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どだい無理なハナシ(歯無し)、歯周病の予防をしっかりと。

2012年06月05日 | 健康情報一般

どだい無理なハナシ(歯無し)、歯周病の予防をしっかりと。
(最新更新 2018.6.15)

 土台がなければ家は建たぬ、歯茎がなければ歯は立たぬ、どだい無理な歯無し
 うろ覚えですが、何年か前に歯医者へ通っていたとき、歯科医師会の月報か何かに、このような格言めいたものが載っていました。
 これを見て、思わず吹き出してしまいました。誰が考えたのか、ドダイを「土台」と「どだい」に、ハナシを「話」と「歯無し」に、2つも引っ掛けるとは、いかにも面白いです。
 さて、歯茎ほど重要なものはないでしょう。
 虫歯ができていなくても、歯茎がしっかりしていないことには、食べ物を十分に噛むことができず、消化不良になるだけではなく、脳の働きも落ちます。

 先ずは、消化不良に関して。
 “痔にはボラギノール”・“便秘にコーラック”ではなく、“痔も便秘もアセス”なのです。
 丈夫な歯茎が育っていれば、十分に咀嚼でき、胃や小腸に負担が掛からず、大腸も健全さを保てますから、痔にも便秘にも悩まされることはなくなるのです。
 小生(63歳)もアセスなどの歯槽膿漏改善歯磨きを毎日使っているのですが、これを10年ほど前から使うようになったら、たしかに歯茎が丈夫になりました。何年か前に行った歯医者さんにも“いい歯茎してるね”と褒められたところです。
 もちろん、痔も便秘も患っていません。
 少々古いデータで恐縮ですが、「45~55歳で88%の人は歯周病に罹患している」との実態調査(平成11年)結果が出ているくらいですから、予防のためにも40歳を過ぎたら歯槽膿漏改善歯磨きを使っていただきたいものです。なお、歯医者さんで定期的に歯石を取ってもらうことも重要です。

 次に、脳の働きに関して。
 歯茎が丈夫であれば、力強く噛むことができます。すると、あご関節の筋肉運動が脳細胞に心地好い刺激を与えて、脳細胞が活性化し、理解度、記憶力が向上します。
 つまり、よく噛むことで脳細胞を絶えず刺激しますから、ボケ防止になるのです。
 
これは、中高年に限らず子供にも言え、頭脳との関わりが深いものです。
 子供のおやつはスナック菓子ではなくて、干しスルメでも与えることです。
 ところで、小生、これが大好物でして、ある日、晩酌後に2本目の缶ビールをチビチビ飲みながら、干しスルメを1枚、少々無理して食べてしまったところ、虫歯治療で被せてあった歯がぽろりと外れ、かつ、翌日歯が浮いてしまい、歯医者さんのお世話になってしまったのです。そのときに、冒頭の格言が目に入ったわけです。
 なお、歯医者さんに、“いい年こいて干しスルメなんぞ噛んだらいかん”と、叱られたところです。それ以来、干しスルメは、ほんの少々食すだけに止めていますが。

 歯の衛生週間が始まりました。
 虫歯予防も重要ですが、“歯茎がなければ歯は立たぬ、どだい無理な歯無し”なのですから、歯茎をより大事にしていただきたいものです。

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