
屈辱。。。

でもその甲斐あって、東京某所で開催した展示会は大盛況。
説明員としてやってきた若手社員も感激・満足してくれたみたいで
よかったよかった。


そんなご多忙な日々を送ってクライマックスと終焉を迎えた翌日に、
石巻に行ってきました。

石巻に手作りCMを作ろう、というプロジェクトに賛同・協賛した仲間たちによるツアー。
震災以降、様々な理由で被災地を訪れられておらず、後ろめたい気持ちを抱いていた私と、
おんなじような気持ちを抱いていたメンバー10余人による、大人の遠足。


折しも、世界のトヨタが「ReBORN」という企画で信長さん(木村拓哉さん)と、
秀吉さん(ビートたけしさん)が訪れていた石巻。
CMと同じようなシーンを観てきました。











震災から1年しか経っていないとは思えないほど、私の目には、「普通」が戻ってきているように
見えました。
街の皆さんの笑顔がどれもとても素敵で、こちらが癒されました。

でも、やはり震災の傷跡はそこかしこに。



住宅街から家いえが消え、だいぶ少なくなったとは言え、がれきの山が風景となっていました。


古い時代のものと思しき家から、



新築と思われる家まで。。




二階建てのアパートの階段が無くなっていたり、、、



遠くには、打ち上げられたままの船が、
これも、当時よりは圧倒的に少なくはなっているものの、
まだありました。



こちらは、昨年の紅白で長渕剛さんが歌われた、震災で炎上した学校。





さきほど紹介したトヨタさんのCMで、たけしさんは海に向かってバカヤローと
叫ばれていましたが、私はそんな言葉すら出ない、胸に詰まるものを処理できずに
ただ歩き続けることしかできませんでした。


この石巻の街を、当時以上の姿に変えて盛り上げようと取り組まれている、
石巻2.0の方からも、街歩きガイドの前に当時の様子を写真で見せていただきました。



写真でも恐怖を覚える津波の様子・・・。




上記の写真の、横たわっている船は、
私たちが今回お昼をいただいたお店の目の前に来ていたものでした。





掲載したらキリがないくらい、まだまだ震災の爪痕は深い。

でも、、、無責任な言い方かもしれないけど、この街には明るさと前向きさがあった。
多分、強い精神力を備えた地元の方々に惹かれ、相乗するような感じで、
ボランティアやピースボートの方々が積極的な支援をされているので、
どんどんどんどん元気になっているんだと思う。


仮設商店街にあった多摩美の学生さんが描かれたという壁画が印象的でした。




隠れ仮面ライダー。




石ノ森章太郎先生も、きっとこの街のパワーの源になってると思う。



書き足りず、伝えきれてませんが、取り急ぎ、そんな感じでご報告でした・・・。